石垣島遠征 2012-07-06~2012-07-09 8 ― 2012年07月19日 10:17
ここは川の土手にサトウキビに似た雑草が繁っているポイントです。
その土手を利用して家畜を放牧しているのですが、今日は馬が放されています。
前回はデカイ牛でした。
家畜には2~30メートルも有る長いロープが繋がれていて、どこかに逃げてしまう事が無いように管理されています。
土手沿いの道路を車で近づいて行くのですが、この馬が道を塞いで先に進めません。
まあポイントはすぐ目の前ですし、車を停めてちょっとだけ歩いて釣ったのが昨日の日記の魚です。
ひとしきり釣った後、もう少し奥に有る落込みのポイントを攻めてみると、、、出ました。
柔らかめのバスロッドを通して強い引きが伝わって来ます。
上流側に倒れこんでいる倒木はかわせましたが、手前の葦に似たカバーの下に潜り込もうとするそのパワーは並の魚とは違います。
カバーから強引に引き離しランディングしたのがこの魚です。
顔と体のバランスを見て頂ければ昨日の魚とは全くの別物なのが分かって頂けると思います。
軽く40センチを越えていますね。
久しぶりにサイズを測ろうとメジャーを探しましたが、車に置きっぱなしだったので、フィッシュクリップと合わせて取りに戻る事にしました。
道具を引っ張り出して、魚の方へ戻ろうと振り返ると。。。。
馬です。
私たちが釣れた魚を囲んで騒いでいたので、興味を持った馬が近づいて来てたんですね。
まあ、馬くらい脅かさなければどうって事は無いのですが、こいつはえらく興奮しています。
地面を睨みながら、フフ~とか鼻息荒く、後ろ足で激しく地面を掻いています。
さっきまで近くでボリボリと音を立てながらノンビリ草を食べていた姿とは別人です。
馬ですけど。
魚がバタッと跳ねると、鼻を近づけて匂いを嗅いでいた馬がビクッと引き下がる。
また近づくと魚がバタッ、馬がビクッ。
また近づくと魚がバタッ、馬がビクッ。
その合間に、ブフ~、ブホ~の鼻息、ガッガッと地面を蹴るヒヅメの音。
地面でバタバタ暴れる見慣れない魚を相手にえらく興奮している状態なんですねえ。
ロッドやルアーケース一式も魚の横なので、ポイント移動するには馬に近づいて道具を持ち帰らないとイケマセン。
ところが興奮した馬は、人が近づいただけでブホ~、ガッガッと威嚇して近づけさせてくれません。
こいつは困りました。
馬に蹴られたらタダはすみませんし、魚もリリース出来ないので弱ってしまいます。
何度かそ~っとアタックしてみますが、たちまち威嚇されて追い返されます。
ちょっと手に負えない状態なので、馬を刺激しないように私以外はちょっと離れた車の方に戻ってもらって様子を見る事にしました。
とりあえず、馬に近づける範囲ギリギリに座り込んで、落ち着くのを待ってみました。
数分経つと魚の元気が無くなって来ました。
ちょっと可愛そうですがまだ助ける事が出来ません。
ただ、魚が動かなくなると馬は急激に興味を失って来たようでした。
私も刺激しないように、じっと近くで座ったままです。
もう数分経つと、興奮も収まったようで魚から4~5メートル離れたところで、また草を食べ始めました。
こちらも行動開始です。
ロープの射程外を回り込むように魚と釣り道具に近づきます。
馬はちょっと気になるようで、時々振り返りチラッチラッとこちらを見ています。
馬がこちらを見るたびに、こっちはパッと視線をそらして、興味なさげなフリをして一定の速度で近づいて行きます。
魚に近づきました、この先はロープの射程内です。
一旦歩みを止め馬と逆方向の川を眺めて興味の無い振りをしてみます。
さて、突撃です。
急がず、しかしコソコソせず、まるで散歩するように、一定の速度で魚に近づきます。
馬が振り向いてこっちを見ていますが、そいつを完全に無視して一定速度で近づきます。
当然ながらロープの射程内ですが、馬は近づいて来ません。
魚まで到達しました、道具も目の前です。
馬の尻も横目で見えますが、ちょっと離れているので大丈夫でしょう。
ロッドを回収し、ルアーケースを回収し、ハブ棒を回収します。
藪を歩くのでハブが出た時の為にアルミの棒を持ち歩いているのですが、それがハブ棒です。
回収を始めてからは、馬はずっとこっちをガン見していますが、知らぬ顔でモクモクと作業を進めます。
そして最後に魚を回収して、何食わぬ顔で馬から離れます。
ロープの範囲を外れ回収作業完了と同時に、大慌てで水場へ急ぎます。
魚のリリースです。
サイズを測る時間は有りません。
魚の体表は乾燥しはじめていますが、まだ動いています。
生きています。
せっかくここまでデカクなったのですから、死なせる訳には行きませんからね。
そっと水中に放すと、しばらくヨタヨタと流されていましたが、やがてユラユラと尾っぽを動かしながら泳ぎ始めたのが見えました。
無事に蘇生出来たと信じたいと思います。
この川沿いに有る土手は、どこもかしこも雑草で覆われアプローチ出来る場所がほとんど有りません。
ジャングル状態ですね。
ここに放されている牛や馬が草を食べてくれるオカゲで、ようやく釣りが出来る場所が確保出来ると言うわけなんですね。
まあこんな事も有るわけですが、彼らには感謝していますし、これからも頑張って土手の草を食いまくってポイントを作って頂きたいものです。
