大井町 前川 と恵比寿2013年06月01日 21:07

先日ちょっと暇だったので一人で大井町の「前川」に寄ってみました。

2013_05_25_大井町_前川_メンチカツ


今回はちょっと人が多くて空きが無かったのでオーブンレンジの上が私のテーブルです。

まあ、このレンジは置いてはあるものの、一度も稼動しているのを見た事が有りません。
この店が店先で酒を飲ませ始めてから一度でも使われた事が有るんでしょうかね。

まずは、麒麟の端麗 230円とメンチカツ 100円で一杯行ってみました。

私はビールの味が分からなくて、皆が美味しいと言うビールよりもこの端麗が口に合います。
美味いと思えるのは、沖縄のオリオンビールとサッポロ黒生くらいしか思いつきません。

そしてミンチカツ。
今日は出来たて、メンチは熱々でタップリかけたウスターソースの風味がたまりません。
ビールとメンチカツ、実にシックリと来る組み合わせですね。

2013_05_25_大井町_前川_ハツ


次の一杯はハイボール、最近始めたメニューでこの店では破格の高値、390円です。
甲種焼酎を足しているのかアルコール度数が高めです。

串はハツ、一本90円、〆て180円で、入店と同時に頼んでおくとビールを呑み終わった頃に調度焼きあがります。
さすがに本来は肉屋さん、どちらの食べ物も実に美味いですね。

良い感じで酒が廻って、この日は〆て900円。
恐るべきコストパフォーマンスですね。

ついでに何となく携帯に残っていた画像を日記にしておきます。

20年ほど前、仕事場が恵比寿に有りました、また釣り仲間が近くの目黒で店を開いていた事も有り、恵比寿には割りと縁が有ります。

それと、今は通勤で渋谷駅で埼京線に乗り換えるのですが、埼京線のホームが大変に遠くかなり歩かされます。

これが面倒で、隣の恵比寿駅まで一駅山手線を使って乗り換える事で歩く距離を短縮しているので、そのついでに食事に立ち寄る事も多い町です。

ついでに、これをやると、歩くと間に合わない一本前の電車にタマに乗れたりするのですが、まあどうでも良い事ですね。

2013_05_25_恵比寿_紀和_中華そば


恵比寿の「紀和」の中華そばです。

紀和

店主の人柄が大変良く、本当に丁寧に作ったラーメンを出すお店です。

麺は細麺、細さの割りにコシの有る麺を使っています。

スープは鶏ガラ主体の割とアッサリ目のスープです。
このスープには特徴が有って、甘味がかなり強く感じられます。
糖類とかでは無くて野菜などから出しているのだと思いますが、甘い物がダメな私にはこの点が好みから外れます。

とは言え、良い店なので頑張って欲しいと思います。

2013_05_25_恵比寿_とと兵衛_日替わり三色丼


海鮮丼の「とと兵衛」、日替わり3色丼、830円です。

とと兵衛

実に美味くて、コストパフォーマンスの高い海鮮丼を出す店です。
この日はマグロ、ブリ、ネギトロの3色でしたが、日によってカンパチ、鯛、スズキなど仕入れで魚の種類が変わります。

ご飯が多くて食べきれない事が有るので、小食の人はご飯少なめでお願いした方が良いでしょう。

吸い物は白身、ハモが使われる事が多いのですがこの時はブリでした。
これも大変美味しくお代わりをしたくなります。

最近マグロ丼専門のチェーン店なども見かけますが、私はなかなか入る気がしませんが、この店だけは通りがかると入ってしまいます。

24時間営業の店なので夜勤の徹夜明け、飲んだ後の〆などで良く訪れたせいか、昔の私の社会生活の記憶と深く結びついていた安心感でしょうかね。

そう言えば、近いうちに深夜営業を止めてしまうと言う噂を聞きました。
ちょっと残念な気がします。

ライギョロッド オーバーホール2013年06月02日 00:35

私がライギョを始めて10年、ひょっとしたら15年近くでしょうか、使い続けたロッドが有ります。
2013_06_01_旧ロッド


このロッドはライギョ釣りの友人が私の為にカスタムしてくれたロッドです。
不精者の私に合わせて、壊れにくいように厚塗りのコーティング、しっかりしたパーツの取り付けをしてくれた特別な品です。

