四国遠征記 ⑫2013年08月15日 10:48

さて、最後のポイントに到着しました。

2013_07_21_野池


最後はやはりこの池です。
見れば見るほど良い雰囲気の池ですね。

全員で散開し、キャスト可能範囲を全て絨毯爆撃して行きます。
しかし、反応無し。

これだけ暑いとライギョもやる気を失ってるんでしょうね。

一時間ちょっと真面目に釣っていましたが、余りの暑さに参って日陰で休憩する事にしました。

2013_07_21_野池2.jpg


木陰から遠くに目をやると淡路島の穏やかな景色が目に飛び込んで来ます。

魚は釣れていませんが、心洗われるような景色です。
わずかな日数でしたが、四国からの日々、ポイントが次々に思い出されます。

今回は四国でせんぬき屋など、立ち寄りたい店に立ち寄る事が出来ました。
淡路島では懐かしいポイントに数箇所、大きく変わった池、変わらぬ池の現在を見る事が出来ました。

そう言う意味では意義の有る遠征だったと思います。

2013_07_21_野池3


根性の有る仲間が一人、灼熱の太陽の下で頑張っています。
私にはとても真似出来ない粘り強さです。

ボーッと釣り姿を眺めていると、突然大きな合わせのアクション。
なんと最後の最後に綺麗なライギョを一匹釣り上げました。

やっぱり頑張っていればご褒美が有るんですね。

これを最後に撤収です。

最後に一匹釣った仲間は約一月間の釣り行脚の最中で、これからまた車で別なエリアに移動して行きます。
私達は帰京、ちょっと羨ましいですね。

洲本市のバスターミナルから高速バスに乗って新神戸駅へ。
新神戸駅で弁当を買ってゆっくりと味わいながら帰る事としました。

2013_07_21_新神戸_地鶏弁当


地鶏弁当です。
私は駅弁はあまり好みではなく滅多に買った事は有りません。

しかしこの日の弁当は格別な味わいでした。
魚は釣れなかったのですが、久しぶりの四国、淡路島遠征の満足感が大きかったのでしょうね。

2013_07_21_新神戸_新幹線700系

四国遠征記 ⑪2013年08月15日 09:51

結果の出ないまま、淡路島を放浪しています。

気温は高く猛烈な暑さに集中力も削れらがちで、休憩の為にコンビニに入ってみました。

2013_07_21_淡路島_デイリーヤマザキ


デイリーヤマザキ、地方で時々見かけるコンビニですね。
このコンビニ、屋根に特徴が有ります。

銀色に輝く瓦、淡路瓦葺きの屋根です。
淡路島は日本三大瓦と呼ばれているようで、多くの家屋がこの銀色の瓦で葺かれていてコンビニもその島の名産をアピールをしているようです。

淡路瓦

冷たい飲み物を入手し休憩後釣りを再開しましたがパッとしません。
困りましたね。

これだけ暑いのですから、無理せず昼食でも食べて更に休憩です。

2013_07_21_淡路島_日愛チェーン_とろろ昆布うどん


うどんの「日愛うどん」のとろろ昆布うどんです。
この店も淡路島への遠征開始当初から利用させてもらっている店です。

日愛うどん

讃岐うどんとは違い普通のうどんですが、バッテラやイナリ寿司も置いてあるのが特徴ですね。

遠征当初は島で食事が出来る店は比較的限られていました。

この店と餃子の王将、名前は忘れましたが淡路牛のハンバーグを出してくれる店、そしてモスバーガー、その程度でしょうか。
他にも有るには有ったのですが、立ち寄るチャンスが無くてこの4店をローテーションしていました。

今はそれなりに店も増え、困る事は無さそうですね。

昼食後も移動しつつポイントチェックしますが、全く気配無し。
さすがにモチベーションも下がって来たので、気分転換です。
2013_07_21_淡路島_おのころ島神社_鳥居


おのころ島神社の鳥居です。
国産みの舞台、日本が作られた時に最初に出来たのが淡路島だと言う神話にまつわる神社ですね。

おのころ島神社

しかしデカイ鳥居です。
近寄ってみましょう。
2013_07_21_淡路島_おのころ島神社


携帯のカメラじゃあ、とても撮れない威容です。

しかし、釣れません。
そろそろ最後の勝負に掛ける時間ですね。

四国遠征記 ⑩2013年08月14日 10:14

さて、美味い夕食を「栄舟」で食べ、明けて最終日になりました。

四国~淡路島と釣り歩きましたが、未だに一匹も釣れていません。
現実は厳しいですね。

数箇所の野池を回ってみましたがやはり反応無し、難しいものです。

気分転換と休憩を兼ねて訪ねたい場所にちょっと行かせてもらいました。

2013_07_21_淡路島_野池2


淡路島へ通っていた初期に良く立ち寄った池です。
もう10年くらい訪れていないでしょう。

その頃は明石海峡大橋が出来てから4~5年経った頃、釣り人が大挙して押し寄せ、そろそろバスもスレて来てイージーに釣れる場所が少なくなって来た頃です。

それでも隠れたように存在するこの小さな池は安定した釣果を与えてくれる有り難い池でした。

しかしある年完全に干されてしまい、それ以来訪れる事は無くなりました。
その池に来てみた、と言う訳です。

しかし、水色はステイン、カバー無し、生命感は有りません。

2013_07_21_淡路島_野池


奥の方はややマッディ。
同じく生命感無し。

久しぶりに来てみましたが復活はしていないようでした。

とは言え、池へと続く細い農道、堰堤への登り道、全てが懐かしく自分の中で流れた時間を再確認させてくれる訪問になりました。
いつになるか分かりませんが、いつかまた訪れてみようと心にこの景色を刻む事にしました。

