Fisheater's Paradise Second Stage

石垣島の日記の途中ですが日々の日記を。

先日夜勤明けの朝９時頃に会社を出て、何か食事をと考えながら電車に乗りこみました。

この時間帯って中途半端な時間帯なんですよね。

ラーメンとか食べたいのですが夜やってる店は閉めてますし、昼から開ける店は１１時半くらいから開くのが普通です。
普通の食堂や居酒屋も同じですね。

ところが関東では捨てる神有れば拾う神有りで、朝からビールを飲みながら食事が出来る店が何件も有ります。

地方都市ですと、こうは行きませんね。

仕事場の国際展示場駅から直通で行ける近場で朝から飲める店は２軒有ります。
一軒は先日紹介した「山家」でもう一軒は恵比寿の名店「たつや」です。

「山家」は先日行ったばかりなので、今日は「たつや」で食べる事としました。

たつや

日曜の朝と言う事も有り、人通りはそれほど多くない駅前を抜けて寒さに震えながら「たつや」の暖簾をくぐってみます。

この店は朝でも結構人が入っているのが普通なのですが、今日は空いてますね。

まずは、ホッピーと串焼きなどのツマミを頼んで最初に来たのがこいつです。



ポテトサラダとホッピーです。
冷たいホッピーが喉に沁みますね。

ここのホッピーは基本に忠実な作り方で、冷たく冷やした焼酎とホッピーを同じく冷たく冷やしたジョッキーに一気に注いで提供します。

そしてポイントは氷を入れない、って所です。

この飲み方は「三冷」と呼ばれていて、ホッピー通には常識、かつ最も美味い飲み方なんだそうです。

氷が溶けて薄まらず、確かに美味いのでお勧めです。

また、この店では生ビールはちょっぴり高いのでいきなりホッピーから入るのがお勧めです。

常連さんは皆そうしてるようです。

このポテトサラダは、他店ではあまり経験が無い黒胡椒が強めに効かされたピリっとした味の物で大変に美味しい物です。

こいつをチビチビ食べつつホッピーをグイグイ飲んで串焼きが焼きあがって来るのを待ちます。



「テッポウ」のタレ焼きです。
豚の直腸ですね。

テッポウがフンワリ口の中でとろけるような素晴らしい焼きあがりです。
当然ながら臭みも一切有りません。
私が思うに、この店は一番美味いテッポウを出してくれる店の一つだと思います。



豚バラの塩です。
タマネギと豚バラを交互に刺したのをキリッとした塩味で引き締めています。
実に美味いですね。

周りには昨晩から飲んでいるような元気の良いお客さんも居ますし、朝の散歩がてらやって来た常連さんらしき姿も見かけます。

それぞれ思い思いに新聞を読んだり、店で開催している釣り大会の話題などを店員さんと話しながらゆっくりと時間を過ごしているようです。

私も持ち込んだ文庫本をゆっくりと読み進めながら、お代わりしたホッピーをゆっくり、じっくりと味わいゆるやかな時間をやり過ごして行きます。

かれこれ一時間を過ぎたでしょうか。
店から外を眺めてみると、今日も気温は低いようですが、おだやかな天気のようです。



良い具合に酒も回って来たので、そろそろ家路についてゆっくり寝るとしますかね。