町田サンスイ とブックオフ2015年02月26日 00:14

数日前の日記の続きになりますが、町田の六角堂でトンコツラーメンを食べた後はブックオフに向かってみました。

通りをノンビリ歩いているとこんなお店が。

2015_02_22_02_町田サンスイ_外観


釣具の「サンスイ」です。
関東の釣り師なら誰でも知っている有名店ですね。

渋谷や新宿などに店が有るのは知っていましたが町田にも有るとは知りませんでした。

2015_02_22_02_町田サンスイ_入り口


「サンスイ」の入り口です。
この店はこれまた有名な上州屋などとは異なる高級路線を歩んでいるようで、店の造りも小奇麗な印象が有ります。

中に入ってみましたがハンドメイドルアーが大量に並んでいたりフライのタックルエリアも大きく取られていたりで、やはり上等な雰囲気が感じられました。

ところが、奥で怒鳴り声が聞こえます。
どうやら制服を来た警備員に何らかの手落ちが有ったらしく、客らしき一人の男がその警備員を怒鳴りつけています。

万引きと間違えたかその男に不信な態度が有ったのか分かりませんが、しつこい怒鳴り声が店内に響き渡っています。

どちらに非が有るのか分かりませんが、大変に不愉快。
男側に非が無かったとしてもしつこい恫喝をする人間は私は大嫌いです。

と言う事で気分も良く無いので退店。
ブックオフへと。

2015_02_22_02_アレステア_レナルズ_量子真空_厚さ


ブックオフでは気になったSFの文庫、アレステア・レナルズの「量子真空」を入手。

何が気になったかと言うと、その厚さです。

酒の肴に買った木綿豆腐より厚い、約5センチの厚さ。
数十年の文庫本生活で最大級の厚さです。

そこかよ!の声が聞こえそうですが、持ち歩くのにさえ不便そうな迫力が私を引き付けました。

まあ、「量子真空」って単語は、ハードSFファンのアンテナに触れる単語ではあるんですけどね。

ちょっと町田のブックオフへ2015年01月04日 00:22

正月の間特にやる事も無くてゴロゴロしてましたが、昨日は町田まで行って来ました。

ブックオフで本を探してみようと思い立った訳ですが、まずは昼食です。

とは言えまだ正月三日、開いているお店も少ないと思われ良さそうな店を探して歩くのも面倒なのでいつものように博多ラーメン「博多っ子」へ。

2015_01_03_04_博多っ子_外観


今回はいつもの駅前店ではなくて、本店の方へ。

博多っ子駅前店

博多っ子本店

この「博多っ子」チェーンですが、各店で味がえらく違い、この本店も以前の訪問ではあまり良い印象が無かったのですが久しぶりに確認を含めて訪れてみました。

2015_01_03_04_博多っ子_ラーメン


博多ラーメン、650円です。

麺は柔らかではありますが細麺、長浜ラーメンのような加水率の低さはあまり感じられません。

駅前店の方は、これはもう私の知っている範囲では九州ラーメンとしては最低の謎の麺ですがスープが美味いので通っています。

スープについては、駅前店の方では灰色っぽくまた丼の中で複雑にムラが見られて、いかにも手作り感の有るスープですが、この本店のスープは駅前店とは大きく異なります。

インスタントの九州ラーメンのように一様に真っ白に乳化していますが、トンコツ由来の旨味、コクがあまり感じられません。
醤油ダレもピリピリした塩味を感じるだけで、醤油その他の甘味、コクがあまり感じられず、白いゼラチンを溶かした塩湯を飲んでいるような感じ。

どうしてこのように違う味なんでしょうね。

セントラルキッチン方式なら駅前店とスープがこんなに違うはずは有りませんし、不思議です。
他の店でもこれと似た味の経験が有るので、きっと駅前店だけが特殊で美味いんでしょう。

今回で2回訪れて同じ印象だったので、しばらく来ないんじゃないかなと思います。

2015_01_03_04_大島紡


ショッピングセンターを歩いているとこんなお店が。

大島紬推奨のお店だそうです。

一時、奄美大島に集中的に釣りに行った時期が有り、またメンバーの一人が実際に大島紬と同じ手法で泥染めの体験をした事も有って大変に懐かしく感じます。

LCCが飛ぶようになって安く便利になったので、近々行きたいものです。

そして本来の目的地のブックオフへ。

2015_01_03_04_ブックオフ_ゲートウェイシリーズ


今日の収穫はこれ。

フレデリック・ポールのデートウェイ4部作の2~4巻です。

これらのシリーズは40年前ほどから始まったシリーズですが、今でもそのハードSFとしての魅力は衰えていません。
私自身は既読でしたが、たまたま一巻を読み返してみると、ストーリーは全て忘れてしまっていて、またそれ故に大変面白く読めたので全て読み返す為に探していた本です。

