石垣島遠征 2014/3/2 ⑧ ― 2014年04月01日 12:53
K氏にナンヨウカイワリが釣れてリベンジ成功となりましたが、やはり気温が低く魚の活性が上がりません。
キャプテンもポイントを変え、ラインを変えながら船を流しますが反応が無く渋い時間が続きます。
そんな時間が一時間ほど続いた頃、久しぶりに魚の気配が。
T氏にカンモンハタです。
いつもなら飽きるくらいに釣れて来るカンモンハタですが、今回初登場。
そしてカンモンハタ最後の一匹となりました。
前回は一匹も姿を見せなかったのですが、2連続こんな調子なのは本当に初めての経験です。
もう一枚写真を撮ってみました。
ジョジョ立ちらしいですが、ちょっと腰のヒネリが足りませんね。
この一匹以降、またもや沈黙の時間が続きます。
風は冷たく、空は暗く。
私には、釣れるどころかアタリさえも無く、正直初ボーズを覚悟していました。
そして最後の一流しと思われるタイミングで、浅いリーフから深い落込みへと変化するポイントが前面に現れて来ました。
普段は1~2メートルの浅場を流すので沈みの早いルアーの出番は無いのですが、何となくバイブレーションにルアーチェンジしてみる事にしました。
浅いインリーフから、落込みに向ってフルキャスト。
5メートルほど沈めて、軽いジャーク、リフト&フォール。
2回目のフォールで食って来ました。
いきなりの強い締め込み。
浅いサンゴの海では魚を掛けたらゴリ巻きが基本なのですが、それを許さない強引な引き。
この下へ入る引きはアジの類では有りません。
メインラインはPE3号なので引き負けはしませんが、リーダーが30ポンドなのでサンゴに触れたら一発で飛んでしまいます。
下へ向う強い引きに対抗して、若干ドラッグを締め込んで対応し一旦止まったものの、段階的にラインを引き出して行きます。
硬めのシーバスロッドは満月。
とは言え、掛けると同時にキャプテンが機敏に船を回してくれたのでもうサンゴに巻かれる心配は有りません。
しばしのやり取りの後姿を見せたのがこの魚。
キツネフエフキ。
方言でウムナガー、顔つまり面が長い、オモナガー → ウムナガーですね。
良く似た魚で、ムネアカクチビ、方言でチムグチャーと言うのが居ます。
見た目は似ていますが、黄色の唇の分厚い感じと胸鰭に有る赤っぽい点。
それと口の中が名前通りに火のように赤いのが特徴、つまり「胸赤口火」が名前の由来ですね。
また、キツネフエフキは、顔が口まで一直線にニュッと伸びていますが、大型のムネアカクチビは目の辺りが出っ張って来ます。
下の写真が分かりやすいですね。
キツネフエフキ
ムネアカクチビ
サイズは54センチに届くか届かないか。
サイズはまずまずですが、ご覧のように逞しい尻尾がサイズ以上の強い引きをもたらします。
同サイズの強さで言えば、石鯛を凌ぐとも言われるフエフキダイの仲間らしい引きで楽しませてくれました。
そして、これが最後の流し。
K氏のお土産として立派な魚が追加されて満足です。
港に帰れば調度夕食の時間ですね。
キャプテンもポイントを変え、ラインを変えながら船を流しますが反応が無く渋い時間が続きます。
そんな時間が一時間ほど続いた頃、久しぶりに魚の気配が。
T氏にカンモンハタです。
いつもなら飽きるくらいに釣れて来るカンモンハタですが、今回初登場。
そしてカンモンハタ最後の一匹となりました。
前回は一匹も姿を見せなかったのですが、2連続こんな調子なのは本当に初めての経験です。
もう一枚写真を撮ってみました。
ジョジョ立ちらしいですが、ちょっと腰のヒネリが足りませんね。
この一匹以降、またもや沈黙の時間が続きます。
風は冷たく、空は暗く。
私には、釣れるどころかアタリさえも無く、正直初ボーズを覚悟していました。
そして最後の一流しと思われるタイミングで、浅いリーフから深い落込みへと変化するポイントが前面に現れて来ました。
