石垣島遠征 2014/3/2 ④2014年03月25日 10:19

港から歩く事15分ほど。
竹富島の集落へと入って来ました。

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赤瓦の屋根、白い砂が敷き詰められた道、サンゴの石垣、いかにも竹富島といった風情が有る道です。

本来なら明るい日差しで、目が痛いほど真っ白に輝く白砂なのですが、ご覧のようにドンヨリした空の下では島の本来の美しさを感じる事は出来ません。

この島は、かなり以前に一度だけ訪れた事が有ります。

その時は長時間のボート釣りと石垣島島内での陸っぱりでの釣りで丘の上から海岸への数え切れないくらいの往復、砂に足を取られながらの長距離の歩きで、かなりヘタばって、半日だけ休憩を兼ねて島へ来ました。

その時は天気も良く晴れ上がり、強い日差しの中で鮮やかに輝く白砂と、静かに佇む南の島、集落の美しい景色に、さすがの私もこの島の本来持っていただろう魅力に気付かされたものです。

まあ、その時は観光シーズンからも外れていたでの静かでしたが、普段はうるさくて来る気もしないんですけどね。

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歩ている内にこんな井戸を見つけました。

当然ながら島にとっては水は大事な物、文字通りの生命線です。
今でもこの井戸は生きているのでしょうかね。

と思って自宅で調べてみたら、この井戸は竹富島に11個有る井戸の一つ、アーラカーと言う名前の井戸である事が分かりました。

予想通りこの島は飲み水で苦労したようですが、今では石垣島から海底送水され水の不自由は無くなったようです。

何よりですね。

更に集落の中心へと歩いて行くと、遠くから三線の音が聞こえて来ました。

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竹富島の観光の目玉、水牛が引く牛車がやって来たようです。

石垣島遠征 2014/3/2 ③2014年03月23日 15:02

荒れた海を離島便に揺られて、と言うかシェイクされて船は港に着きました。

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竹富港です。

ご覧のように天気は曇り、風は強く気温は低く午後のボート釣りの先行きが危ぶまれます。

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港に掲示されている島内の地図です。
右上に竹富港が有り、南西へと一本道が集落へと繋がっています。
この集落が観光の中心になる訳ですね。

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この地図を撮っている姿を写真に撮られていました。
左が私、右が今回のメンバーの一人T氏です。

九州、四国、東北と、一緒に動く事が最も多いいつものメンバーです。

忙しくてほとんど釣りに行けなかった去年、長期遠征中の彼に合流させてもらって、四国、淡路島を久々に訪れる事が出来ました。

沖縄本島では、彼が持ち込んだノロウイルスに巻き込まれてエライ目に会ったのは良い思いでです。

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この島は石垣島から離島便で15分ほど。
最も手軽に来れて、かつ最も観光地として洗練された離島でしょう。

