四国遠征記 ⑨2013年08月13日 12:49

洲本市の「栄舟」で夕食を摂りはじめ、サワラの叩きの美味さに仰天しました。

2013_07_21_洲本市_栄舟_タコブツ


一緒に頼んだタコブツです。
北に明石海峡を望む淡路島は、当然ながらタコもお手の物です。
火の通りもベスト、中心にやや透明感が残り柔らかな食感が得られます。

全国を訪れてみると、関東は中心まで真っ白になるほど茹でて出される珍しい地域なのですが、私個人的の好みでははやはり他の地域のようにちょっと透明感が残る程度の茹で方に軍配が上がります。

出されたタコは太く厚みたっぷりに切り分けられ、噛み締めるとタコ独特の旨味が口中に溢れかえります。
どこからどう味わっても地場の天然ですね。

この時は関東ではあまり食べないベラの刺身が売り切れていて、サワラとタコにしたのですが、充分に代役として活躍しています。
次は爽やかな軽みの有る美味さ、ベラの刺身を食べたいですね。

次にオーダーしたのがこれ。

2013_07_21_洲本市_栄舟_ハラミ


牛ハラミ焼きです。

何度か日記にしましたが淡路島は神戸牛の生産地、その神戸牛を格安に食べる事が出来る土地です。

その神戸牛のハラミ、こいつは驚愕の美味さでした。

東京でも美味い焼肉屋が存在し、鮮度高いハラミを食べる事が出来、いつも楽しませてもらっています。

しかしこのハラミは別物、鮮度はもちろん染み出す脂の質が違います。
おそらく言葉では伝わらない味なので、淡路島と訪れたら是非味わって欲しいと思います。

もちろん東京で味わうホルモン、ハラミも店を選びますが素晴らしいと思っています。

ちなみに淡路島で走る車のナンバーは神戸ナンバーです。
淡路牛を神戸牛と呼ぶのに差し支えは有りませんね。

2013_07_21_洲本市_栄舟_ホルモン炒め


そしてホルモン炒め。
文句無し。
たっぷり添えられた甘味豊かな淡路産タマネギがホルモンの脂で疲れた舌をリセットしてくれます。

このクエオリティで酒代含めて一人当たり3000ちょっと、素晴らしいですね。
また来ましょう。

2013_07_21_洲本市_精力軒_外観


翌朝早く起きての散歩ついでに撮った写真です。

このお店は昨晩通りかかって、大変気になったお店です。
地元の猛者らしきお客さんが肉を焼きまくった煙がもうもう立ちこめ、 店内の雰囲気も猛烈な熱気が溢れています。

この店は間違い無く美味いはずです。
名店のオーラに満ち溢れています。
次回は必ず行く事を決意して、忘れないように日記に上げておきました。