Fisheater's Paradise Second Stage

順調に北上を続け、小田急線までもう間もなくです。

ここで一般道を外れショートカットする事にしました。



広大な墓地です。
この中を通り抜けて近道する事にしました。

私はまったく信心深い方ではなく、むしろバチアタリな人間ですが、これだけ沢山のお墓が並んでいるとさすがに圧倒される物が有ります。

そういえば、お墓と言うと薄気味悪いとか怖いとか言う人を時々見ますが、私は何もそんな事を感じません。

先祖達の遺骨が眠る場所、子孫にとっては懐かしむ縁となる場所以上でも以下でも無い、といった思いでしょうか。

そういう意味では、むしろ神社の方が怖さを秘めているのではないかと考えています。

神社や社の有る場所は、代々災害の多い土地、何らかの理由や風土病で死者が多く出がちな土地。
そういった地域を神の祟りとして、鎮める為に建てられた経緯の有る神社が数有った記憶が有ります。

まあ、どの宗教でも神はたいてい人間に災厄をもたらす物みたいですけどね。

もちろん信心に縁の無い私には、どうでも良い話です。



丘の上、谷の下に広がる墓地の中に小さな池が設けられていました。
周囲には東屋とベンチが置かれ、お墓参りの人々が休憩できるように設えられています。



反対側に回ると立派に造られた庭のようでなかなかのものですね。

そろそろ墓地を抜けてまた一般道へ出ます。
もう小田急線は間近で、この散歩もこれで終わりですね。