西大井 ~ 神明 東光寺など2013年03月24日 00:07

「田」で鶏ガラスープのラーメンを食べ終え、またトコトコと大井町駅まで歩いて戻りました。

その途中でこんな立て看板が。

2013_03_15_大井町_東光寺


区指定の木が有るんでしょうか。

後から調べてみたのですが、品川区では樹木の保存事業を行っているようですね。

品川区 樹木の保存事業

ここのお寺には「しいのき」の保存樹が有るようです。
「しいのき」と言うのは、あのドングリに似た美味しい椎の実を付ける「椎の木」の事でしょうか。

他の地域では余り聞いた事が無いのですが、私の育った北九州では祭りの夜店でこの椎の実を炒った物が良く売られていました。

小さなドングリのような形をした実で、実は硬く充実しています。
栗に比べると甘味は有りませんが、噛んでいるとじんわりと甘味が出て来る野性味有る果実です。

祭り以外でも時々市場で売られているのを見かけましたし、祖父母の家に行くとたまにフライパンで椎の実を炒っているのを見かけた事も有ります。

ちょっと懐かしい事を思い出し、立ち寄ってみる事にしました。

看板の有る小路を入ってみると、10メートル先ほどでアパートの入り口にぶつかって行き止まりです。

お寺に繋がる通路も無さそうですし、両脇に自転車が並んでいたり洗濯物が干されたりして他人の生活圏に踏み込んでしまった感じで非常に気まずい気分です。

看板まで戻って左右を見ると20メートルほど向こうに曲がり角が有りました。

看板は自動車向けでお寺への曲がり口はまだ先だったんですね。

寺の中に入ると大きめの樹が何本も植わっており、それぞれ保存樹の札がそこかしこに掛かっています。

「しいのき」はどこでしょう。

一番奥まで行くと、有りました。

2013_03_15_大井町_東光寺_品川区保存樹_しいのき


逆光で見づらいですが、保存樹「しいのき」の札が掛かっています。
高さは12~3メートルくらいでしょうか。
まれに見ると言うほどの大きさでは有りませんが、節くれだった幹が長い年月を感じさせてくれます。

頑張って長生きして美味い椎の実を付けてくれる良いですね。
と言うか、秋になると実が成るのだったら拾いに来ましょうかね。

近くにはこんなのも。

2013_03_15_大井町_東光寺_烏樞瑟摩大明


「烏樞瑟摩大明」、トイレの神様だそうです。

ここではペットも一緒に自分のお墓に入れるそうで、トイレの神様といい、なかなか個性的なお寺ですね。

さ、急いで帰りましょう。

2013_03_15_神明_麺屋


と考えていたのですが、また古い店舗に引っかかってしまいました。

「あさひや製麺所」と言うお店のようです。
入り口には特定保健用食品のマークが貼ってありました。

2013_03_15_神明_麺小売


60年続いた本物の味だそうです。
会社の昼休みでなかったら買って帰るんですけどねえ。

さ、良い加減に急がないとマズイですね。