今度はニンジンでも持って行ってみましょうかね。
その土手を利用して家畜を放牧しているのですが、今日は馬が放されています。
前回はデカイ牛でした。
家畜には2~30メートルも有る長いロープが繋がれていて、どこかに逃げてしまう事が無いように管理されています。
土手沿いの道路を車で近づいて行くのですが、この馬が道を塞いで先に進めません。
まあポイントはすぐ目の前ですし、車を停めてちょっとだけ歩いて釣ったのが昨日の日記の魚です。
ひとしきり釣った後、もう少し奥に有る落込みのポイントを攻めてみると、、、出ました。
柔らかめのバスロッドを通して強い引きが伝わって来ます。
上流側に倒れこんでいる倒木はかわせましたが、手前の葦に似たカバーの下に潜り込もうとするそのパワーは並の魚とは違います。
カバーから強引に引き離しランディングしたのがこの魚です。
顔と体のバランスを見て頂ければ昨日の魚とは全くの別物なのが分かって頂けると思います。
軽く40センチを越えていますね。
久しぶりにサイズを測ろうとメジャーを探しましたが、車に置きっぱなしだったので、フィッシュクリップと合わせて取りに戻る事にしました。
道具を引っ張り出して、魚の方へ戻ろうと振り返ると。。。。
馬です。
私たちが釣れた魚を囲んで騒いでいたので、興味を持った馬が近づいて来てたんですね。
まあ、馬くらい脅かさなければどうって事は無いのですが、こいつはえらく興奮しています。
地面を睨みながら、フフ~とか鼻息荒く、後ろ足で激しく地面を掻いています。
さっきまで近くでボリボリと音を立てながらノンビリ草を食べていた姿とは別人です。
馬ですけど。
魚がバタッと跳ねると、鼻を近づけて匂いを嗅いでいた馬がビクッと引き下がる。
また近づくと魚がバタッ、馬がビクッ。
また近づくと魚がバタッ、馬がビクッ。
その合間に、ブフ~、ブホ~の鼻息、ガッガッと地面を蹴るヒヅメの音。
地面でバタバタ暴れる見慣れない魚を相手にえらく興奮している状態なんですねえ。
ロッドやルアーケース一式も魚の横なので、ポイント移動するには馬に近づいて道具を持ち帰らないとイケマセン。
ところが興奮した馬は、人が近づいただけでブホ~、ガッガッと威嚇して近づけさせてくれません。
こいつは困りました。
馬に蹴られたらタダはすみませんし、魚もリリース出来ないので弱ってしまいます。
何度かそ~っとアタックしてみますが、たちまち威嚇されて追い返されます。
ちょっと手に負えない状態なので、馬を刺激しないように私以外はちょっと離れた車の方に戻ってもらって様子を見る事にしました。
とりあえず、馬に近づける範囲ギリギリに座り込んで、落ち着くのを待ってみました。
数分経つと魚の元気が無くなって来ました。
ちょっと可愛そうですがまだ助ける事が出来ません。
ただ、魚が動かなくなると馬は急激に興味を失って来たようでした。
私も刺激しないように、じっと近くで座ったままです。
もう数分経つと、興奮も収まったようで魚から4~5メートル離れたところで、また草を食べ始めました。
こちらも行動開始です。
ロープの射程外を回り込むように魚と釣り道具に近づきます。
馬はちょっと気になるようで、時々振り返りチラッチラッとこちらを見ています。
馬がこちらを見るたびに、こっちはパッと視線をそらして、興味なさげなフリをして一定の速度で近づいて行きます。
魚に近づきました、この先はロープの射程内です。
一旦歩みを止め馬と逆方向の川を眺めて興味の無い振りをしてみます。
さて、突撃です。
急がず、しかしコソコソせず、まるで散歩するように、一定の速度で魚に近づきます。
馬が振り向いてこっちを見ていますが、そいつを完全に無視して一定速度で近づきます。
当然ながらロープの射程内ですが、馬は近づいて来ません。
魚まで到達しました、道具も目の前です。
馬の尻も横目で見えますが、ちょっと離れているので大丈夫でしょう。
ロッドを回収し、ルアーケースを回収し、ハブ棒を回収します。
藪を歩くのでハブが出た時の為にアルミの棒を持ち歩いているのですが、それがハブ棒です。
回収を始めてからは、馬はずっとこっちをガン見していますが、知らぬ顔でモクモクと作業を進めます。
そして最後に魚を回収して、何食わぬ顔で馬から離れます。
ロープの範囲を外れ回収作業完了と同時に、大慌てで水場へ急ぎます。
魚のリリースです。
サイズを測る時間は有りません。
魚の体表は乾燥しはじめていますが、まだ動いています。
生きています。
せっかくここまでデカクなったのですから、死なせる訳には行きませんからね。
そっと水中に放すと、しばらくヨタヨタと流されていましたが、やがてユラユラと尾っぽを動かしながら泳ぎ始めたのが見えました。
無事に蘇生出来たと信じたいと思います。
この川沿いに有る土手は、どこもかしこも雑草で覆われアプローチ出来る場所がほとんど有りません。
ジャングル状態ですね。
ここに放されている牛や馬が草を食べてくれるオカゲで、ようやく釣りが出来る場所が確保出来ると言うわけなんですね。
まあこんな事も有るわけですが、彼らには感謝していますし、これからも頑張って土手の草を食いまくってポイントを作って頂きたいものです。
今度はニンジンでも持って行ってみましょうかね。
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