このゲイトウェイ2は、1997年に増刷された物。
ゲイトウェイ3は1988の初版、同じく4は1996年の増刷です。

大変に楽しみで、現在読んでいるK・S・ロビンソンの「レッドマース上下」を読み終わったら早速こちらに移行したいのですが、一つ困った事が。

ゲイトウェイ3,4は上下の2巻構成なのですが、3は上だけしか入手出来ませんでした。

読み始めたら一気に読みたいところですが、下巻が手に入るまで待つかとりあえず3巻の上まで読んでおくか、今嬉しい悩みを抱えつつ考えているところです。

117クーペ と ラリイ・ニーブン2014年06月21日 03:23

昨日はちょっと忙しくて日記が一日分飛んでしまいました。

まあ仕事なので仕方無いですね。

先週末の土日は夜勤だったせいか、どうも体がシャキっとしませんでした。
梅雨に入り湿度、気温も上がってきたのも影響しているかも知れませんね。

夜勤明けの東名高速にこんな車が走っていました。

2014_06_16_05_117クーペ.jpg


いすずの1970年代のフラッグシップカー、117クーペです。
日本が誇る名車の一つですね。

写真では分かりにくいですがこの車、ちょっとボッテリした感じのリアデザインと後部座席のウインドウからリアウインドウのラインを見ると、どうもPA90いう初期型じゃないかという気がします。

となるとハンドメイドモデルだった可能性が有り、そうだとすると貴重な一台と言えるかも知れませんね。

ちょっとだけ並走しましたが大変綺麗に乗られていて、オーナーの深い愛情が感じられました。
末永く頑張って走って欲しいものです。

そう言えば名車中の名車、トヨタ2000GTが先日倒木の下敷きになって大破する事故が有りました。

ネットで見ているとこの車、修理が開始されて復活する可能性が有るようですね。

古い車でパーツも無いはずなので、一点物で作り出したりするのでしょうが、とんでも無いほどのお金が投入される事になるのでしょう。
レストアには長い時間がかかると思いますが、なんとか復活してくれる事を祈りたいと思います。

夜勤明け、ちょっとブックオフに寄ると懐かしい本が有ったので買って帰りました。

2014_06_16_05_ラリイニーブン_時間外世界.jpg


SF界の中で私が最も好きな作家、アメリカのSF作家ラリイ・ニーブンの作品、時間外世界です。

彼の作品群はノウンスペース・シリーズとザ・ステイト・シリーズが有りますが、こいつはザ・ステイトの一冊です。
シリーズに関する詳細は省きます。

あらすじは以下です。

癌で死に瀕した主人公が冷凍睡眠により未来の治療に望みを託した結果、人格を消された重大犯罪者の体の中で目覚めます。
その復活の代償としてく人類の繁種ラムシップのパイロットになるか、人格の入れ替えを迫られた結果、宇宙船を奪って銀河の中心へと逃亡します。
銀河の核をグルリと回って帰って来た頃にはウラシマ効果で200万年が経過し、そこには変わり果てた太陽系の姿が有るのみ。

もちろんストーリーの中には飽きさせない色々なプロット、仕掛けがほどこされていて、またテーマ自体の深みも有り最後まで楽しく読める一冊です。

ハヤカワ文庫で出されているこの作家の作品は共著物を除くと全て読んでいるのですが、懐かしいタイトルに出会ってつい手に取ってみたと言う訳ですね。

2014_06_16_05_ラリイニーブン_スモークリング.jpg


もう一冊、同じくラリイ・ニーブンのスモークリングです。

太陽系から五十光年以上離れた恒星T3の伴星、中性子星ルヴォイの周囲にはガストーラスと呼ばれるガスの円環体が取り巻いています。
このガストーラスの中心部に生物が生息可能なほど濃度の高い空気が存在し、これが表題のスモーク・リングです。
そして、この中で繰り広げられる人類の末裔たちの物語がこの小説を作り上げています。

ラリイ・ニーブンはハードSFの大物であり、このガストーラスのアイデアも物理学的な根拠を持っています。

太陽系では木星、土星にも薄いガストーラスが有る訳ですが、より重力勾配の強い中性子星の周囲には、更に濃いガストーラスが存在する可能性を見てこの物語が作られたんだと思いますが、どうなんでしょうかね。