普段は1~2メートルの浅場を流すので沈みの早いルアーの出番は無いのですが、何となくバイブレーションにルアーチェンジしてみる事にしました。
浅いインリーフから、落込みに向ってフルキャスト。
5メートルほど沈めて、軽いジャーク、リフト&フォール。
2回目のフォールで食って来ました。
いきなりの強い締め込み。
浅いサンゴの海では魚を掛けたらゴリ巻きが基本なのですが、それを許さない強引な引き。
この下へ入る引きはアジの類では有りません。
メインラインはPE3号なので引き負けはしませんが、リーダーが30ポンドなのでサンゴに触れたら一発で飛んでしまいます。
下へ向う強い引きに対抗して、若干ドラッグを締め込んで対応し一旦止まったものの、段階的にラインを引き出して行きます。
硬めのシーバスロッドは満月。
とは言え、掛けると同時にキャプテンが機敏に船を回してくれたのでもうサンゴに巻かれる心配は有りません。
しばしのやり取りの後姿を見せたのがこの魚。
キツネフエフキ。
方言でウムナガー、顔つまり面が長い、オモナガー → ウムナガーですね。
良く似た魚で、ムネアカクチビ、方言でチムグチャーと言うのが居ます。
見た目は似ていますが、黄色の唇の分厚い感じと胸鰭に有る赤っぽい点。
それと口の中が名前通りに火のように赤いのが特徴、つまり「胸赤口火」が名前の由来ですね。
また、キツネフエフキは、顔が口まで一直線にニュッと伸びていますが、大型のムネアカクチビは目の辺りが出っ張って来ます。
下の写真が分かりやすいですね。
キツネフエフキ
ムネアカクチビ
サイズは54センチに届くか届かないか。
サイズはまずまずですが、ご覧のように逞しい尻尾がサイズ以上の強い引きをもたらします。
同サイズの強さで言えば、石鯛を凌ぐとも言われるフエフキダイの仲間らしい引きで楽しませてくれました。
そして、これが最後の流し。
K氏のお土産として立派な魚が追加されて満足です。
港に帰れば調度夕食の時間ですね。
石垣島遠征 2014/3/2 ⑨ ― 2014年04月02日 11:14
港に到着すると、およそ17時くらい。
釣具を片付けて宿に戻ると夕食の時間に調度良い18時前。
今日の夕食は焼肉屋の「おときち」。
格安でクオリティの高い石垣牛を食べさせてくれるお店です。
焼肉と言うのは美味そうに撮るのが難しいですね。
特に私達は大量の肉を網に乗せるのを極端に嫌います。
佐賀にホルモンの名店が有り、そこでホルモン、肉を焼く時の注意を叩き込まれたおかげですが、それを写真に撮ると何だか貧乏臭い写真になりますね。
珍しくエリンギなどを焼いていますが、いつもなら肉一本で勝負です。
肉ならハラミ、それにコテツ、アカセン、その日のお勧め辺りをガツガツ行くのがいつものパターンです。
またこの店、島の野菜サラダというメニューが有るのですが、香り、味が濃厚な島野菜が大量に乗ったサラダで、お気に入りの一品です。
後は、飲み物にホッピーでも有れば最高なのですが、オリオンビールの生が有るので充分過ぎますね。
焼肉を食べ終わった後ちょっと街を散策し、いつものバー「うるべ」の開店待ち。
いつもならこの季節は夜もそれなりに暖かいのですが、この日はちょっと冷え込んでいました。
うるべも開店しました。
写真が真っ暗で何だか良く分からないと思いますが、この店の営業部長、ペットの飼い犬コンキチが床で寝ています。
この犬、マスターが拾って来た犬なのですが、どうも人嫌いのようでいつもカウンターの奥で寝ています。
もう何度も顔を会わせているのですが、なかなか体を触らせてくれません。
以前は近づくと後ずさりして逃げていましたが、それでも店に通う内に手を出せばクンクン臭って来る程度には慣れて来ました。
今は店にはお客さんは一組だけ。
メインイベントのボートでの釣りも終わりましたし、ゆっくり飲んで楽しむとしましょう。
釣具を片付けて宿に戻ると夕食の時間に調度良い18時前。
今日の夕食は焼肉屋の「おときち」。
格安でクオリティの高い石垣牛を食べさせてくれるお店です。
