レガシィとの旅 その47 沖縄県 ③2013年10月06日 10:37

次は沖縄県③です。

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沖縄県の地図が表示されていない場合は日記のタイトルをクリックして日々の日記を個別に見て頂ければ大丈夫です。



宮古島、良い島です。

海の美しさはおそらく離島で一番。
流入する大きな河川が無い為に濁りが入らないのが理由のようです。

町もそれなりの大きさで良い居酒屋、美味い店もいくつか有って住んでみたくなる要素が満載の島です。

しかし、この島も私の移住したい場所の候補からは外れます。

その理由は、オトーリの存在です。

オトーリと言うのは、居酒屋だろうが親戚間の飲み会、ご近所の宴会であろうが始まってしまう、一気飲みに似た宮古島の風習です。

基本、親が決められ一席ぶった後に一気にコップの泡盛を飲み干し、そのコップを隣に渡し、同じく一言喋って一杯を一気飲み。
飲み終わったら隣に渡して、同じく一言喋って一杯を一気飲み。

一周してコップが親に帰って来たら隣へ回して隣が親となり、一席ぶって一気飲み。
そして、隣へコップを回して一言喋って一気飲み。

そして一気飲み、一気飲み、一気飲み、の連鎖が始まる訳ですね。

宮古島では酒の席ではこの風習が当たり前になっていて、自分のペースで飲んだり語ったりするのは宮古島の流儀に反する扱いとなる可能性が有るようです。

私は酒は好きでかなり飲む方ですが、好きな肴で好きな酒を好きなペースでやりたい方です。
付き合いで飲むのは嫌いですし、増してや人に強制されて飲む気は有りません。

島の濃密な近所付き合いさえ出来るとは思えない自分が、オトーリ文化に馴染めるとはとても思えない、これが移住候補から外れる理由ですね。

とは言え、この島は魅力溢れる素晴らしい島です。
オトーリさえ無ければこの島に住んでみたいのですけどね。

何箇所か私の好きな場所をGooglEath頼りに置いてみます。

下地空港

沖縄本島~宮古島~石垣島~西表島~波照間島。
私が訪れた島の景色の内、もっとも美しく心に響いた景色がこの空港先端から沖を眺めた景色です。

航空写真を見ると分かりますが、空港先端を中心に浅いシャローフラットが数キロもの沖合いへ広がっています。

そしてこのシャローに太陽が射した時、この浅瀬全体が海がエメラルド色に輝きます。

その美しさは言葉で伝えるのは私の力では難しいので、ぜひ訪れて頂きたいと思います。

来間大橋

この橋からの景色も素晴らしいですね。
何故宮古島の海はあんなに蛍光色のような緑色なんでしょうか。

西里

この先に有る宮古島のちょっと怪しげな雰囲気も有る古い方の飲み屋街、西里。
イーザトと読みます。

これとは別に新しく明るい飲み屋街も有りますが、同じく西里と書いてニシザトと読みます。

宮古島は沖縄本島に比べればはるかに人口は少なく、飲み屋街も狭いものですがそれでも良いお店は沢山有ります。

国道390号線

両側にフクギらしき街路樹が並ぶ何の変哲も無い道なのですが、何故かこの道に差し掛かると宮古島に来た幸福感に包まれてしまいます。
本当に何も無い、普通の普通の道なんですけどねえ。

本当に私にとって魅力有る島なので、一年でも良いので住んでみたいのですが、オトーリ有る限り実現しないのだろうな、と今は思っています。

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