四国遠征記 112012年06月21日 09:45

さて、土讃線、讃岐財田駅からアンパンマンの列車に乗って出発です。

しかし、列車と書いていますが、上手い表記の仕方は無いんでしょうか。

土讃線は電化されていないので電車は変ですし、SLじゃないので汽車は違和感有りますし。

まあ、列車なんですかねえ。

2004_05_02_土讃線_鉄路


皆で車両の先頭に陣取って目的地まで、キョロキョロと前方、左右の景色を楽しみます。

しかし、本当に狭い所を通ってるんですね。
場所によっては周囲の藪からはみ出した小枝に触れそうな気さえします。

丁度この日の列車では新人の研修をやってたらしくて、指導する先輩とキビキビと確認、発声する後輩の声が車両内に響きます。

何だか良い雰囲気です。

10分ちょっとの列車の旅の後に到着したのはここです。

2004_05_02_土讃線_坪尻駅_全景


テツの素養の有る人だと、最初からピンと来てたと思います。

日本有数の秘境駅、「坪尻駅」ですね。

この辺りです

まあ、とにかく凄い所に有る駅ですね。

駅では有るんですが、駅までのまともな道が見当たりません。

来た方向にはトンネルがポカリと口を開けているだけ。
進行方向は深い山に挟まれた谷間となっていて、民家の気配は有りません。
そっちには道も無いですね、こりゃ。

駅舎を出ると小さな広場、と言うかまあ、草ボウボウの空き地が有るのですが、そこに至る大きな道が見当たりません。

空き地の右方に山へと続く申し訳程度のケモノ道。
左方は踏み切りを越えて細い道が続いているようです。

ちょっとそっちに行ってみると廃屋が一軒。
ボロボロに壊れた屋内に、何故かドラムセット。
軒先には朽ちかけたオフロードバイクが一台。
何なんでしょうか。

道が上へと続いていたので少し登ってみると、途中で倒木が道を塞いでいました。

徒歩なら行けなくも無いですが、無理しても仕方無いので戻ってみますか。

2004_05_02_土讃線_坪尻駅_全景


廃屋の方から撮ってみました。

駅の向こうにケモノ道が続いてるんですが、どこに出るんでしょうかね。

皆はこの駅で好き勝手にうろうろと探索しています。
うろうろし過ぎて通過電車に警笛を鳴らされてしまったりしましたが。。。

廃屋の向こうには谷川が流れているようです。
流れる水の音と木々を透かして綺麗な流れが見えますが、水辺に至る道は無いようです。

本当に何も有りませんが、不思議な魅力の有る駅です。
メンバーも皆気に入ったようで、その後、事有るたびに話のタネを提供してくれる訪問になりました。

さて、帰りの列車が来ます。
こいつを逃すと2時間くらい来ないはずです。
急ぎましょう。

2004_05_02_土讃線_坪尻駅_バイキンマン


てか、今度はバイキンマンです。
何でですかね。

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