レガシィとの旅 その46 鹿児島県 ④2013年09月18日 00:11

次は鹿児島県④です。

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次は種子島です。
屋久島の北東に浮かんでいるヒョウタンのような細長い島が種子島ですね。

種子島については以前に日記にしています。

以前の日記

種子島と言えば、薩摩芋、鉄砲伝来、そして鉄砲伝来と共に伝わった鋏などで有名ですね。

薩摩芋と言えば種子島でしか見られない安納芋と言う芋が有るようです。

安納芋

私は芋焼酎は呑みますが、残念ながら芋は食べないのでなんとも評価する事が出来ません。
焼酎なら「久耀」、「甘露」がなかなか美味かった記憶が有ります。
「久耀」の方は時々関東の居酒屋でも見かけますね。
それと余り目立たないのですが、包丁や鋏などの刃物も良い物を造っています。

池浪刃物製作所

そして、種子島と言えば、忘れてはならないロケット射場ですね。

JAXA 種子島

素晴らしいロケーションに広がる美しい射場の景色は、一度訪れる価値が有ると思います。

私のわずかな経験では、種子島は全国でもトップクラスの良い釣り場だと思います。

島のほぼ全周がポイントと呼べますし、ヒラアジ、ヒラスズキ、カンパチ、サワラなどのルアーターゲットには事欠きません。
魚も密度が高く、陸っぱりメインの私のような釣り人にとっては、沖縄辺りよりもはるかに良いポイントでしょうし、良く釣れると思います。

ただ、不思議な事にこの島では淡水魚の姿がえらく薄い気がします。

河口域にはどこにでも住んでいるボラくらいの姿は見れるのですが、ハヤ、フナなどの一般的な魚も薄く、ユゴイなども目にした事が有りません。

とは言え、大変に良い島で移住したいくらいの島なのですが、難を言えば町の規模が小さくて居酒屋などが少ない事でしょうか。
まあ、これは遊びに行く時は船で鹿児島まで出れば良いのでしょうが。
それと、冬はやっぱり寒いですしね。

釣り場として大好きな種子島ですが、私とレガシィで共に一日で走った最長距離、最長時間を記録した場所でもあります。

午前中西之表港で釣りをした後、昼頃のフェリーで鹿児島市へ渡り、そこから一気に神奈川までのドライブでした。

私は車を運転する時は給油、トイレ以外では休憩などせず走り続けるのですが、それでも出発してからフェリーを含めて17時間ほどかかった記憶が有ります。

まあ、運転した距離は1、350キロほどですので、実質13時間ほどのドライブでしか有りませんが、大阪に入るともう到着した気分になったものです。

レガシィとの旅 その46 鹿児島県 ②2013年09月16日 13:02

次は鹿児島県②です。

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県の北から南へ、薩摩半島を鹿児島湾西岸沿いに枕崎まで赤いラインが伸びています。

もちろん釣りで訪れたのですが、ついでに芋焼酎白波で有名な薩摩酒造の工場見学にも行きました。

薩摩酒造

白波は普段使いの芋焼酎で、時々見かけるプレミアム焼酎の仲間では有りませんが、芋の味、香りがはっきりした焼酎で流通している価格から考えると大変に美味しい酒だと思います。

以前、大変な焼酎ブームが有りました。
その頃、九州南部の小さな酒造所で造られる美味い焼酎の味が認められ、それはそれは高い価格で取引されていました。

有名なのは「森伊蔵」あたりでしょうが、平気で一本5万円あたりの価格で売られていたと思います。

私も芋焼酎が好きで鹿児島を訪れると買い込んでいたのですが、急激に入手が難しくなり、かつ高くなっていつの間にか芋焼酎から離れて行く結果となってしまいました。

良く飲んでいたのは、「魔王」、これはある年から急激に味が変わってしまったので飲むのをやめました。

「川越」、「魔王」と抱き合わせで売られていたマイナー焼酎でしたが、飲んでみると「魔王」よりはるかに美味くて驚いたものです。

勇名な銘柄では、「村尾」なども飲みましたが、この銘柄を知った頃にはもう入手困難な酒となっていました。

その他には、「伊佐美」や「萬繕」、その他多数の酒も飲んでみましたが、芋焼酎では「三岳」が一番口に合うようでした。

三岳酒造

針葉樹を感じさせる独特のすっきりした香りと、サラッとしながらも感じられる芋の旨味が素晴らしい焼酎だと思います。

大隈半島の西岸は赤いラインが走っていません。
もうあまり海岸沿いで走っていない地域は残されていないのですが、海岸線の一筆書きを完成させるべく釣りのポイント探しにでも行ってみたいですね。

