北九州帰省日記 ⑪ ― 2015年11月13日 13:59
お目当ての東洋軒が閉まっていたので駅の周辺まで戻って来ましたが何をするか思いつく事は特に有りません。
しばし考えた後、有る施設に思い当たりました。
最近導入したスマホで検索し場所を調べます。
小倉駅から西に1駅に西小倉駅という小さな駅が有りますが、その近くが目的地です。
1駅とは言え、この区間は大変近いので余裕で歩いて行けます。
小倉の中心を流れる紫川を渡り歩くこと10分ほど。
目指すビルが見えて来ました。
北九州市は紫川の西岸にリバーウォーク北九州と呼ばれる文化、芸術、商業などの機能を持つ複合空間を構築しています。
その一部、このリバーウォーク北九州情報サービスセンタービルの中が目的地です。
そしてその目的はこれ。
このビルの14階、ゼンリンの地図の資料館へとやって来たわけです。
ゼンリンは、Googleマップ、YAHOO!ココ、カーナビなどへ地図を提供する日本最大の地図製作会社です。
その本社は小倉に有り、その資料館がここに有る訳です。
私達のような野池を中心としてランガンする釣り師は、このゼンリンに大変お世話になっているわけで、いつか覗いてみたなと思っていました。
そのチャンスが来たわけです。
ワクワクしながらビルに入り、14階へ向かうエレベーターを見つけ上りボタンを押してみます。
ん?反応が有りません。
不思議に思い、何度か押してみますが全く反応無し、どういう事でしょうか。
他のエレベーターを使うのかと思い、一階フロアをウロウロしてみますが他には上へ上がる手段は有りません。
もう一度入り口まで近づくと、ある立て札を見つけました。
その立て札には、地図の資料館、休館日と書かれていました。
またもややってしまったようです。
もう一度スマホで調べてみると、今日は臨時では無く、定期休館日だったもよう。
これは誰が悪いわけでもなく、私のミスですね。
仕方なく退散。
大人しく両親が待つ実家へと向かう事にしました。
実家では私が買って来た刺身や寿司、実家に有った日本酒で軽い夕食を摂ってノンビリと一家団欒です。
このお酒は西の関、大分県のお酒です。
最近では美味い日本酒は数多く造られていますが、昔は日本酒の質が悪く不味い酒ばかりだった時期が有りました。
それが原因で日本酒から多くのお客さんが離れてしまい凋落の一途をたどっていたようです。
その中でもこの西の関はなんとか踏ん張って当時としては美味い酒をお客さんに提供してくれていました。
北九州の酒飲み、つまり私の親戚達は、このお酒を買うために国道10号線を使って大分は国東半島まで車を飛ばして買い込みに行っていたものです。
ちなみにこの西の関は第一回の全国清酒品評会で一等賞を取っています。
今では他の醸造所から美味しいお酒が色々出されているのでしょうが、その歴史には敬意を表したいと思います。
実家のマンションから望める皿倉山の右肩に落ちる夕日です。
まだまだ夕刻になったばかり、ゆっくりと過ごす事にしましょう。
しばし考えた後、有る施設に思い当たりました。
最近導入したスマホで検索し場所を調べます。
小倉駅から西に1駅に西小倉駅という小さな駅が有りますが、その近くが目的地です。
1駅とは言え、この区間は大変近いので余裕で歩いて行けます。
小倉の中心を流れる紫川を渡り歩くこと10分ほど。
目指すビルが見えて来ました。
北九州市は紫川の西岸にリバーウォーク北九州と呼ばれる文化、芸術、商業などの機能を持つ複合空間を構築しています。
その一部、このリバーウォーク北九州情報サービスセンタービルの中が目的地です。
そしてその目的はこれ。
このビルの14階、ゼンリンの地図の資料館へとやって来たわけです。
ゼンリンは、Googleマップ、YAHOO!ココ、カーナビなどへ地図を提供する日本最大の地図製作会社です。
その本社は小倉に有り、その資料館がここに有る訳です。
私達のような野池を中心としてランガンする釣り師は、このゼンリンに大変お世話になっているわけで、いつか覗いてみたなと思っていました。
そのチャンスが来たわけです。
ワクワクしながらビルに入り、14階へ向かうエレベーターを見つけ上りボタンを押してみます。
ん?反応が有りません。
不思議に思い、何度か押してみますが全く反応無し、どういう事でしょうか。
他のエレベーターを使うのかと思い、一階フロアをウロウロしてみますが他には上へ上がる手段は有りません。
もう一度入り口まで近づくと、ある立て札を見つけました。
その立て札には、地図の資料館、休館日と書かれていました。
またもややってしまったようです。
もう一度スマホで調べてみると、今日は臨時では無く、定期休館日だったもよう。
これは誰が悪いわけでもなく、私のミスですね。
仕方なく退散。
大人しく両親が待つ実家へと向かう事にしました。
実家では私が買って来た刺身や寿司、実家に有った日本酒で軽い夕食を摂ってノンビリと一家団欒です。
このお酒は西の関、大分県のお酒です。
最近では美味い日本酒は数多く造られていますが、昔は日本酒の質が悪く不味い酒ばかりだった時期が有りました。
それが原因で日本酒から多くのお客さんが離れてしまい凋落の一途をたどっていたようです。
その中でもこの西の関はなんとか踏ん張って当時としては美味い酒をお客さんに提供してくれていました。
北九州の酒飲み、つまり私の親戚達は、このお酒を買うために国道10号線を使って大分は国東半島まで車を飛ばして買い込みに行っていたものです。
ちなみにこの西の関は第一回の全国清酒品評会で一等賞を取っています。
今では他の醸造所から美味しいお酒が色々出されているのでしょうが、その歴史には敬意を表したいと思います。
実家のマンションから望める皿倉山の右肩に落ちる夕日です。
まだまだ夕刻になったばかり、ゆっくりと過ごす事にしましょう。
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