特にガイドの取り付け部は壊れにくいように、コーティングが盛り上がるほど丁寧に作りこんでくれていました。
ありがたい事です。

多くの魚をもたらしてくれたロッドですが寄る年波には勝てず、ブランクの塗装は傷が入り、ガイドの根元にヒビが入るなどさすがに疲れが見えて来ていました。

2013_06_01_旧ロッド_ガイド


そして去年の初冬、その友人に偶然出会う事になり、その愛着の有るロッドをもう一度蘇らせて頂ける事になりました。

そしてロッドを預けて数ヶ月、昨日ついにオーバーホールが完了し手元に戻って来ました。

2013_06_01_ロッド


前は黒の塗装でしたが今回は赤でお願いしました。
出来上がりは明るく鮮やかな赤と銀の飾りスレッドがシャレていて大変に気に入るロッドに仕上がっていました。

2013_06_01_ロッド_ステッカー


ちょっとボカしていますが、私のロゴステッカーも装着されています。
以前も同じでしたがステッカーの上から塗装されているので、剥げる事もなくまた10年以上ロッドを飾ってくれる事と思います。

もうライギョシーズンは始まっていますが、仕事が忙しくてなかなかチャンスが無く、今年はまだ遠征に一度も行けていません。

ロッドの出来上がりを見てテンションも上がり早くロッドを振ってみたいのですが、行けるのはいつ頃になるんでしょうね。

港北みなも 「山助」2013年06月03日 10:14

週末はいつもの港北みなもの「山助」に酒の肴を買いに行って来ました。

2013_06_01_港北みなも_山助


右端にトビウオ。
春のハマトビ、夏のホントビ、どちらにしろ関東の夏を象徴する魚ですね。

しかし、九州などの南の方では秋以降の魚に分類されるようです。
地方によって回遊する季節が違う為ですが、縦に長い日本らしい話題です。

外海を走るフェリーや渡船を使うと時々この魚が飛んでいるのを見る事が出来ます。

船の立てる波に追われるように海面からスパッと飛び立ち、水面から1~2メートルの高さを大きく輪を描くように優雅に飛んで行きます。
小さな魚でも50メートルくらい、大きさな魚だと姿が見えなくなるくらい遠くまで、乗っているフェリーに追われるように飛んで行きます。

良くみていると、勢いが落ちて水面に落ちそうになってくると下側が長くなった独特の形の尾びれを水面ギリギリから水中に差し入れプルプルと盛んに振って勢いを回復させようとする姿を見る事が出来ます。

上手にスピードを回復出来た魚は、あらためて空中に舞い上がり、失敗した魚は吸い込まれるように水中へと没して行きます。

ただのジャンプではなく飛翔する力を得た本当に不思議な魚ですね。

そして左よりに赤いホウボウの姿が見えます。

2013_06_01_港北みなも_山助_ホウボウ


ちょうどヒレを開いて並べられていました。
実に美しい魚ですね。

ご存知にように、この魚は胸鰭が変化して出来た足を持っています。
そいつを使ってノソノソと海底を歩きながら餌を採る訳ですが、一度この目でその姿を見てみたいものです。

そして左端は春の魚の代表、サワラです。

2013_06_01_港北みなも_山助_サゴシ


切り身でも沢山並んでいました。
下の商札にサワラの子と書かれていおり、地方ではサゴチ、サゴシなど様々な呼び名で呼ばれているようです。

で、また旬の話になるのですが、サワラは春が旬だと言われていますが九州ではどちらかと言うと秋~初冬の魚と言われています。

産卵前に脂が乗る季節の為ですね。

サワラの名産として最も有名な岡山中心の瀬戸内海では、大量のサワラが春に接岸するようです。

私が時々日記に書くテーマですが、美味いから旬なのか大量に獲れるから旬なのか、と言う話ですね。

以前にも書きましたが、春に大量に接岸する初カツオと秋に脂が乗って帰って来る戻りカツオ。
大量に獲れ始めるのを旬と呼ぶか、脂が乗って美味くなったのを旬と呼ぶか、また別な呼び方をするか。

昔から気になってイライラするテーマなので、整理して決めてくれる人、団体は居ないものでしょうかね。

最後に一枚。

2013_06_01_港北みなも_ニイナ


でかいサザエ、1000円です。
両手の握りこぶしを合わせたくらいの大きさです。
滅多に見られない大物ですね。

それとシッタカ、100グラム250円、良い値段ですね。
バテイラと言う名前の貝ですが、北九州ではバテイラを含めて磯の貝をニーナと呼び釣り、海水浴の合間に採って帰っては塩茹でにして食べていました。

マチバリを片手に小さな身をほじくって食べるのですが、この情景が子供の頃の夏の記憶と強烈に結びついています。

今はうるさくなって磯で貝を採っていると漁師さんに追い払われますが、もう一度あの磯遊びをやってみたいもんですね。

三軒茶屋 ラーメン 「茂木」2013年06月05日 09:43

強烈に忙しくて、更新が若干滞るかも知れませんが、先日の日記を。

三軒茶屋へラーメンを食べに行って来ました。

目的の店は「茂木」、情報では四谷の「こうや」から暖簾分けされたお店との事です。

茂木

もう20年以上前になりますが、仕事で四谷へ通っていた時期が有りました。

もちろんその頃からラーメンが好きだったのですが、四谷の「こうや」はその時代では数少ない美味いラーメンを出してくれる店で、四谷を訪れる度にこの店で食事をしていました。