私達の釣りには適していないので来るチャンスは余り有りませんが、観光地としてはやはり一流だと思います。

放牧地でのんびり草を食んでいる牛を眺めながら、観光の中心、集落を目指して歩いて行きます。

観光客が闊歩する典型的な景勝地に、観光の似合わない薄汚い釣り師が訪れる訳ですから、浮いてしまうのは必至です。

楽しそうなカップルはほっておいて、とりあえずズンズン歩いて行く事にしましょう。

石垣島遠征 2014/3/1 ~ 2014/3/2 ②2014年03月21日 00:12

石垣島の初日、「えいこ鮮魚店」で食事の最中です。

2014_03_10_えいこ鮮魚店_刺身盛り合わせ.jpg


刺身の盛り合わせ、強烈な盛りで500円。
驚きの価格です。

魚は、タマン、マグロの砂ズリ炙り、マグロ赤身、イラブチャー、です。
鮮度は抜群、ひたすら新しい魚です。

関東ではグルメと呼ばれる人が、マグロは数日間熟成させてこそ美味くなる、とか言っているようですが、知った事では有りません。

〆てすぐの、噛み切れないほどのブリブリ食感、鮮度が高いからこそ味わえる爽やかな酸味。
寝かせた魚も悪く無いのでしょうが、私はこっちの方が好きです。

2014_03_10_えいこ鮮魚店_寿司八貫.jpg


そしてお寿司、8貫です。

とにかくデカイ寿司で、一口では口に入らないので、噛み切って2回に分けて食べる事になります。

ネタは刺身と同じ魚に加えて、セイイカ、エビ、卵などが加わります。

この店は魚以外にも、チャンプルーなどの居酒屋メニューが有るのですが、一品の量が多いのでなかなか魚以外のメニューにたどり着きません。

今回も、これ以外にサラダを食べたところでギブアップ。

いつかソーメンチャンプルーを食べてみたいのですが、いつになる事でしょうね。

2日目は午後からボートフィッシングの予定なので、午前中を釣りに当てるにはポイントと乗船地の往復を考えると微妙に時間が不足します。

と言う事で、珍しく午前中を観光に当てる事にしました。

と言う事で、前日はゆっくりと部屋で飲みつつワイワイ騒いで少しばかり夜更かしをして、朝はゆっくり10時頃ホテルを出発。

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離島ターミナルから離島便に乗って島を目指します。

しかしこの船、いつもながら猛烈に波を蹴立てつつ猛スピードですっ飛んで行きます。

気の長い沖縄県人が乗るにしてはえらくセッカチな気がするのですが、本当は気が短いんでしょうかね。

石垣島遠征 2012-07-06~2012-07-09 142012年07月27日 10:35

ようやくミズオチ川で一匹のチヌを釣りあげましたが、後が続きません。

ポイントを後にして別な支流へと入って行きます。
ミズオチ川より小さく、更に狭い川ですね。

同じくシェイドを狙ってルアーを送り込みますがやはり反応が有りません。

なかなか難しいですね。

20分ほど攻めた辺りでマングローブの枝にルアーをかけてしまいました。

そいつを無理やり引っ張り出した反動でルアーが水面に叩きつけられた瞬間に食って来ました。

2012_07_08_ミズオチ川_コトヒキ


コトヒキですね。

あちこちで姿を見せる元気者です。
沖縄方言ではクワガナですが、八重山ではガチマヤとも言うそうです。

この魚は3本フックを全てガッチリ食っって来る事が多いのですが、こいつはちょっと上品に2本だけ食ってました。

とはいえ棘の有るエラを目いっぱい張っって口を食いしばるので、フックを外すのはやっぱり苦労します。

更に遡上して底に岩が転がったポイントでメンバーが一匹釣り上げました。

2012_07_08_ミズオチ川_オキフエダイ


オキフエダイですね。
良く似た魚にニセクロホシフエダイと言う魚が居ますが、そっちには体に黒い斑点が一個有るので区別出来ますね。

サイズは大きくは無いですが、厳しい状況での一匹は嬉しいですね。

いくつものポイントを叩いている内に、そろそろ時間が迫って来ました。
潮も引いて来て水深が下がり川の中で釣るのは厳しくなって来ました。

次のポイントは河口のゴロタ石に付いた魚です。

数投でメンバーに念願のマングローブジャックがヒット。
ようやく狙った魚が登場しました、、、、が、写真が有りません。

私にも強い引きを見せる一匹がヒットしましたが、残念ながらバラしてしまいました。

リズムが合いませんねえ。
アタリも無くなり最後のポイントです。

2012_07_08_クイラ湾_小島


湾の中ほどに岩で出来た小島が有ります。

引き潮で川から出て来た魚が、この小島に集まる事が有るようです。
小島をグルッと回るように攻めてみますが、残念ながら魚は留守のようです。

この島には多くのアジサシが営巣していて、釣っている間中突然の闖入者にギャーギャーと大騒ぎしていました。
ワルサをするつもりは有りませんでしたが、そんな事は鳥には分かりませんよね。

さて、最後のポイントでもアタリが無く引き上げる時間です。

日帰りなので時間がギリギリになり、ショップには寄らず直接上原港に送って頂きます。

厳しい一日でしたが、念願のクイラ川に来る事が出来ました。
それだけでも私には十分に楽しむ事が出来ました。

しかし、これで終わる訳には行かないので、またチャレンジする事になります。

次回は良い結果を出したいですね。

さ、今日は美味い物食ってノンビリしますかね。

石垣島遠征 2012-07-06~2012-07-09 132012年07月25日 09:49

さて、クイラ川では釣果を得る事が出来ませんでした。

現実は厳しいものですね。

キャプテンは周辺のポイント、支流を精力的に回って何とか釣らせようと頑張ってくれますが、いかんせん魚のやる気が無いようです。

良いポイント、良い場所にルアーを何度も送り込みますが、魚は反応してくれません。

後ろからキャプテンの「あれで出ないか」、「あそこでもダメか」の小声のツブヤキが聞こえます。

暑く、猛烈な日差しに曝され、それでも水分を補給しながら釣り続けますが、ダメですねえ。

しばらくすると、「少し移動します」とキャプテンから声がかかり、近くの川に移動しました。

2012_07_08_ミズオチ川_マングローブ


クイラ川の近くを流れるミズオチ川と言うポイントのようです。

川幅はクイラ川よりかなり狭いようですが、水中を泳ぐ魚の姿は多くて期待が出来そうです。

しかし、魚影は濃くともやる気が無いようで、ルアーに付いて来ますが食うには至りません。

それでも最上流近くのシェイドに入ったルアーに数匹でのチェイスとようやくのアタックが出ました。

2012_07_08_クイラ川_チヌ


チヌですね。
ちょっと目が飛び出たように見えますし、色合いも悪いので死体を拾ったみたいに見えますが、とりあえず生きた魚です。

とりあえず、魚らしい魚を釣ってホッとしたところで最上流の滝まで遡上しました。

2012_07_08_ミズオチ川_滝


上から冷たい水が降り注ぎ、辺りの気温も低くようやく一息です。
持参した水を大量に飲み、川の水で頭や顔を洗い、生き返った気分です。

私はキャストする事を忘れていたのですが、メンバーの一人が滝の落込みをくぐらせるようにミノーを通すと強烈なアタリが。

極硬のバスロッドが一気に引き込まれて行きます。
数秒の緊張のやり取りの後、残念ながらロッドチップがパンと跳ね返り魚の動きは消えました。
PE2号を使っていたのですが、底の岩に擦れてラインブレイクしてしまったようです。

残念です。

その後数投してみましたが、ルアーに触る魚体の気配は感じますが、残念ながらヒットする事は有りませんでした。

まあ、仕方有りません。
もう少し涼んで行きますかね。