H - ⅡBロケット3号機打ち上げ パブリックビュー2012年07月22日 00:51

昨日、7月21日(土)に種子島宇宙センターから、「こうのとり」3号機(HTV3)を搭載したH-IIBロケット3号機が打ち上げられ無事に成功しました。

関係者の皆様、おめでとうございます。
そしてお疲れ様でした。

と言う事で、昨日は打ち上げのLIVE中継「パブリックビュー」に参加して来ました。
以前の記事でも一度紹介しましたが、今日は2回目です。

場所は、「調布航空宇宙センター」です。

この辺りです

入り口で受付を済ませて、入館バッチを受け取り会場へ向かいます。

今日は何故か警察のワンボックス車輌が入り口付近に待機していますし、施設の中で何かを探しているような動きを見せています。

前回はそんな気配は無かったので、今日は何かちょっとした事態が発生していたのかも知れません。

到着は10時10分くらい、パブリックビューの開始時間は10時なので急いで席に着きます。

今日は30人くらい集まっているでしょうか。
前回はもう少し多かったと思います。

2012_07_21_種子島コントロールセンター


大きなプロジェクターには女性アナウンサーと関係者の姿が映し出され、今回の打ち上げミッションの説明、役割、準備状況、期待される技術成果などの説明がなされています。

写真は種子島のコントロールセンターですね。
現場の様子は落ち着いていて、すでに準備万端、打ち上げまでのシーケンスを淡々とこなすだけの状態なのでしょうね。

2012_07_21_第二射場


40分ほど続いた紹介プログラムも発射480秒前で終了し、プロジェクター画像、音声も現地のマイクからのカウントダウンに制御が渡ります。

淡々と読み上げられるカウントダウンの節目、節目に、ロケットに与えられるコマンド、その実行結果、機体の状態が手短に読み上げられるのが聞こえます。

発射3分前になりました。
それまで子供の声などで、わずかにザワついていた会場も、完全な沈黙に支配されます。

180、179、178、176、、、、淡々とカウントダウンが続きます。

60、59、58、57、、、皆の目がプロジェクターに釘付けになるのが見えるようです。

10、9、8、7、、、、唾を呑むのさえはばかられるような緊迫感、もう間もなく発射です

メインエンジンスタート、5、4、3、2、1、0、発射、1、2、3、4、、、、

2012_07_21_発射


11時06分18秒にH - ⅡBロケット3号機は発射されました。
画面を通してその轟音が伝わって来るような迫力です。

会場で大きな拍手が湧き上がります。

9、10、11、12、、、、、カウントダウンは続きます。

今日は射場の有る種子島は雨が降っていて雲が低い為、発射後数秒でロケットは雲にかくれ見えなくなりました。
ちょっと残念ですが、それでも会場の人々は画面を凝視しています。

カウントダウンは続き、ロケットは次々と与えられた指示をこなして行きます。

第一エンジン停止、第一エンジン切り離し、フェアリング切り離し、第二エンジン点火、第二エンジン停止、、、、、

画面はロケットの飛行コースを示すGoogleEarthの画面に切り替わります。

2012_07_21_トラッキング


しかし、GoogleEarthはこんな所まで顔を出してるんですね。
驚きました。

そして約15分後、JAXA発表で14分53秒後に「こうのとり」3号機を分離し、打ち上げは成功に終わりました。

「こうのとり」分離の瞬間に会場中の人々からひときわ大きな拍手が湧きあがりました。

2012_07_21_こうのとり分離


「こうのとり」分離の瞬間ですね。

この後「こうのとり」は、搭載した機材を国際宇宙ステーション(ISS)まで運搬しドッキング後搬入されるとの事です。

この成功を受けて、H - ⅡBロケットの打ち上げは民間に委託する事になるそうです。

日本はわずかな予算に縛られながらも、関係する技術者の方々の努力により日本独自の技術でロケットの打ち上げに成功して来ました。
今回の成功で商業的に採算ベースに乗る成功率、安定性が確保されたとの事で、今後が期待されます。

