JAXA 相模原キャンパス2015年05月31日 00:49

昨日は良い天気になったのでバイクで出かけてみました。

どこに行くか出かけるまで散々迷ったのですが、到着したのはここ。

2015_05_30_01_JAXA_相模原キャンパス1


JAXAの相模原キャンパスです。
全国に散らばるJAXAの施設ですが、この相模原キャンパスは初めての訪問です。

2015_05_30_01_JAXA_相模原キャンパス2


涼しい木陰をつくる林に囲まれた歩道を辿って施設の建物へと向かいました。
施設の規模はそこそこで、普通の大学キャンパスくらいの大きさでしょうか。

JAXAの施設は種子島や内之浦などのロケット発射場のように巨大な施設が有れば、でかいアンテナとそれをコントロールする建物だけの小さな施設も有ってなかなか大きさを伝えるのが難しいですね。

2015_05_30_01_JAXA_相模原キャンパス_イプシロンロケット


建物の中には様々な展示物が並んでおり、これはロケット開発の歴史を一枚のパネル化した展示物です。

最近開発に成功した固形燃料ロケットのイプシロンが、とって付けたように右端に押し込まれているのが愛嬌です。

新しく作り直せば良いのにとも思いますが、ギリギリの予算で運営している組織なので無駄遣いは出来ないんでしょうね。

2015_05_30_01_JAXA_MV


建物の向かって右側にロケット本体が展示されていました。
MV型、ミューファイブ形ロケットだそうです。
固形燃料を使うロケットとしてはアメリカのミサイルICBMよりでかい、世界でも最大クラスの一つだそうです。

最近イプシロンと言う名前の固形燃料ロケットの開発/発射に成功 しましたが、これ以前にこんなでかい固形燃料ロケットを成功させていたんですねえ。

日本の宇宙開発は、2番手が好きなどこかのアホの仕分屋に邪魔されても着々と技術を向上させて来ました。

これからはガンガン予算を獲得して世界をリードする技術開発をお願いしたいと思います。

能登半島 2014/04/29 ⑬2014年06月13日 00:04

その頃は外は雨になっていて、富山湾方面での釣りは諦める事にしました。

そして宇宙人が現れたと言う羽咋市方面へ。

2014_06_07_02_羽咋市_コスモアイル羽咋_玄関.jpg


羽咋市の誇る宇宙施設、コスモアイル羽咋です。
この施設の名前は割と知られていますが、私はもっとアングラかつマイナーな施設かと思っていました。

立派なドーム型の宇宙科学博物館、大きなロケットのオブジェ。
お遊びで簡単に作れるような施設では有りませんね。

2014_06_07_02_羽咋市_コスモアイル羽咋_アポロ月着陸船.jpg


アポロ計画で使用されていた月着陸船です。

もちろん使用済みでは有りませんが外壁のプレート、ケーブルなど素材は本物、シートの下のプレートにはニクソン大統領、アポロ11号の搭乗員(ニール・アームストロング、エドウィン・オルドウィン、ミッシェル・コリンズ)の署名が入っているそうです。

何だか半端無い本気具合ですね。

ところで余談ですが、アポロ計画で人類は月に行っていないとか言う陰謀論にハマッている人をたまに見かけます。
本気で言っているんでしょうかね、と言うか身近で本気でそう思っている人が居たのは驚きでした。

もちろん縁を切りたいと思います。

2014_06_07_02_羽咋市_コスモアイル羽咋_UFO写真.jpg


コスモアイル羽咋と言えば、こう言う展示物は外せません。

どこかの国で写されたUFOの写真だそうです。

説明書きでは合成写真と判定されていますが、このクオリティ。
灰皿以外の何物にも見えないくらいのひどさで騙される人は居ないんじゃないでしょうかね。

2014_06_07_03_羽咋市_コスモアイル羽咋_ボストーク帰還カプセル.jpg


そうかと思えば驚きのこの展示物。

旧ソ連のボストーク帰還カプセルで、実際に宇宙から帰って来た本物の本物だそうです。

何故ここに、こんなとんでも無い物が??

ちなみにボストークは、この丸い大気圏突入用カプセルで地球に突っ込んで来て、高高度で宇宙飛行士はこの中から飛び出すそうです。

そして各々がパラシュートを開いて着地するそうですが、とんでも無い力技で帰還するもんですね。

宇宙飛行士の勇気に乾杯したいと思います。

ザ・ワーレ・ズダローヴィエ、ハラショー!

