燕三条 ⑤2017年12月05日 12:41

午前中をストックバスターで過ごしそろそろ昼食の時間です。

燕三条と言えばもちろんラーメン好きなら知っている燕三条ラーメンです。
今回の旅のメインテーマはコイツです。

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燕ラーメン発祥の店、杭州飯店です。
最初は別な店を狙っていたのですが、前日訪れたバーのマスターにお勧めされたので元祖の店を訪れてみました。

辺りには田んぼと数軒の民家しか無いお店ですが、雨の中行列が出来ています。
行列店は好みでは有りませんが、ここは我慢すべきでしょう。

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店内はこんな感じ。
通されたのは小上がりで、左奥では地元年配者達の団体が良い感じでジョッキを開けながら午後のひと時を楽しんでいます。
右奥が入口側。
こっちはテーブル席が並んでいます。

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一緒に頼んだ餃子です。
これが巨大なシロモノで一人一個くらいでないとラーメンが入らないほどの大きさです。
だいたい一個がタバコ一個半くらいの大きさでしょうか。
2個から頼めるので少な目に頼みましょう。

餡は野菜中心。
餡に味が付いていてそのまま食べても美味く、と言うかそのまま食べるべき餃子ですね。
説明できませんが、これが大変に美味くこれだけでも食べに来る価値が有ります。

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ラーメン、800円です。
燕ラーメンらしいビジュアル、大量のタマネギと背脂が特徴ですね。
魚介の風味が香るやや甘さを持ったスープ。
見た目よりも塩辛さは控えめです。

麺は極太、これも燕ラーメンの特徴ですがこのお店の麺はややふわっとした食感が有ります。

で、これが美味い。
各地のご当地ラーメンを食べて来ましたがその中でも記憶に残る一杯となる美味さ。
都内でも燕三条ラーメンは何店か出ていますが、このお店のラーメンとは別物です。

都内で食べた店は魚介、塩気とも強すぎてガチンとこたえて来ますがそれが有りません。
競争の激しい都内でパンチを出すためなんだと思いますが、地元で長く愛されるラーメンとはやはり違うのでしょうね。

ちなみにこのお店は燕ラーメンであって三条ラーメンでは有りません。
関東ではひとくくりにされていますが三条ラーメンはカレーラーメンが本来の姿のようです。

次回は三条ラーメンと行きたいところですが、このお店のラーメンが気に入ってしまったのでチャンスが来る事が有るんでしょうかね。

燕三条 ⑥2017年12月07日 12:40

燕ラーメンで腹ごしらえが済んだところでちょっと買い物です。

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最近地方へ行くと必ず立ち寄るのがJAの直売施設です。

ここは三条市のJA直売所、ただいまーとです。
新潟は米どころですし特にこのシーズンは新米が出るのでこれが目玉なのは間違いが有りません。

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最近出来た施設らしく外観、内部ともに清潔でシャレています。
品揃え、鮮度、価格ともなかなか素晴らしく見ていて飽きません。
施設内には小綺麗なカフェ風のフードコートも併設されておりシャレた雰囲気を持つせいか近くの若者が集まる空間にもなっているようでした。

果物では梨が押しのようで安く大量に並べられていました。
梨と言えば鳥取県と言う印象だったのですが、新潟もかなりの生産量が有る事を初めて知りました。
どちらの県も海沿いの砂の多い土地なので梨の栽培に適しているんでしょうかね。

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向かうのははもちろんお米の売り場です。

新潟と言えばコシヒカリが有名ですが、今回は新之助が狙いです。
この新之助、新しい品種で去年から一部の生産地域のみで試験販売され好評を得た事で今年から一般に販売され始めたそうです。
一般販売と言っても県内だけで他県では入手するのは難しいようです。

と言う事でお買い上げ。
値段も市内のスーパーで見かけた商品の3割ほど安い価格。
良い買い物が出来ました。

後日食べた感想は、コシヒカリなどのようにツルリとした食感とはちょっと異なり割とふっくらほかほかした食感。
他の品種との違いはその食感と柔らかな甘みに有るようでした。
その個性の有る味わい、どうすれば一番美味しく食べる事が出来るでしょうね。