その店の流れを汲む店との事で、期待せずにはおれません。

2013_06_01_三軒茶屋_田園都市線


田園都市線の三軒茶屋駅、関東に住んで30年ほどになりますが、初めて降り立った駅です。

駅を出て246号線沿いに渋谷駅方面へ5分ほど歩くと店が有りました。

2013_06_01_三軒茶屋_茂木_外観


外観からはそれほど大きく感じませんが、中は割りと広くて、カウンター6人くらい、二人がけテーブルが3つ、4人がけが1つの配置です。

2013_06_01_三軒茶屋_茂木_メニュー


メニューです。
四谷の「こうや」は夜は居酒屋を兼ねていましたが、この店はラーメン主体のようですね。

ラーメンが大変に良心的な値段なのが目を引きます。

2013_06_01_三軒茶屋_茂木_ワンタンメン


オーダーはワンタンメンです。
餡のたっぷり詰まった大きめのワンタンがゴロゴロしています。
餡はシッカリ香辛料の風味がついたタイプ、かづ屋などもワンタンも美味しいですが淡い味付けなので傾向が違いますね。

タップリのネギと2枚の熱いチャーシュー、なかなか美味そうな構成です。

麺は細めでコシが有りなかなか美味い麺です。
記憶の中の本家の「こうや」では、麺はコシがあまり無いタイプだった気がします。

そしてスープが素晴らしい物でした。
私の好みから言えば、これは明らかに「こうや」を凌駕しています。

スープからはちょっと焼けたような脂の香りと若干の豚骨臭が有り、脂はやや多めでしたが豚の旨味がしっかりと出た実に美味いスープです。

その旨味は濃さで有名な九州トンコツラーメン群と遜色無く、違いは骨から出た乳化したゼラチンの白さが一切無い事くらいです。

醤油ダレは九州ラーメンとは異なるのでもちろん味わいは違いますが、佐賀ラーメンから白濁したゼラチン質を抜くとこのスープに近い味になりそうです。

実に気に入りました。
最近は美味しい店も増え不満の無い店ばかりで嬉しいのですが、決定打が無くなかなかリピートしたくなる店に当る事が有りませんでした。

この店は私のローテーションの一つに入る事は間違い無いと思います。

三軒茶屋から豪徳寺へ ①2013年06月07日 13:28

三軒茶屋の「茂木」でワンタンメンを食べた後、帰宅の途へと付きますが、どうやって帰れば一番良いでしょうか。

単純に考えて、渋谷駅に戻って井の頭線、小田急線へのと乗り換えを思いついたのですが、念のため検索してみました。

結果は田園都市線で溝口~南武線登戸~小田急乗換えが早いと出ました。

なるほどなあ、と思いながら画面をスクロールして行くと、世田谷線三軒茶屋駅~山下駅~小田急線豪徳寺駅乗り換えのルートが出て来ました。

世田谷線は乗った事は有りませんが、小田急線に乗って都内へ向かうと交差するように南北に小さな車輌が走る世田谷線の姿はいつも目に入ります。
こう言う時にしか乗るチャンスは無いので、せっかくなのでこの経路で帰る事にしました。

2013_06_01_世田谷線_三軒茶屋駅


世田谷線、三軒茶屋駅です。

かなり小さな駅で普通のマンションとかオフィスビルと変わらないくらいの大きさですね。

2013_06_01_世田谷線_三軒茶屋駅_ホーム


ホームには一台の車輌が停車していました。
近代的ですが可愛い姿でヨーロッパ辺りで走っている電車のようです。

写真を撮っているとすぐに発車の放送が有り、大急ぎで乗り込みました。

2013_06_01_世田谷線_沿線1


線路は世田谷区を南北に走っているのですが、線路脇の光景はあちこちで見かける線路沿いの光景とそれほど変わらずノンビリとしています。

2013_06_01_世田谷線_沿線2


とは言え天下の世田谷区、時々立派な家が見えて来て感心させられる反面、線路に面して小さな花壇、花を育てている家々も見る事が出来ます。

ここでは綺麗なアジサイが植えられていて結構な花畑になっていました。

そろそろアジサイの咲くシーズンなんですねえ。
電車は時々速度を落として広い道路を渡ったり、小さな駅に止まりながら北上を続けます。

この先はどうなっているんでしょうね。