新橋 くるめや 五反田 きみはん2014年10月28日 14:11

先日、新橋までラーメンを食べに行って来ました。

2014_10_26_02_くるめや_外観


久留米ラーメンの「くるめや」です。

くるめや

この店、新橋でバーをやっている友人から教えてもらいました。
かなり濃厚なスープだったとの事。

かなり迷いつつ、新橋駅から15分ほどかかって店の前まで到着しました。

店内は立ち席のみ。
程よく満席で長時間の待ちも無さそうなので入ってみる事に。

2014_10_26_02_くるめや_ラーメン


ラーメン並、680円です。
見た目は久留米ラーメン。
私の知っている久留米ラーメンの典型的なトッピング、ノリ、チャーシュー、メンマの構成です。
ネギが小ネギでなくて中太なのが残念ですが、関東だと仕方無いかも知れません。

で、味の方ですが、スープがちょっと粘度が高すぎて私の知っているタイプの久留米ラーメンではありませんでした。

ここは久留米の「魁龍」と同じく、呼び戻し手法でスープを取っているようです。
スープを毎日継ぎ足して行く事で濃度の高いスープを作り上げる手法ですね。

この店も「魁龍」と同じく、スープの底の方を掬い上げると、骨が砕けた粉の食感が舌に残るので、それと分かります。

しかし、「魁龍」は乳化が強くキメの細かい白いスープが特徴ですが、「くるめや」の方はゼラチンが強すぎてちょっと方向が違います。
どちらかと言うと博多ラーメンをもっと煮詰めたっぽいスープの感じ。

最近この手の濃厚スープを売りにした九州トンコツラーメンを良く見かけます。
しかし、あまりにゼラチンが強いと舌に膜が出来たように旨味を弾いてしまって、かえってスープの美味さをスポイルしてしまうように感じます。

関東では、「田中商店」、福岡では「だるま」などがこれに相当します。
もちろん不味くは無いのですが、食べる度に個人的にはちょっとやり過ぎなんじゃないかな、と感じます。

同じように感じる一店。

2014_10_26_02_きみはん_外観


五反田、ガード下の中華そば屋さん、「きみはん」です。
人気の中華そば屋さんで、昼食時は行列必至のお店です。

きみはん

2014_10_26_02_きみはん_中華そば


煮干そば、750円です。
ここも何度か訪れました。
不味くは有りませんが、煮干のえぐ味がかなり表に出て来ます。
それが個性、売りなのだと思うのですが、魚介系なのに舌がちょっと疲れる珍しいラーメンです。

私もやはり歳なのでしょう。
そろそろこういった個性的な強い味の食べ物は体が受け付けなくなって来てるんでしょうね。