さて、薄暗い館内の展示物の見学もおおよそ終わり出口へと向うとこんな部屋が。

2014_06_07_03_羽咋市_コスモアイル羽咋_UFO図書室.jpg


宇宙人の研究施設と宇宙人関連の図書館のようです。
この部屋は立ち入り禁止だったのがちょっと残念でした。

その他にも火傷の跡がまざまざと残る宇宙人の模型、実際に触る事が出来る実物の隕石など、なかなか見ごたえの有る展示物が充実しています。

私も正直イロモノの施設だと思っていたのですが、実際は各地のJAXAの施設とはまた違った観点での展示物が充実したなかなか素晴らしい施設なのではないかと思います。

近くに立ち寄った際には見学してみる事をお勧めします。

イプシロン 打ち上げ成功2013年09月14日 17:38

最近海外からのスパムメールがしつこく続いていたので、NGワードとして大量の英単語を登録していたら、友人からコメントの投稿が出来ないとの連絡が有りました。

なので今日からは、このAsahi Netが提供しているクイズ形式のコメント認証を使ってみる事にしました。

実にしょうもないクイズなのですが、機械的な投稿を防ぐ為だけのクイズなのでこんな物で試してみたいと思います。


JAXAの皆さん、イプシロン打ち上げ成功おめでとうございます。

今日は8月27日に中止されたロケット「イプシロン」の打ち上げ日でした。
で、前回に引き続き今回もパブリックビューに参加して来ました。

2013_09_14_イプシロン_軌道


この画像は打ち上げ後30分程度経過した頃のイプシロンの軌道を表しています。

黄色い細い線がイプシロンの予定軌道、やや太い線が実際にイプシロンが飛んだ飛跡ですね。
調度太平洋の真ん中辺りに差し掛かっています。

約30分で鹿児島県肝属郡からここまで飛んで来る猛烈なスピードは、画面、モニター上で約7,000m/秒、秒速7kmです。
マッハで現すとマッハ20くらいでしょうか。

ちょっと想像出来ない猛烈な速度ですね。

場所は日本科学未来館。
JAXA施設でのパブリックビューとは異なって、司会の男女が解説を入れながら、打ち上げまでの時間を過ごす形式でした。

カウント20からの声を揃えてのカウントダウンなどが有り、私は正直JAXAの施設内の張り詰めたような雰囲気の方が好きですが、連休で訪れていた多くの子供たちにはこちらの方が楽しめて良かったのではないかと思います。

今回は、前回の鬱憤を晴らすような完璧な成功。


重ねてJAXAのプロジェクトの皆様、おめでとうございました。

イプシロンロケット パブリックビュー2013年08月31日 16:03

8月27日、中止に終わりましたが、国産個体燃料ロケット「イプシロン」の打ち上げが有りました。

今回の打ち上げは鹿児島県の内之浦射場、本当に久しぶりの内之浦です。

最近はHⅡBロケットなどの大型ロケットの打ち上げがメインだった為種子島射場での発射が続きましたが、今回は小型のイプシロンロケットと言う事で、伝統の内之浦からの打ち上げとなったみたいで感無量です。

種子島と同じく内之浦射場も施設見学が可能で、釣りで近くを訪れた時に一度見学させてもらいました。

その時の日記のリンクを置いておきます。

過去日記

今回の打ち上げでは、あちらこちらの施設で打ち上げの瞬間をパブリックビュー形式で放映していました。
そして勤務地の近くの施設、日本科学未来館でもこのパブリックビューが開催されると知って参加して来ました。

日本科学未来館

2013_08_30_日本科学未来館_パブリックビュー2


しかし、仕事が立て混んで大急ぎで到着したのは13:46、打ち上げは13:45が予定されていたので遅刻です。

ロケットの打ち上げではカウントダウンは発射後も続き、一段目のエンジン切り離し、2段目点火、フェアリング開放など次々と仕事をこなして行くので打ち上げ後15分くらいはピリピリとした緊張感が続きます。
もちろんイプシロンのような個体燃料ロケットの打ち上げは初めて見るので、今回はどういうインストラクションが有るのかは分かりませんけど。