焼肉と言うのは美味そうに撮るのが難しいですね。
特に私達は大量の肉を網に乗せるのを極端に嫌います。
佐賀にホルモンの名店が有り、そこでホルモン、肉を焼く時の注意を叩き込まれたおかげですが、それを写真に撮ると何だか貧乏臭い写真になりますね。
珍しくエリンギなどを焼いていますが、いつもなら肉一本で勝負です。
肉ならハラミ、それにコテツ、アカセン、その日のお勧め辺りをガツガツ行くのがいつものパターンです。
またこの店、島の野菜サラダというメニューが有るのですが、香り、味が濃厚な島野菜が大量に乗ったサラダで、お気に入りの一品です。
後は、飲み物にホッピーでも有れば最高なのですが、オリオンビールの生が有るので充分過ぎますね。
焼肉を食べ終わった後ちょっと街を散策し、いつものバー「うるべ」の開店待ち。
いつもならこの季節は夜もそれなりに暖かいのですが、この日はちょっと冷え込んでいました。
うるべも開店しました。
写真が真っ暗で何だか良く分からないと思いますが、この店の営業部長、ペットの飼い犬コンキチが床で寝ています。
この犬、マスターが拾って来た犬なのですが、どうも人嫌いのようでいつもカウンターの奥で寝ています。
もう何度も顔を会わせているのですが、なかなか体を触らせてくれません。
以前は近づくと後ずさりして逃げていましたが、それでも店に通う内に手を出せばクンクン臭って来る程度には慣れて来ました。
今は店にはお客さんは一組だけ。
メインイベントのボートでの釣りも終わりましたし、ゆっくり飲んで楽しむとしましょう。
石垣島遠征 2014/3/3 ⑪ ― 2014年04月04日 10:33
前日の晩はうるべでゆっくりと酒と会話を楽しみました。
さすがに今日はノンビリとした釣りで一日を過ごす予定です。
まずは朝食。
石垣島に来たら、必ず立ち寄る「とうふの比嘉」です。
時刻は10時過ぎ。
昨日は船での釣りと楽しい酒の時間で、少し寝すぎてしまいました。
お客さんの姿は有りませんでしたが、注文の品を待つ間にスーツケースを抱えた女性旅行客がわずかに一組。
雨の中、静かな時間が流れます。
注文したのは、ゆし豆腐セットの小。
これに目玉焼きとイカの塩辛をつけた私のいつもの定番メニューです。
向かいにT氏が座っていますが、彼は無類の豆腐好き。
注文したのはゆし豆腐ソバ。
これも大豆の香り高いゆし豆腐とソバの組み合わせが何とも言えない美味さが際立つ一品だと思います。
雨が降る戸外に目をやると、ピンクがかった赤い花が盛大に咲き誇っています。
ブーゲンビリアかなと思いましたが何だか違う気がします。
この花は何なんでしょうね。
美味い豆腐を食べながら、仲間と今日の釣りの計画を立てますが、この雨。
出来れば日本に住むライギョの一種ライヒーと、既に絶滅したと思われるコータイの姿を求めてみたいのですが、雨に弱いライギョ達の姿を探すのは非常に難しい釣りになるでしょう。
昨日キャプテンから、かつてコウタイがウジャウジャしていたエリアの情報を得ているのですが、それは既に過去の話。
天気を見ながら魚の可能性の有る釣りを試してみるしか有りませんね。
さすがに今日はノンビリとした釣りで一日を過ごす予定です。
まずは朝食。
石垣島に来たら、必ず立ち寄る「とうふの比嘉」です。
時刻は10時過ぎ。
昨日は船での釣りと楽しい酒の時間で、少し寝すぎてしまいました。
お客さんの姿は有りませんでしたが、注文の品を待つ間にスーツケースを抱えた女性旅行客がわずかに一組。
雨の中、静かな時間が流れます。
注文したのは、ゆし豆腐セットの小。
これに目玉焼きとイカの塩辛をつけた私のいつもの定番メニューです。
向かいにT氏が座っていますが、彼は無類の豆腐好き。
注文したのはゆし豆腐ソバ。
これも大豆の香り高いゆし豆腐とソバの組み合わせが何とも言えない美味さが際立つ一品だと思います。
雨が降る戸外に目をやると、ピンクがかった赤い花が盛大に咲き誇っています。
ブーゲンビリアかなと思いましたが何だか違う気がします。