先週は懐かしい本2冊を入手する事が出来ました。
どちらの本も25年ほど前に出版された物で、やや古めかしいデザインのカバーが魅力的です。

今は別な未読のシリーズ本を読み進めていますが、上手く時間を取ってこの2冊を再読するのが楽しみです。

山助 と L・M・ビジョルド 戦士志願2014年06月09日 00:07

関東も入梅しさっそく一昨日、昨日と土砂降りの雨に見舞われました。

えらく早い入梅で梅雨明けも早いんじゃないかと期待していると、梅雨明けはいつもより遅く8月にかかるんじゃないかとの予報。

と言う事はこれから2ヶ月も雨に降られるウットオシイ天気が続くんでしょうかね。
勘弁して欲しいものです。

週末は強い雨だったせいで、バイクも出せず釣りも出来ず。
じっと家に篭っていましたが、ちょっと小降りになった時を狙って酒の肴を買いに出かけてみました。

ついでに昼食はマックのマックダブルとコーヒーで295円。
お得ですがあまり連続して食べていると飽きて来ますね。

酒の肴はいつもの山助で探します。

昨日は全体的に魚は少なめですが、それでも珍しい魚が入っていました。

2014_06_08_山助_青鯛.jpg


まずは青鯛です。

奄美大島ではウンギャルマツ、沖縄ではシチューマチと呼ばれる魚ですね。

内地では伊豆諸島で漁獲され大変美味しい魚として認知されているのですが、最近はほとんど見かける事は無くなりました。

アジのようにスッキリした旨味を持ち更に淡白、生臭い臭いは無く爽やかな海の香りの身を持っています。

見はやや青みを持つ透明な白身。
この魚は40センチ弱、丸々太って1,800円は納得できる価格だと思います。

右下でデカイ口を開けているのはマゾイです。
珍しい魚では有りませんが、関東ではそれほど見かける魚では有りませんね。

2014_06_08_山助_コロダイjpg.jpg


こいつはコロダイです。

知る人ぞ知る美味い魚ですが、関東で獲れたのは聞いた事が有りませんね。

良く似た魚でコショウダイと言うのも居ますが、こいつは関東でも時々見かけます。

上のアオダイとはまた異なり味は濃厚、やや磯の香りがしますが気にはならないレベルです。
透明感の有る白身と幅の広い血合い肉が特徴ですね。

その下にヒラメ、3,800円が見えますが、それと比べると文句無くコロダイを選ぶべきでしょう。

もちろん刺身一択です。

そして、これ。

2014_06_08_山助_シイラ.jpg


早くもシイラが周って来たようです。
神奈川産なので相模湾で獲れたんでしょうかね。

関東地区では夏の魚の象徴、この時期あっさりしたやや酸味の有る強い旨味を持つ白身が身上の魚です。

何度も書きましたが、関東を含めてこの魚はあまり喜ばれる魚では有りません。

何故か不味いとの先入観が強い魚です。

この魚をバカにする人物に何故?と聞いてみると、大抵は食べた経験が無く、不味いと聞いたと答えるばかり。

まあ、勝手にすれば良いと思います。

九州北部では秋にトビウオを追って接岸して来ます。
また、奄美大島、沖縄では夏の間本州周辺でたっぷりと餌を食べ、産卵に備えて脂が乗ったシイラが晩秋~初冬から南下して来ます。

この時期のシイラは脂の甘味、旨味が乗って来ます。
もちろん刺身が最高ですが、シンプルに塩焼き、ムニエル、照り焼き何でもござれ。

食べた事が無い人は、一度食べてみてはいかがでしょうか?

とりあえず昨日は、この切り身をフライパンで焼いて万能のクレイジーソルトを振り掛けて酒の肴にしました。
簡単で誰でも出来る美味い一品ですね。



それと個人的なメモを日記に入れておきます。

過去SF小説を数え切れないほど読んで来ましたが、題名だけでは内容を思い出せない事が多々有ります。
後から思い出せるように軽くメモするように心がけようかと思っています。

