Fisheater's Paradise Second Stage

阪急デパートの魚屋さんの、魚の紹介広告④です。



上は石鯛です。
釣りの醍醐味から「磯の王者」の異名を持つ。
身は淡白でマダイに劣らぬしまりがあるがやや磯臭いくせがあるため刺身よりあらいに向いている。
と説明されています。

確かに磯の香りが強めの魚ですが、私はそこが好きだったりします。
特に美味いのは皮、湯通ししてフグの皮のように細切りしたのをポン酢で食べると甘い皮ぎしの身と相まって大変良い酒の肴になります。

良く似た魚で、縞模様ではなく黒の斑点模様の近縁の石垣鯛という魚が有りますがこっちは磯の香りがしません。
滅多に出る魚では有りませんが、大変美味しいので見かけたら買いこんでみる価値の有る魚だと思います。

下はヒラメです。
ヒラメは冬のスーパースター。
刺身、すし種、以外に煮物、蒸し物、ちり鍋、フライにも。
と説明されています。

以前にも一度登場していますが、前回と異なる説明文が付いていたので再度載せてみました。

私はフライに反応しました。
五反田のある店で時々メニューに乗って来るのですが、これが絶品。
フンワリと火が通ったキメ細かな身質、白身らしいすっきりした旨味が最高です。

大変贅沢な料理なのでその店でしか食べる事が出来ませんが、また食べたくなって来ました。



こちらは以前に日記にした画像です。

下のヒラマサですが、最近長崎産の小さめのヒラマサを良く見かけます。
小さめなだけに脂の乗りが控えめで、これが鮮度の良さも有り素晴らしく美味く、ちょいちょい購入しています。

九州北部の玄界灘～長崎五島列島辺りは昔からヒラマサの多い海域ですが、小型の魚は余り見た事は有りません。

魚が増えつつあるのか、小さな魚まで根こそぎ漁獲しているのか、ちょっと気になる点では有りますね。