Fisheater's Paradise Second Stage

本日はまたしても休日出勤でおまけに夜勤。

今日はここ数年の大きな節目に当る仕事になるのでゆっくり体を休めて万全の体勢で臨む必要が有ります。

て事で、早めに晩酌を済ませて一眠りしてから出勤する事にしました。

近所のスーパー、「LIFE」に買出しに行くとコイツが。



私の大好きな尾赤ムロが。
しかも安い。

この魚を見つけた時には、一発で酒の肴に決定してしまうのですが、この店では３枚におろしてくれるのか知りません。

なかなか良いスーパーなので当然やってくれると思うのですが、近くに店員さんが見当たらず尋ねる事も出来なかったので今回は諦めました。

こんなに魚が好きなのですから魚くらいおろせるようにならないとダメだと思うのですが、何せ面倒くさがり屋なんでなかなかやる気が起きません。

３枚おろしの状態で泳いでいる魚とか居れば助かるんですけどね。



で、今日の夕食です。
魚のブツ切りがセットになった物、こいつは何種類か入ってるので味の変化が有って飽きないのが嬉しいですね。
まあ、サーモンと言うかトラウトが入っているのはご愛嬌ですが。

決め手はイカのエンペラが入っていた点です。
コリコリした歯応えがタマリません。

そして海鮮巻。
酢飯に魚の相性は誰が何と言おうと完璧な組み合わせですよね。

その隣に「KFC」の袋、ご存知「ケンタッキー・フライチキン」です。

刺身と巻物だけのつもりだったのですが、うっかりこの店の前で匂いを嗅いでしまいました。
その吸引力はハンパ無く、ついつい２本買ってしまいました。
フライドチキンを買うのは何年ぶりでしょうねえ。

私が初めてケンタッキーフライドチキンを食べたのは高校３年の事。
北九州市小倉の魚町に初めて出店して来た時です。

そう言えばこの「魚町」と言う地名も魚好き、美味い魚の多い小倉の町に相応しい名前ですね。
この「魚町」が小倉の最大の繁華街です。

それは置いておいて、初めてそのチキンを食べた時の印象は最悪でした。
福岡県には有名な料理、鶏の水炊きが有り、また唐揚げの聖地大分県中津市の影響を受けて美味い鶏肉を食べる習慣が有ります。

それらの鶏、唐揚げの印象を持ったままケンタッキーフライドチキンにかぶり付いた時の違和感はハンパナイ物が有りました。
パリパリ感の一切無い、ドロッとした皮と衣、スパイシーな香辛料の香り。
私が知っている唐揚げとは全く違う味を体全体が拒否していました。
結局セットで数本頼んだのですが、一本も食べる事が出来ずすべて捨ててしまいました。

それから数年近寄らなかったのですが、大学生活の有る日友人と酔った勢いで訪れ口に入れる機会が有ったのですが、これが美味かった。
親元を離れ学生生活を続けている内に、数年で大きく好みが変わっていたのですね。

今では大好きなフライドチキンですが、それでも滅多に食べる事は有りません。
まあ、手が脂でベタベタになるのが面倒なだけなんですけどね。



そう言えば時々訪れるバー「オーディン」でこんなボトルを見せてもらいました。
一本だけ入手出来た１９７０年台のトリスで、サントリーでは博物館に飾られているクラスのお酒だそうです。

サントリーのウイスキーとしては最も安い酒だと思いますが、これくらい古いと貫禄が出て来ますね。

もちろん売り物ですので飲む事も出来ます。
私の学生時代にピッタリとマッチする年代ですが、学生時代はウイスキーは余り飲まずジンばかり飲んでいたのであまりトリスには馴染みが有りません。

どなたか懐かしく感じる方が居れば、残っている内に飲みに行ってはどうでしょうか。