沖縄本島 名護~ヤンバルの釣り その32012年02月28日 14:45

沖縄本島 2007/11/23~2007/12/1の名護周辺の旅の記事の続きです。

さて、ミジュン探しの途中でした。

この時はミジュン釣りのウチナンチュが海岸線にズラリと並んでいたので比較的簡単に見つける事が出来ました。

とは言え、長い海岸線を車で流しながら目ぼしいポイントで車を降りて視認して回るのですから、3~4時間はかかっています。
地元の釣り人ですとウチナーネットワークで苦労は少ないのでしょうが、私は単なる旅人なのでこんなもんです。
運が悪いと、滞在中一度も群れに出会わない事も珍しく有りません。

この海岸線にはミジュン釣りのウチナンチュが5~10m間隔くらいで20人くらい並んでいます。

人気の釣りですね。

ミジュンの群れは水面に雨のような波紋を見せながら、海岸線の沖10mくらいの所をゆっくり左右に回遊します。

ミジュン釣りはその群れの中に錘付きのサビキ仕掛けを投入しゆっくり引いて来る釣りですが、見ていると一投毎に3~5匹づつ続々と釣れあがって来ます。
群れが通過する時は、釣れた魚をバケツに入れる余裕も無く次々に仕掛けを投入するのですが、それをチョロまかす鳥やネコで海岸線はちょっと戦場モードです。
見ていても楽しい風景で、観光客も見物に来ています。

さて、この時期沖縄も5時近くなると日も傾き寒くなって来ます。
ミジュン釣りのウチナンチュもポツポツと片付けを開始し、その代わりにルアー釣りのウチナンチュが姿を見せ始めます。

そしてミジュン釣りと同じように10m間隔くらいでズラリとルアー師が海岸線に並びます。
これからナブラ待ちが始まります。

準備万端整ったルアー師は右往左往するミジュンの群れを目で追いますが、一投もしません。
たまにキャスト練習程度にポツリポツリと投げる程度です。
まあ、このポイントはナブラ発生時以外には全く釣れない場所のせいも有るんですけどね。。。。

そして日も落ち、諦めムードが漂い始めた頃に、やって来ました!
真っ暗な海面に真っ白に泡立つナブラの発生です。
範囲は幅20メートルくらい、長さ30メートルくらいの巨大なナブラが右の方から海岸線に沿ってこっちに近づいて来ます。

ザー、ジャーと夕立のような音で海面を滑るように逃げるミジュンとドボン、バシューと言うフィッシュイーターの捕食音が近づいて来ます。
ついでにルアーを振りかぶったルアー師が血相変えて群れを追いかけて来ます。

私も負けずに一投するとゴツゴツと争うような当りが続きます。
一発乗ってバラシ、すぐ追い食いしバラシ、波打ち際でついに完璧にフッキングしました。
群れが散らない内に強引にファイトでまずは一匹。

イケカツオ


後から見つかった写真ですが、おそらくこの日の写真です。

群れはイケカツオでした。
とは言え、ナブラは大抵は混成ですので、何が釣れるかは分かりません。

大急ぎでフックを外して、再度ナブラにキャストします。
また一発でヒットです。

そして、またキャスト。
ナブラも収まったところで、もう一匹の写真です。

イケカツオ_砂まみれ


戦場状態の中で撮った写真で、もう何が何やら分かりません。。。。。

時間にして3~4分くらいでしょうか?
単発にしては比較的長時間のナブラでした。

この後、しばらく粘りましたがナブラの発生は無く、本日は終了です。

満足な気分で夕食でも食って早上がりですね。

続きます。

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