大雪明け ― 2014年02月17日 00:13
週末の大雪も止み日差しも出て来たので、雪解けの様子を見るのを兼ねてちょっとブックオフまで出かけて来ました。
一昨日の日記では寒々とした景色を見せていた竹林の雪もかなり解けて、今日は明るい日差しに輝くようです。
駅の近くを流れる小さな川です。
雪解けの水を集めてかなり水量が増えています。
正面の橋の下には上流から流れ着いたシュロの木が根を張っているのですが、この寒さにも負けず青々とした葉を広げていました。
道路の雪は歩道についてはほぼ解けて、歩く分には問題無さそうです。
明朝の通勤は何とかなりそうですね。
電車に乗って近所のスーパーに寄ってみましたが、思ったよりも品揃えがしっかりしていました。
流通が止まっていると思ったのですが、仕入れ業者の皆さんが頑張ってくれたんですね。
ありがとうございます。
ですがさすがに魚の値段は高く、今日は諦める事にしました。
その後ブックオフへ、。
まもなく読み終わる、エリザベス・ベア作の第一部HAMMERED、第二部SCARDOWNに続く完結編WorldWiredです。
全作ともそれぞれ文庫で500ページを越える大作ですね。
第一部はカナダを舞台としたスチームパンク的味付けの世界観の中で、軍人上がりの主人公がギャングや殺し屋と絡みつつ地球規模の陰謀に巻き込まれて行く物語。
第二部はコンピュータ上の全人格プログラムの協力を得たカナダ対グローバル企業に操られた中国の宇宙規模の戦闘。
完結編は地球外知的生命体とのコンタクトと、ナノロボットを使った全人格プログラムによる温暖化した地球の再生。
近年のSFで使われるプロットのテンコモリの小説です。
テンコモリ過ぎて第二部では第一部で重要な役割を演じた登場人物を軌道からの質量兵器で一掃してしまうなど、ちょっと強引なストーリー組み立ても見られる気がしました。
登場人物が多過ぎて収集つかなくなったのかな、とか勘ぐってしまいました。
全体を通すと政治的駆け引きのくだりが多く、その辺りの政治的面倒くささが嫌いな私には、ちょっと合わない小説だったかな、と言う気がしました。
とは言え、1、500ページ規模の連作をすっきり読み終える程度には面白かったと思います。
今日見つけて来たのはこれ、SF界、ハードSF界で名の知られるフレデリック・ポール作、「時の果ての世界」です。
ハードSFの定義は、物語の展開、プロット、登場するテクノロジーが、理工学的な面で科学的にまたは空想科学的に筋が通ったものである小説の一群です。
例えば武器が登場したりする場合、例えば物質分解兵器ならどのような理屈によって機能するのか空想科学的にでも説明出来なければいけません。
光線をビーっと撃てば何故だかパーっと宇宙船が飛び散るなんてのは無しで、その原理としてクォーク同士を結びつけるグルーオンの相互作用を阻害し量子同士の結合構成を破壊する、とか何らかの科学的理屈付けが必要です。
もちろん光速を越える速度を出すなど相対論的限界を超えたりするのも論外です。
その場合はジャンプ航法に頼るのでしょうが、それでもジャンプを可能とする何らかの理由付けが必要です。
要は屁理屈でも何でも良いからキチンと説明出来る物しか使っちゃダメと言う事ですね。
もちろん上の物質分解の屁理屈は私が適当に作ったので、ハードSF的には0点で有ること事を先に謝っておきます。
この小説は1993年に文庫化されているので約20年前の本です。
この作者の小説はほとんど読んでいるはずなのですが、記憶に無いので楽しみです。
もう一冊は、バリントン・J・ベイリーの「スター・ウイルス」です。
この小説も20年以上前に文庫化されていますが、こっちは確実に未読です。
興味をそそる本が三冊入手出来、良い買い物が出来ました。
ブックオフでは時々こういった珍しい本が入手できるのが嬉しいですね。
一昨日の日記では寒々とした景色を見せていた竹林の雪もかなり解けて、今日は明るい日差しに輝くようです。
駅の近くを流れる小さな川です。
雪解けの水を集めてかなり水量が増えています。
正面の橋の下には上流から流れ着いたシュロの木が根を張っているのですが、この寒さにも負けず青々とした葉を広げていました。
道路の雪は歩道についてはほぼ解けて、歩く分には問題無さそうです。
明朝の通勤は何とかなりそうですね。
電車に乗って近所のスーパーに寄ってみましたが、思ったよりも品揃えがしっかりしていました。
流通が止まっていると思ったのですが、仕入れ業者の皆さんが頑張ってくれたんですね。
ありがとうございます。
ですがさすがに魚の値段は高く、今日は諦める事にしました。
その後ブックオフへ、。
まもなく読み終わる、エリザベス・ベア作の第一部HAMMERED、第二部SCARDOWNに続く完結編WorldWiredです。
全作ともそれぞれ文庫で500ページを越える大作ですね。
第一部はカナダを舞台としたスチームパンク的味付けの世界観の中で、軍人上がりの主人公がギャングや殺し屋と絡みつつ地球規模の陰謀に巻き込まれて行く物語。
第二部はコンピュータ上の全人格プログラムの協力を得たカナダ対グローバル企業に操られた中国の宇宙規模の戦闘。
完結編は地球外知的生命体とのコンタクトと、ナノロボットを使った全人格プログラムによる温暖化した地球の再生。
近年のSFで使われるプロットのテンコモリの小説です。
テンコモリ過ぎて第二部では第一部で重要な役割を演じた登場人物を軌道からの質量兵器で一掃してしまうなど、ちょっと強引なストーリー組み立ても見られる気がしました。
登場人物が多過ぎて収集つかなくなったのかな、とか勘ぐってしまいました。
全体を通すと政治的駆け引きのくだりが多く、その辺りの政治的面倒くささが嫌いな私には、ちょっと合わない小説だったかな、と言う気がしました。
とは言え、1、500ページ規模の連作をすっきり読み終える程度には面白かったと思います。
今日見つけて来たのはこれ、SF界、ハードSF界で名の知られるフレデリック・ポール作、「時の果ての世界」です。
ハードSFの定義は、物語の展開、プロット、登場するテクノロジーが、理工学的な面で科学的にまたは空想科学的に筋が通ったものである小説の一群です。
例えば武器が登場したりする場合、例えば物質分解兵器ならどのような理屈によって機能するのか空想科学的にでも説明出来なければいけません。
光線をビーっと撃てば何故だかパーっと宇宙船が飛び散るなんてのは無しで、その原理としてクォーク同士を結びつけるグルーオンの相互作用を阻害し量子同士の結合構成を破壊する、とか何らかの科学的理屈付けが必要です。
もちろん光速を越える速度を出すなど相対論的限界を超えたりするのも論外です。
その場合はジャンプ航法に頼るのでしょうが、それでもジャンプを可能とする何らかの理由付けが必要です。
要は屁理屈でも何でも良いからキチンと説明出来る物しか使っちゃダメと言う事ですね。
もちろん上の物質分解の屁理屈は私が適当に作ったので、ハードSF的には0点で有ること事を先に謝っておきます。
この小説は1993年に文庫化されているので約20年前の本です。
この作者の小説はほとんど読んでいるはずなのですが、記憶に無いので楽しみです。
もう一冊は、バリントン・J・ベイリーの「スター・ウイルス」です。
この小説も20年以上前に文庫化されていますが、こっちは確実に未読です。
興味をそそる本が三冊入手出来、良い買い物が出来ました。
ブックオフでは時々こういった珍しい本が入手できるのが嬉しいですね。
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