この花は何なんでしょうね。
美味い豆腐を食べながら、仲間と今日の釣りの計画を立てますが、この雨。
出来れば日本に住むライギョの一種ライヒーと、既に絶滅したと思われるコータイの姿を求めてみたいのですが、雨に弱いライギョ達の姿を探すのは非常に難しい釣りになるでしょう。
昨日キャプテンから、かつてコウタイがウジャウジャしていたエリアの情報を得ているのですが、それは既に過去の話。
天気を見ながら魚の可能性の有る釣りを試してみるしか有りませんね。
大井町 東急大井町線 耐震工事 ― 2014年04月05日 00:04
東急大井町線の起点、大井町周辺に食事に行く事が有ります。
この大井町線は大井町から2駅ほど高架になっていて、そのガード下がなかなかディープな商店街になっていました。
いました、と書いたのは耐震工事の為2月末でいっせいに閉店となってしまったからです。
そして3月のある日大井町を訪れる事が有って、かつてのガード下を歩いてみました。
なかなかの人気を誇った、鳥平さん。
入り口に閉店のご挨拶の貼り紙が張られています。
100メートルほど続くガード下の並びのお店は全て閉店していました。
そしてこの店。
創業昭和33年、56年の長きに渡り大井町ののん兵衛の味方で有り続けた「浅野屋」です。
この写真の日は2月中旬、立ち退きまでまだもう少し時間が有りますが、閉店を惜しむ常連のお客さんで混んだ店内に入れず、少し並んでから入る事になりました。
写っているのは私の友人二人です。
飲んでいても、この日は常連らしき人々が満席の店内に何度も顔を覗かせ、残念そうに帰って行きました。
好きな店とは言え、私達が通い始めてわずかに数年程度。
やはり年季の入ったお客さんの為に、この日は早めに店を出る事にしました。
そして、3月。
浅野屋も56年間の歴史に幕を閉じました。
いつも笑顔を絶やさないほんわかした女将さん、そしていつも美味い料理を作ってくれた大将、ありがとうございました。
もちろん閉店してしまう店ばかりでは有りません。
上手く道路を挟んだ向こう側の店舗に首尾よく移転出来たようです。
このお店とて、創業50年を越える老舗。
これからもまずは100年目指して頑張ってお店を続けて頂きたいものです。
この大井町線は大井町から2駅ほど高架になっていて、そのガード下がなかなかディープな商店街になっていました。
いました、と書いたのは耐震工事の為2月末でいっせいに閉店となってしまったからです。
そして3月のある日大井町を訪れる事が有って、かつてのガード下を歩いてみました。
なかなかの人気を誇った、鳥平さん。
入り口に閉店のご挨拶の貼り紙が張られています。
100メートルほど続くガード下の並びのお店は全て閉店していました。
そしてこの店。
創業昭和33年、56年の長きに渡り大井町ののん兵衛の味方で有り続けた「浅野屋」です。
この写真の日は2月中旬、立ち退きまでまだもう少し時間が有りますが、閉店を惜しむ常連のお客さんで混んだ店内に入れず、少し並んでから入る事になりました。
写っているのは私の友人二人です。
飲んでいても、この日は常連らしき人々が満席の店内に何度も顔を覗かせ、残念そうに帰って行きました。
好きな店とは言え、私達が通い始めてわずかに数年程度。
やはり年季の入ったお客さんの為に、この日は早めに店を出る事にしました。
そして、3月。
浅野屋も56年間の歴史に幕を閉じました。
いつも笑顔を絶やさないほんわかした女将さん、そしていつも美味い料理を作ってくれた大将、ありがとうございました。
もちろん閉店してしまう店ばかりでは有りません。
上手く道路を挟んだ向こう側の店舗に首尾よく移転出来たようです。
このお店とて、創業50年を越える老舗。
これからもまずは100年目指して頑張ってお店を続けて頂きたいものです。
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