しかし、到着した時の雰囲気が何だかおかしく、モニターの前では司会者が何やら一生懸命の喋りを続けています。

2013_08_30_日本科学未来館_パブリックビュー1


で、そのモニターを見てみると、どうやら打ち上げ中止になっていたようでした。
隣で参加していたオジサンも、カウントゼロまで行ったけど、エンジンが点火しなかったと教えてくれました。

緊迫した事態で情報は少ないのですが、原因が分かって解決出来れば2:30まではリトライをするとの情報が会場に入りました。
しかし、そんなに簡単に再開出来るもんなんでしょうかね。

システムチェックの間、トイレがてら館内をちょっとだけ見てみました。

2013_08_30_日本科学未来館_サンダーバード展


サンダーバード展をやってました。

私も子供の頃、リアルタイムで見ていた世代でした。
町内の私達子供たちもほとんど全員がファンで、持っているプラモデルを持ち寄ってサンダーバードごっこをしていたものです。
ちなみに私は2号を持っていて、資材の運搬担当でした。

2013_08_30_日本科学未来館_Geo_Cosmos


どでかい地球儀、Geo-Cosmosと言う名前のオブジェクトです。
全面に液晶パネルが貼られていて、大気、雲などの動きをシミュレーションした映像をダイナミックに表現していました。

ただ、この展示セクションの名前が「つながり」と言う名前らしく、どうも私は気に入りません。

最近の私の嫌いな言葉ランキングでは、
一位 : 癒し
二位 : エコ
三位 : ヘルシー
四位 : 絆

胡散臭さ爆発の単語達ですが、「つながり」もかなり嫌ですね。
どの言葉も浅薄かつ雰囲気、空気感のみで実態が有りません。
何もかもこれらの言葉でまとめてしまって、世の中思考停止してるんじゃないかと思ってしまいます。

日本科学未来館、科学を志向する施設なのですから、もう少し具象的、形而下的なネーミングだと個人的には嬉しいな、と思います。

さて、延期された打ち上げの方は9月に入ってからに再スケジュールされるようです。
今回は姿勢制御データの誤送信が原因らしいとの報道も有りましたが、異常検知後に見事に打ち上げシーケンスが停止しました。

異常検知からの緊急停止プロセスが適切に機能した事から得た経験は大変大きかったと思います。
もちろん打ち上げ成功も大事ですが、このような経験は願っても出来ない事だと思いますので、今後に生かす経験として大事にして欲しいと個人的には思います。

この施設、今回のパブリックビュー以外にも色々な常設展示、イベント展示が行われているようです。
勤務地からも近い事ですし、時々訪れてみたいと思います。

九州遠征記 2009年 202012年08月22日 11:03

さて、今日の日付は5月4日です。
場所は内之浦。

4月25日に佐賀に入ってかれこれ10日。
えらく遠くまで来ましたが、ちっとも釣れていませんね。

さて、内之浦と言えば「内之浦ロケットセンター」ですね。

内之浦宇宙空間観測所

今は大型のロケットは種子島から打ち上げられていますが、以前はここがロケット発射のメイン射場だったようです。

近くを通ると分かるのですが、この辺りは本当に民家が有りません。
内之浦の集落からロケットセンターへ向かって山間の道に入って行くと途端に民家の姿が見えなくなり、センターの先、岸良集落までほとんど人の気配が有りません。

ロケットの射場と言う意味では、さすがに適切な場所を選んでいるな、と感じました。

さて、内之浦に来たなら、見学しない手は有りませんよね。

この辺りです

どこの宇宙センター、見学施設でもセキュリティは厳しくて、ここでも入り口で受付してから入場します。

中の様子はストリートビューが有ったので貼っておきます。

この辺りです

この施設は種子島の射場とは異なって、組み立て塔や旧射場のすぐ近くまで行けますので身近にロケット打ち上げの現場の姿を感じる事が出来ます。

射場すぐ下の断崖越しに、はるか南を望む太平洋の美しさは一度見ておく価値が有ると思います。

さ、出発です。
この辺りはヒラスズキの良い夜釣りポイントが有るのですが、九州北部から鹿児島南西端までウロウロするばかりでちょっと疲れました。

今日は鹿児島市内まで走ってゆっくり食事をして寝るとしましょうか。

2009_05_04_天文館_シロアリ看板


さて、これは何の看板でしょう。
鹿児島市民だときっと分かるんでしょうね。