本来ならそれが日記の役割ですよね。

なので、これ以下は特に読むべき内容は有りません。

L・M・ビジョルド  「戦士志願」 
位置づけ  :ヴォルコシガンシリーズの一作目。
ジャンル   : 冒険SF
個人的ランク : A

ストーリー・サマリー
 バラヤー星系国守ヴォルコシガンの嫡子、若き主人公マイルズ・ネイスミス・ヴォルコシガンが身体的ハンディの為に帝国仕官学校試験に落第、挫折するも、持ち前の知能、秀でた交渉能力でデンダリィ傭兵艦隊をでっちあげ、巻き込まれた星域間戦争の勝敗を覆す。
また故郷バラヤー星では父、国守ヴォルコシガンの政敵ヴォルドロズダの陰謀により傭兵艦隊の存在が皇帝への帝位簒奪をもくろむ反逆罪として父子とも告発され本拠地星系への召還命令が下される。
しかし召還状を運ぶべき使節も政敵ヴォルドロズダの快速船への工作によりジャンプ航法中に全員死亡しマイルズには届かず、命令不服従の罪で死罪は避けられない状況に陥った。
しかし、マイルズは快速船に乗り遅れた為に助かった従兄弟のイワン・ヴォルパトリルを伴い彼を生証人として政敵ヴォルドロズダの陰謀を暴く。
これらの功績によりマイルズは反逆の冤罪を晴らし、挫折に終わった帝国仕官学校への特別編入を許される。

特筆すべきプロット
 ・誕生前に母親への毒ガス暗殺失敗の影響でマイルズ・ネイスミス・ヴォルコシガンにもたらされた身体発育の奇形
・その障害による国守ヴォルコシガンとして成長する為に挑戦した帝国仕官学校の試験失敗
 ・幼い頃からの育ての親に相当するボサリ将軍の持つ、狂気の先代皇帝に仕え征服された星への圧政を手助けした過去とそれにまつわる復讐による死
 ・傭兵隊の重要メンバーとなったバズ・ジェセックとの結婚により幼い頃から一緒に育ったエレーナとの別れ

ららポート と星海の楽園2014年03月10日 00:33

昨日は東急ハンズで見たい物が有り、近場のハンズを検索していると横浜市都筑区のららぽーと横浜と言う施設に有る事が分かり出かけてみました。

出発は11時前、途中で軽く昼食を食べる事にしました。

2014_03_09_港北_はればれ_バラ揚げ乗せ.jpg


で、毎度の讃岐うどん「はればれ」。
あつあつ並のバラ揚げ乗せです。

最近はこればっかなので、説明すべき事ももう有りませんね。

2014_03_09_ららポート_内部.jpg


ららぽーと横浜の内部です。

やたら広いフロアにテナントがギッシリ入っています。
ただ、そのテナントはファッション系の店が大多数を占めていて、私が見たくなるような店は全くと言って良いほど有りません。

ちょっと思うのですが、これだけファッションの店が並んでいて、その利益を支えるほど皆は服、雑貨などを買っているのでしょうか?
訪れる人数は多いとは思うのですが、そんなに買うんでしょうかね?

2014_03_09_ららポート_東急ハンズ.jpg


東急ハンズの前も人だらけ。
目的の物も見つからず、人出の多さもあってちょっとゲンナリして来ました。

2014_03_09_ららポート_ペットショップ.jpg


人を避けるように一階に下りてみるとペットショップが。
私は犬でも雑種とかの方が好きなんですが、それでも服を見ているよりは気がまぎれます。

暴れまわる子犬を眺めつつちょっと休憩し、この施設を脱出する事にしました。

帰りはいつものように古本を探しにブックオフへ。
ここで良い買い物が出来ました。

2014_03_09_デヴィッドブリン_星海の楽園.jpg


デヴィッド・ブリン作、知性化の嵐シリーズ3部作の完結編、「星海の楽園 下巻」です。

デヴィッド・ブリンは骨太なストーリーを生み出すアメリカ生まれのハードSF界の大物です。

知性化シリーズは、知性を持つ宇宙種族が構成する銀河連合の世界の物語です。
この世界で地球人は、敵対的な種族による情報戦により孤立し、言われない迫害を受けている存在として登場しています。

その地球人が宇宙創生に関わる重大な秘密を握ってしまったが故に、秘密を奪おうとするその敵対的種族に追われ地球そのものを人質にされながらも窮地を切り開く姿が描かれています。

このシリーズは全作で3,000ページほどの大作ですが、私は最後の50ページ程を残してこの本を紛失してしまっていました。

その時は一番大事なクライマックスを前に、ガックリと肩を落とす思いでした。

出版は10年ほど前で探せば見つかる可能性も有ったのですが、わずか50ページの為に探す手間、約1,000円の出費が悩ましく、ほったらかしにしていました。

ところが昨日、ブックオフの100円コーナーで、こいつを発見した訳です。
しかも、紛失した下巻のみがポツンと売れ残っていました。

これも何かの縁なのでしょう。
じっくりとこの物語のエンディングを楽しんでみたいと思います。