石垣島 10月29日 最終日2013年11月12日 11:47

夕食の後はいつものバー「うるべ」で一杯やりつつ、マスターと色々な話をしながら最後の夜を楽しみます。

マスターのキースさんは、私達の影響も有って最近釣りを始めているので、そっち関係でも話が弾みます。

今回は島の人が中心に食べに行く、島の魚を意地で揃えているような居酒屋の情報を教えて頂きました。
次回が楽しみです。

弾む話に時間を忘れ散々楽しんだ後、一緒に乗る船の約束をし、夜風に吹かれつつホテルへと歩いて帰る事にしました。

今回は体調が悪くはありましたが、やはり楽しい事の多い良い旅となりました。

翌日は最終日、いつものように小魚の餌釣り、お土産の購入など忙しい一日になります。
とっとと寝るべきですね。

2013_11_03_石垣市_とうふの比嘉_ゆし豆腐セット小.jpg


最終日の朝食、とうふの比嘉で「ゆし豆腐セット小」です。

これがこうなります。

2013_10_30_石垣島_とうふの比嘉_ゆし豆腐セット小


あっさりしながらキッチリと大豆の香りが残るゆし豆腐に、追加で頼んだイカの塩辛で軽く塩味を付けて啜りこみます。

そして、これも追加の目玉焼に醤油をかけてご飯に乗っける。
醤油味の半熟卵とご飯を一気に掻きこむ幸せは何に例えたら良いのでしょうかね。

2013_10_30_石垣島_とうふの比嘉_内部


今日も良い天気。
朝食を食べたら活動開始です。

今日は大物は狙いませんが色々な小魚が遊んでくれるはずです。

大崎 中華 「平和軒」2013年11月13日 11:04

石垣島の日記の途中ですが、ちょっと忙しくて続きが書けないので以前に書いた日記を。

先日、中途半端な時間に空きが出来て、11時から昼食を摂る事になりました。

大抵のお店は11時半が開店なので、ちょっと困ります。
偶然検索に引っ掛かったお店を目指して大崎駅から歩いてみました。

目指すお店は中華「平和軒」、素朴な中華を食べる事が出来るようです。

平和軒

地図を見ながら山手通りを大崎広小路駅方面へ歩き、更に立正大学方面へと曲がり、しばらく歩きますがちっともお店が見つかりません。

キョロキョロしながら坂道を上がったり下がったりながら、ふと階段の上を見上げてみると何だかお店らしいのが有りました。

2013_10_19_五反田_平和軒_遠景


こりゃあ一発で探し当てるのは難しいですね。

2013_10_19_五反田_平和軒_店舗前


階段を上がるとこんな感じの路地にお店が有りました。

で、階段でこの道に上がった瞬間、何故か私の中でここと似た景色がデジャビューのように蘇りました。

それはどこかの小さな漁港の路地裏。

小さな路地が網の目のように走る小さな港の暑い昼下がりと強烈な日差し。
そしてそこで食べた焼そばの香り。

どこだったでしょうか。
子供の頃の山陰、小串の駅か、淡路島の小さな港か。
実際に出会った景色では無いかも知れませんが、何だか懐かしい思いが湧き上がって来る景色でした。

2013_10_19_五反田_平和軒_ワンタンメン


ワンタンメンを頼んでみました。

ごく普通の中華屋さんなのですが、予想を覆えす美味さ。
決してドロっとはしていませんが動物系の深いコクが感じられます。
魚介を効かせた今風のスープでは有りませんが、野菜の旨味も効いています。