2013_07_21_淡路島_タマムシ


土手を降りて車へ向うとタマムシが干からびて死んでいました。
最近余り見かけないようで、写りは悪いですが本当に綺麗な虫ですね。

四国遠征記 ⑨2013年08月13日 12:49

洲本市の「栄舟」で夕食を摂りはじめ、サワラの叩きの美味さに仰天しました。

2013_07_21_洲本市_栄舟_タコブツ


一緒に頼んだタコブツです。
北に明石海峡を望む淡路島は、当然ながらタコもお手の物です。
火の通りもベスト、中心にやや透明感が残り柔らかな食感が得られます。

全国を訪れてみると、関東は中心まで真っ白になるほど茹でて出される珍しい地域なのですが、私個人的の好みでははやはり他の地域のようにちょっと透明感が残る程度の茹で方に軍配が上がります。

出されたタコは太く厚みたっぷりに切り分けられ、噛み締めるとタコ独特の旨味が口中に溢れかえります。
どこからどう味わっても地場の天然ですね。

この時は関東ではあまり食べないベラの刺身が売り切れていて、サワラとタコにしたのですが、充分に代役として活躍しています。
次は爽やかな軽みの有る美味さ、ベラの刺身を食べたいですね。

次にオーダーしたのがこれ。

2013_07_21_洲本市_栄舟_ハラミ


牛ハラミ焼きです。

何度か日記にしましたが淡路島は神戸牛の生産地、その神戸牛を格安に食べる事が出来る土地です。

その神戸牛のハラミ、こいつは驚愕の美味さでした。

東京でも美味い焼肉屋が存在し、鮮度高いハラミを食べる事が出来、いつも楽しませてもらっています。

しかしこのハラミは別物、鮮度はもちろん染み出す脂の質が違います。
おそらく言葉では伝わらない味なので、淡路島と訪れたら是非味わって欲しいと思います。

もちろん東京で味わうホルモン、ハラミも店を選びますが素晴らしいと思っています。

ちなみに淡路島で走る車のナンバーは神戸ナンバーです。
淡路牛を神戸牛と呼ぶのに差し支えは有りませんね。

2013_07_21_洲本市_栄舟_ホルモン炒め


そしてホルモン炒め。
文句無し。
たっぷり添えられた甘味豊かな淡路産タマネギがホルモンの脂で疲れた舌をリセットしてくれます。

このクエオリティで酒代含めて一人当たり3000ちょっと、素晴らしいですね。
また来ましょう。

2013_07_21_洲本市_精力軒_外観


翌朝早く起きての散歩ついでに撮った写真です。

このお店は昨晩通りかかって、大変気になったお店です。
地元の猛者らしきお客さんが肉を焼きまくった煙がもうもう立ちこめ、 店内の雰囲気も猛烈な熱気が溢れています。

この店は間違い無く美味いはずです。
名店のオーラに満ち溢れています。
次回は必ず行く事を決意して、忘れないように日記に上げておきました。

四国遠征記 ⑧2013年08月12日 01:57

ちょっと間が開いてしまいましたが、四国、淡路島の釣りの続きを。
間延びしてしまってるので、とっとと終わらせてしまいましょう。

淡路島初日の結果は南淡路市の野池が釣り禁止になってしまってほぼ壊滅してしまい残念な結果に終わってしまいました。

とにかく気温、日射も強く釣り続ける根性が続きません。

この日もギリギリまで粘ってはみたのですが結果は得られず、撤収する事となりました。

宿泊は洲本市の「海月館」、「海月」と書くと「クラゲ」と読むのですが、ここはきっと「かいげつかん」と読むのでしょうね。

この宿はしっかりした料理を出す本館と安い料金で素泊まりを提供する「ハーバーホテル海月」と言う名前の別館が有ります。
もちろん私達は別館、5000円弱での宿泊です。

こっちは基本的にセルフサービス、建物の入り口、靴箱、部屋の入り口、3つの鍵を渡されて自分で管理します。

2013_07_21_洲本市_海月館_朝食


冷蔵庫に入っている明日の朝食です。
廊下の電子レンジで温めて食べます。

全てを簡素化しコストを下げて安く提供しているようで、比較的高い宿が多い淡路島の中でも、私達釣り人のようにベッドさえ有れば良い旅人にとって有り難い存在ですね。

喉がカラカラの状態で宿に到着したので、早速食事に出かける事にしました。

店は調査済み、ローカルで人気の「栄舟」です。

栄舟

2013_07_21_洲本市_栄舟_メニュー


メニューはこんな感じ、値段が書いていないのが一見の客としてはちょっと気になります。

まあ、様子見でいくつか注文してみました。

2013_07_21_洲本市_栄舟_サワラ叩き


サワラの叩きです。
太平洋から瀬戸内海への回遊路に当る淡路島では多くのサワラが水揚げされます。

その新鮮なサワラの片身を叩きにした一品です。

鮮度抜群、脂の乗りも良く、ニンニクのスライス、そして淡路島特産、甘味の有るタマネギが食欲をそそります。

と言うか素晴らしい美味さで、一気に気分が高揚します。
こりゃ落ち着いて堪能すべきですね。