冬のアイビー ⑤2015年05月09日 09:44

次はコートです。

メインのコートは2着。 写真は有りませんがウールのこげ茶色のヘリンボーン柄の一着。
メーカーはマッケンジー、普及品です。

そしてもう一着。

2015_05_05_02_ステンカラーコート


今にもフワフワ漂いだしそうな写真ですが、トラディッショナルなステンカラーコートです。
メーカーはJPESS、ブランドはレッドレーベルです。

生地はコットンギャバジーンのベージュ色。
極めてオーソドックスな一枚で、アイビー、トラッドには必須の一枚ですね。

2015_05_05_02_ステンカラーコート_比翼仕立て


前立ては比翼仕立て、このコートの特徴でもあります。

比翼仕立てと言うのは、打ち合わせを二重にしボタンが隠れているように見える仕立方で、正式なステンカラーコートの手法がこれだったと思います。

2015_05_05_02_ステンカラーコート_フックベント


ベントはフックベント。
ジャケットの写真では分かりづらかったですが、こっちははっきりと分かりますね。

若い頃の私はKENTのステンカラーコートを着ていましたが、それは普通のセンターベントでした。
KENTはジャケットなどもセンターベントが多いので、コートもその流れだったのかも知れません。

2015_05_05_02_ステンカラーコート_半襟立て


そしてこのコートの着方はこれ。
襟を半分に折って立てて着る、これです。

最近でも色々な生地、柄のステンカラーコートを見かけ、また襟を全部立てる着方も見かけますが、アイビー、トラッドではこの着方意外は有りえないと言って良いでしょう。

コートはこれ以外に2着ほど手元に残っていました。
どちらも特徴的なので次の日記にしたいと思います。