燕三条 ⑦2017年12月11日 01:19

お米を購入した後は帰路へと着きます。

関越道を通って帰れば一本で帰れるのですがそれでは面白くないのでいつものように松本市で一泊して帰る事にしました。

2017_12_09_01_松本市_信州ゴールデン新館


夕食は東横インのすぐ近くの居酒屋、信州ゴールデン新館です。
名店、風林火山も良いのですが予約しないと入れない事が多いのでホテル近くのこのお店で最近はよく夕食を摂ります。

写真はニラ卵とサバの味噌煮、肉じゃがです。
このお店はメニューが多くかつ値段も安く味もそれなりに満足出来る便利なお店です。
一人で入りやすいのもポイントです。

とっとと夕食を摂り、いつものバーで一杯飲んだ後はホテルで部屋飲みする事にしました。

2017_12_09_01_松本市_天気予報


見事に雨マークが並ぶこの日の新聞の天気予報欄。
台風が来ていたので仕方有りません。
風も強く幸か不幸か釣りがメインでないのが幸いです。

2017_12_09_01_松本市_床漬


松本市のぬか漬けと北九州市小倉の床漬けとの関連についての記事です。

小倉では古くからサバやイワシの小魚をぬか漬けのヌカで煮る料理が好まれています。
小倉城の藩主小笠原氏は松本藩主を経て小倉に国替えとなったのが由来と有ります。
これが松本と小倉のぬか漬けを結ぶ謂れとなっているようですが、この記事では松本は特にぬか漬けが盛んであった訳では無いとされています。

実際のところはどうだったんでしょうね。

燕三条 ⑧2017年12月14日 12:21

翌日は早く起きて朝食へと向かいます。

信州と言えばやはりソバだと思うのですが、私はどうも美味いと言われるソバ屋さんに良い印象が有りません。
どうにも敷居が高いと言うか、変なこだわりを持った意識高い店が多い気がしてあまり食べたい気が起きません。
とは言え、そっち系では無い店も当然有りますし、白馬周辺で食べたソバは満足出来る食事となった記憶も有ります。

と言う事で、まあ松本周辺ではソバを食べた事が無いので試しに気軽な店を探して行ってみました。

2017_12_09_01_松本市_小木曽製麺1


やって来たのはイオンモール松本のフードコートに店を開いている小木曽製粉所、手広くやっているチェーン店系のお店ですね。
もっとしっかりした店で食べろの声が聞こえて来そうですが、私にはちょうど良さそうなお店です。

2017_12_09_01_松本市_小木曽製麺2


かけそば500円にかき揚げ200円を乗せてみました。
こういうタイプのお店としてはやや高めの価格設定でしょうか。
この日はまだ開店したばかりでお店の準備が出来ておらず、かき揚げ、ソバともに注文してから一生懸命作ってくれました。

味の方はなかなかの物。
そばはツナギが少ないのか入っていないのか分かりませんが、かなりソバ粉の率が高いようです。
ツユも優しめのカツオが良く効いて何だか大変に美味く感じます。

店員さんの対応も良く、準備不足を軽く詫びながら当たり障りの無い会話を投げて来て場をつなごうとしてくれています。
時間がかかったお詫びにソバを多めに入れときました、の一言が何となく嬉しく感じられました。

割と気に入ってしまったので次回もこのチェーンのお店を使ってみたいと思います。

燕三条 ⑨2017年12月18日 13:30

2017_12_09_02_松本市_松本城1


最終日は良い天気。
ですが降り続いた雨で川は増水し釣りが出来る状態では有りません。
長野県は海が無いのでこういう時に困りますね。

と言う事で松本城へやって来ました。
松本市随一の観光地ですね。

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あまり観光地には近寄らないのですが、以前ポケモン探しに来た事が有ったのを思い出して来てきました。
冬に近づき、場内の芝も枯れていますが綺麗に手入れされた場内です。

中学校の修学旅行で松本城を訪れたはずなのですが記憶が有りません。
と言う事で天守閣に上ってみる事にしました。

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国内のあちこちに有る多くの城とは異なり松本城は築城当時と変わらず木造建築なのが素晴らしいと思います。

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城外から明るい日差しが差し込んで来ます。
太い木の柵が巡らされていますが、これは安全のために近来に設置された物でしょうね。

最上階まで登ってみましょう。