そして入り口から見える路地裏の光景。

風に翻る暖簾と扉から見える自転車が遠い田舎の景色を見るようです。

ご主人はとても丁寧な方で満面の笑みで、会計後の「いってらっしゃい」の声がシミジミ心に響きます。

普通の美味しい大衆中華屋さんなのですが、何だかほっとさせられて大変気に入るお店となりました。

石垣島 10月29日 最終日 続き2013年11月14日 12:57

とうふの比嘉で朝食を摂った後は、いくつかの小場所ポイントを回りその後餌釣りでの小物釣りで今回の旅を終える予定です。

2013_11_03_石垣港_オキフエダイ


まずは一匹目。
小場所中の小場所と言って良いポイントで釣ったオキフエダイです。

満潮ならいざ知らず、この干潮時だと水の有るのは5x10メートルくらいのプール状の水溜り。
深さは1メートルくらいでしょうか。

大型の魚などは居るはずも無いポイントですが、小さいながらもワームに元気一杯のアタックを見せてくれました。

小場所を巡っている間に時間は過ぎ、そろそろ市内に戻って餌釣りを始めないと飛行機の時間が来てしまいます。

今回は安くあげる為に、飛行機が15:50発とちょっと早めの便が指定されています。

2013_11_03_石垣港_タマン


タマンの稚魚だと思いますが、いつも見かけるタマンと模様が少し違う気がします。

クチナジの稚魚なんでしょうか。

2013_11_03_石垣港_ダンダラスズメダイ


ダンダラスズメダイだと思います。

こいつも港内で釣っているとちょこちょこ釣れて来ますね。

2013_11_03_石垣港_リボンスズメダイ.jpg


こいつは初めて釣れた魚です。

リボンスズメダイだと思うのですが、スズメダイの仲間は大変な種類が有るので確証は有りません。

小さな魚ですが初めての魚は嬉しいものですね。

その他に、ネンブツダイの仲間、アイゴの仲間、ヒラニザの仲間が数釣れて、島を離れる前のひと時を十分に楽しむ事が出来ました。

さて、まもなく空港へ向かう時間です。

お土産の購入や荷物の整理も済ませて空港方面へ向かいますが、新しく出来た空港は今までと比べてちょっと遠くに有るので時間がかかりますね。

2013_10_30_石垣島_具志堅記念館_外観


買い物をしている時に見かけた、具志堅用高記念館です。

石垣島の出身だと知ったのは最近です。
羽田空港で本人を一度見かけた事が有ります。
強いボクサーでしたね。

石垣島 10月29日 帰京2013年11月15日 10:27

荷物の整理も終わり、お土産などの買い物も済みいよいよ帰京に向けて空港へとやって来ました。

この新しい空港によって石垣島へのお客さんが増加し、今回は様々な所で影響を受けました。

食事に行けば料理の売り切れで閉店、または満席で入れない。
夜の繁華街、美崎町周辺の人通りも多く、賑やかな印象を持ちました。

島にとっては良い方向に転んだと思いたいですね。

空港も人でごった返していて、以前ののんびりした離島らしい雰囲気は見られません。
トイレや手荷物検査の窓口などの施設が足りないのか、かなり並ぶ必要が有るのが気になりましたが、その辺り、改善されると嬉しいですね。

2013_10_30_石垣島_害虫_アフリカマイマイ


手荷物検査を終え待合室に入ると、こんな大きなアフリカマイマイの模型が置いて有りました。

内地への持込が禁止されている動物、昆虫類の説明用に置いてあるようです。

大きさは50センチくらいでしょうか。

こいつは沖縄本島では頻繁に見かけますが石垣島では見た事が有りません。
離島にも居るんでしょうかね。

こいつは野菜類の食害も問題ですが、それよりもこいつは人間に寄生虫を感染させる可能性が有る方が怖いですね。
詳細は検索してみてください。
かなり恐ろしい寄生虫を持っています。

2013_10_30_石垣島_害虫_ミカンキジラミ


ミカンキジラミだそうです。
シラミの名を持っていますが見た目はヨコバイに似ている気がします。

2013_10_30_石垣島_害虫_アリモドキゾウムシ


アリモドキゾウムシだそうです。
斬新なデザインですね。

2013_10_30_石垣島_害虫_イモゾウムシ


全身に毛が生えたイモゾウムシ。
可愛いんだかグロテスクなんだか、良く分かりません。

2013_11_03_石垣市_ぱいーぐる.jpg


お土産売り場で見かけた石垣空港の象徴、「ぱいーぐる」印のとりかわジャーキーです。

島の象徴だろうが何だろうが生皮ひん剥かれてます。
何でも有りなのが良いですね。

泣いてますけど。

今回の旅も終わりました。
帰りの飛行機を待っている間次回の来島の事を考えています。
次はいつ頃にしましょうかね。

東京駅 大野麥風展2013年11月16日 00:59

今日は仕事上の大きなイベント日。

一年以上続けて来たプロジェクトの集大成と言って良い日です。

何かが起きればしばらくまともに寝る事さえ出来ない日が続く事になりますが、まあなんとかなるでしょう。

状況によりしばらく更新が途絶える可能性も有りますが、短文であっても出来るだけ続けて行きたいと思います。

2013_11_15_東京駅_重要文化財プレート.jpg


かなり以前になりますが、東京駅で大野麥風と言う明治生まれの日本画家の絵画展が有りました。

この画家は魚を好んで描いて『大日本魚類画集』を出版したらしく、この画集の展覧会をやっていたと言う訳ですね。

もちろん私はこの画家を知っていた訳では有りませんがあちこちでポスターを見かけたのでちょっと寄ってみました。

その東京駅ですが、最近立て直されただけあって大変綺麗になっていましたが、古いレンガなどはそのまま利用されているようです。

写真のように重要文化財のプレートが貼られ手を触れないように注意を促されています。

2013_11_15_東京駅_階段1.jpg


駅に中は近代的な広いフロアーがいくつも設けられていて、そのフロアを上下に繋ぐエレベーターと、このような階段が設けられています。
ガラスの透明感と古いレンガの重い質感が良いコントラストを見せている見事な階段ですね。

2013_11_15_東京駅_階段2.jpg


床は木が張られています。

何らかのイベントが無いと入れないのだと思いますが、そのチャンスが有ればこの階段を見学に来るのも良いかも知れませんね。

2013_11_15_東京駅_ 大野麥風展_売店1.jpg


展覧会の方ですが、会場内はもちろん撮影禁止で画集の写真は撮っていませんが、画集を元に印刷された絵葉書が売店に飾られていました。

味わいの有る絵だと思いますが、私はついつい魚ソノモノのディテイルに目が行ってしまいます。

2013_11_15_東京駅_ 大野麥風展_売店2.jpg


上の方は南西諸島で良く見かけるヒラニザの仲間のようですが、実に写実的でまるで図鑑のようです。

多少とも絵心が有れば何らかの解説をしてみたいものですが、芸術を理解出来ないガサツな私には無理な話ですね。