まあ、どこかのバカがパフォーマンスで仕分けたりしない事を祈りたいですね。

それと気になるのは東アジアのある国の動きです。

当射場、当ロケットを使用して打ち上げを計画しているらしいですが、特定分野で技術協力を「してあげても良い」らしいです。

各国の技術を盗む事で評判の国なので、出来れば相手にしないで欲しいところですね。

奄美大島の旅 その32012年02月06日 13:15

さて、奄美大島 その3です。

奄美空港の島を挟んで西側海岸線を国道58号線が走っています。
沖縄本島にも58号線が有るのですが、奄美大島を通るのも同じ国道です。
実は海を越えて58号線は鹿児島から沖縄まで繋がっています。

鹿児島側の基点は、朝日通りでここから58号線が始まります。

ここからです

この道を道なりに進むと鹿児島港へたどり着きます。

58号線はここからフェリー航路上を続き種子島へ上陸します。

この辺りです

58号線は種子島、西之表市(いりおもて、ではありません)に上陸し島を縦断するように走り南種子町島間港フェリー乗り場へと続きます。

この辺りです

58号線はここで再び海に入り、奄美大島に上陸し奄美市赤木名町から奄美大島南端の瀬戸内町まで続きます。

この辺りです

この辺りです

58号線は瀬戸内港からミタビ海に入り、沖縄本島、ヤンバル奥地の奥漁港に上陸します。

この辺りです

この後58号線は名護市、恩納村、嘉手納、北谷を通り、那覇市内まで続きます。

那覇市内まで続いた58号線は、ここで390号線へとバトンタッチします。
この390号線は、那覇埠頭からまたまた海へと続いて行きます。

この辺りです

この後、390号線は宮古島の東端、保良川ビーチ辺りに上陸し、右周りに平良市へと向かいます。

この辺りです

平良市へと続いた390号線は、ここでもまた平良港から海へと続いて行きます。

この辺りです

390号線はこの後、石垣島の伊原間に上陸し石垣市を目指します。

この辺りです

そして58号線~390号線と続いた国道の長い旅は、最後に石垣市の中心、730記念碑の前で終わりを迎えます。

この辺りです

私は以前、この全ルートを北から南に向かって走れないかを考えてみた事が有ります。
しかし、残念ながら種子島~奄美を結ぶカーフェリーが無い為断念しました。
後年、レンタカーでしたが個別に各島を回って全ルートを走破しています。

いかがですか?
鹿児島から続く日本最南端の国道の旅。
走破してみるのも面白い経験になりそうです。

種子島2012年01月10日 00:13

ちょっとテーマが石垣島に偏りましたので、種子島についてなど。

種子島のヒラスズキ

種子島は鹿児島県南部に位置しており、南方と九州以北の魚が混生し多くの魚種が見られる事で有名です。
私は専門家では有りませんので詳しい事は分かりませんが、Webで調べてみると多種多様の魚が見られるようです。

近年はGTフィッシングで注目されていますが、ヒラスズキの濃さもおそらく1~2を争うと言われています。
写真は小型のヒラスズキですが、私の印象でも他の地域に比べてかなりイージーに釣れる気がします。
ポイントは無数、島の周回道路沿いにいくつものポイントが点在しています。

種子島のヒラスズキポイント

例えば写真のポイントは、車を降りて歩いて数分でアクセス可能な場所です。
同じような地理的条件で屋久島が有りますが、この島は海岸線が切り立っていてアプローチに苦労するポイントが多く、私のようにソロ釣行を行うにはリスクが高い気がします。

GT、ヒラスズキ以外でも石鯛などの磯物や青物、エギングなど、色々楽しめる素晴らしいフィールドだと思います。
私の好きなライトタックルですと、西之表港で充分楽しめ、甲女川の河口などで遊べばメッキ、夜釣りならヒラセイゴが遊んでくれると思います。
それと、この島ではある魚が釣れます。
内地では宮崎、高知辺りでしか釣れない魚です。
詳しくは伏せますが。

私の経験の範囲では、南西諸島で最も釣れる島のような気がします。 ちなみに私はトカラには行った経験が有りませんので、怪しい評価ですけど。

種子島で忘れてはならないのは、ここですね。

種子島宇宙センター

日本の宇宙開発の最先端の施設ですね。
ロケーションも素晴らしく、綺麗な場所ですので一度は足を運びたいものです。

種子島についてはまた書く機会が有るかと思います。
ちなみに私の住む神奈川県からフェリーの時間を入れて車で20時間くらいかかります。
飛行機で行ってレンタカーの方が楽ですね。