沖縄本島 名護~ヤンバルの釣り その252012年03月28日 00:24

沖縄本島 2007/11/23~2007/12/1の名護周辺の旅の記事の続きです。

首尾よく2匹の魚を釣り上げる事が出来、満足しつつコザのデイゴホテルを目指します。

今日は部屋で食事を摂るつもりなので何を食べるか決める必要が有ります。
と言うか、もう心は決まってるんですけどね。

アルゼンチンチキン


アルゼンチンチキンです。

この辺りです

ローストチキンを売ってるお店です。

ここのチキンはニンニクやハーブなどを詰めて使い込まれたロースターで焼いた品です。
腹にたっぷり詰められた粗い刻みニンニクがビールに最高に合う逸品です。
ワインにも合いますよ。

沖縄ではアルゼンチンやブラジルなどの南アメリカを意識した料理を出す店を良く見かけます。
沖縄では明治時代末から南アメリカへの移民、移住が行われ、戻って来た人々がこれらの料理を伝えたとの事です。

名護市では他に有名なブラジル食堂とかが有りますし、カフェなどでエンパナーダ、コシンヤなどの南アメリカ由来のメニューが時々見られます。
名護の桜祭りで出る縁日、屋台では毎年見られますね。

ちなみにザックリと説明すると、エンパナーダは牛肉や鶏肉を香辛料、ハーブで炒めてトマトで味付けしたソースをパイ皮に包んで揚げた物。
マッシュポテトで包んで揚げた物がコシンヤです。コロッケみたいな物です。

話は前後しますが、店のたたずまい、雑然とした店内、いかにも地元の人達相手の商売を続けて来た風情のオバアとオジイ。
沖縄本島でチキンを出す店は数有りますが、私はどうしても、このアルゼンチキンに手が出てしまいます。

話を聞くと今使っているロースターはもう部品が無くて修理出来ないらしいのです。
つまり、このロースターが壊れてしまったら店閉まいって事らしいのですね。

皆さんはロースターで焼いた鶏を食べた事が有りますか?
フライパンや網焼きとは焼け上がりが全く異なって、フワフワ、ほろほろと口の中でほぐれる絶妙の歯応え、舌触りなんですね。

雑然とした店内には、もう一台の古ぼけたロースターが見えるのですが、パーツ取りとかで使えないものでしょうかねえ。

さて、チキンとエンパナーダを購入しました。
後は刺身ですが、コザまで戻るとスーパーの商品が残っていない可能性が有ります。
いつものサンエイで刺身を買ってコザへ向かいます。

この辺りです

許田インターから沖縄自動車道路を使って一気にコザへワープです。

続きます。