Fisheater's Paradise Second Stage

昨晩は久しぶりの夜勤でした。
一時は毎週のように休日夜勤を繰り返していたのですが、その仕事も一区切りついて、何だか遠い昔のような気がします。

寒さを突いて夜の首都高を職場の有明へと車を走らせます。



この辺りは六本木。
すでに深夜と呼んで良い時間帯ですが、眠らない街六本木は煌々と照らす明かりが眩しいばかりです。



まだこの時間、明るくライトアップされた東京タワー。
暗闇を照らす温かいオレンジ色の明かりが目に優しく心を和ませます。



東京湾を有明方面へ。
白い明かりに照らされたレインボーブリッジの橋脚が、東京タワーとはまた違ったクッキリとした姿で暗い空に鮮やかに浮かび上がります。



昼間はコンテナを積んだ大型トラックがひっきりなしに行き交う交差点も、この時間は静かに信号が輝いているだけ。
もちろん歩く人の姿は有りません。

車の通りも人気も無い広い道路を特に急ぐ事も無く職場近くへと。



着きました。

真っ暗な車道にひっそりと車を停め、軽くエンジンをブリッピングさせてキーを抜きドアを開けると海からの冷たい風が頬を突き刺します。

寒さに追われるように慌ててドアをロックし、ビルのエレベーターへと。
さ、仕事を始めましょう。