九州帰省 二日目 ⑥2014年02月08日 00:13

下曽根のザモール内で酒の肴を探す為にウロウロしています。

この施設内には複数の魚介に関連する店が店を開いています。
純粋な魚屋さんが1店、鮮魚と寿司を扱う店が1店、刺身専門店が1店、辛し明太や干物を扱うお店が3店。

もちろん肉系のお店も2店入っています。

関東で私が知るショピングセンターだと、魚関連のお店は一店舗づつしか入っていないので、やはり魚関連のお店の比重が高い気がします。

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あるお店の陳列ケースです。

右奥が刺身用のサバ。
もちろん福岡県ですから、昔からサバは刺身で食べます。

真ん中辺りに何種類かの魚のアラが並んでおり、その下はイカですね。
これはケンサキイカだったと思います。

そして左端が鍋用のアンコウ。

私が北九州に住んでいた頃は魚屋さんにアンコウが並んでいるのを見た事が有りませんし、実家で料理に使うのを見た事が有りません。

もちろんアンコウは生息しているのですが、この辺りで商売になるような魚では無かったのだと思いますが最近は並んでいるんですね。

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ハマチです。

北九州の魚屋さんでは、小型のブリの事をヤズと呼んでいました。
北九州でハマチと言う呼び名が浸透して来たのはブリの養殖が盛んになってからだった気がするのですが、どうなんでしょうか。
地域によっては養殖物をハマチと呼んでたと思いますが、これは天然ですがハマチと呼んでいるようです。

値段も333円と安くちょっと気になったのですが、魚の扱いがちょっとズサンで乾いていて氷も不足気味に感じられたのでパスしました。

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左がハモです。

ハモは小骨が多くまた非常に硬いので、骨切りして歯に当らないようにしないと食べる事自体が不可能な魚です。
このハモは食べる場合に必須の作業となる骨切りもキチンと施されていて、湯に通したり鍋にすればすぐに食べる事が出来ます。

ご存知のようにこの骨切りとは、2ミリ間隔くらいの幅に包丁を入れて大量かつ硬い小骨を切って行く作業です。
包丁が良く切れて、かつ技術が無いと出来ない作業なのでお店で済ませてくれていると助かりますね。

実家では母親がこの骨切りが出来るので家庭内で全て作業していました。

ハモを買って来ると、まずは包丁を研ぐ事から始め、包丁の準備が出来るとおもむろに骨切りを始めるのですが、ジャッジャッと言う骨が切れて行く小気味良い音が台所に響いていたのを思い出します。

ハモの右側はフグです。
北九州はフグを大量に消費する町ですが、この日も他の全ての店でフグが並んでいました。

カナトフグだったかショウサイフグだったか忘れましたが、300円前後。
やっぱり安いですね。

このサイズのフグだとどのように料理しても適度な大きさだと思いますが、豆腐と一緒に鍋っぽくするか素直に塩焼きが酒の肴に良さそうに思います。

結局ザモールでは刺身の盛り合わせとパック入り寿司を買い込んで帰りました。

実家の母親も84、そろそろ歳ですし、色々料理させるもは可愛そうなので、出来合いの物で済ませるのが良いですね。

とは言っても、一緒に買って帰った焼酎、飫肥杉をガブガブ飲んでたのでまだ元気そうでしたが。