台北遠征日記 ⑫ ― 2017年05月02日 12:02
この日は海での釣りの予定です。
目的地は淡水。
事前に調べておきましたが、タックルベリーの情報でも釣りが可能と聞いたので向かってみる事にしました。
しかし天気は雨。
気温もかなり低く10度台の下の方。
情報収集の前日は良い天気だったのですが釣りに当てた日に限って悪天候というのも皮肉なものです。
どことも知れぬ普通の街の光景です。
一般の人が生活するアパートのようなもんでしょうか。
どの部屋も窓に金属の格子がはまっていますが、防犯の為でしょうか。
なんとなく窓から物を落とさないようにガードしているだけのような気もしますけどね。
そして淡水へ当到着です。
周辺は観光地のように整備され、多くの店が並んでいますがまだ開店までは早いようです。
台湾のあちこちで見られる謎オブジェ。
観光地のここにも当然のように置かれていました。
しかし、本当にうっとおしい天気です。
淡水では漁人碼頭と呼ばれる港まで船で行く予定でした。
ところがこの日の始発が12時くらい。
まだ2時間くらい待たねばなりません。
時間を調べて来てはいたのですが観光シーズン以外は運休している便が有るようです。
と言う事で最初の目的地を変えて淡水川の向こう岸、八里まで渡る事にしました。
旅では良く有る軽いトラブルですが、なんて事無いので気にせず動くのが正解ですね。
台北遠征日記 ⑬ ― 2017年05月04日 11:56
八里へ渡る船内の様子です。
静かな川を渡るせいか割とオープンな造りです。
時間は10時頃ですがお客さんはチラホラ。
八里の事は何も知りませんが皆さん何をしに行くのでしょうか?
出勤ですかね?
乗船券です。
往復を買ったので半分千切られています。
往復45元。
15分程度の船旅なので当たり前かも知れませんが、往復で180円程度というのはやはり安いと思います。
出航です。
左の方が淡水川の河口、その先は東シナ海ですね。
船の後ろには淡水の街並みが見えますがシーズンオフのせいか時間が早いせいか、観光案内で見かける淡水の賑やかな雰囲気はあまり有りません。
そして台北市方向。
雨雲が垂れ込めて寒々しい景色です。
実際に気温も低く10度程度。
どうにもやり切れませんね。
台北遠征日記 ⑭ ― 2017年05月06日 08:44
淡水の街から淡水川を挟んだ向こう岸、八里の街に近づいて来ました。
岸辺は綺麗に整地され公園のようになっているようです。
クルーザーっぽい船も数隻浮かんでいます。
八里の船着き場です。
この船に乗って渡って来ました。
外観からも分かるようにシンプルな造りの船ですね。
河口の浅い港に浮く漁船達。
真ん中の船は平底でいかにも河漁師の船といったおもむきが有ります。
漁港を過ぎて10分ほど歩いた所に開けた砂地でキャストを開始。
陸からは流れ込みも有りそれなりに可能性を感じたのですがアタリは無し。
小一時間ほど移動しながら探ってみましたが魚からの反応は有りませんでした。
それよりも冷たい雨。
やる気がドンドン削がれてゆきます。
こちら側では反応が無いので、もう一度淡水まで戻って河口の港まで移動する事にしました。
戻りの船までまだ時間が有るので辺りを散策。
港の前に縦横に伸びる商店街です。
小腹が空いたのでちょっと食べ物でも探してみましょう。
と言う事で見つけたのがパン屋さん。
これはキャベツと野菜が具になった揚げパンです。
台湾ではあちこちに美味いパン屋さんが有るのですがここもなかなかの美味さ。
香辛料の効いた具が甘めのパンに良く合います。
こんなちょっとした街でも美味い物にありつけるのは本当にありがたい事ですね。
台北遠征日記 ⑮ ― 2017年05月10日 12:04
八里から淡水まで戻り、淡水川河口の漁人碼頭まで船で向かいます。
船はこの埠頭から出航します。
船着き場には係のお姉さんやお兄さんが乗客の整理をしているのですが、皆とにかく寒そうです。
お姉さんは厚いダウンジャケットを着ているのですが、寒さに耐えられないのかずっとピョンピョンと跳ねていました。
乗船券です。
往復120元、450円くらいでしょうか。
漁人碼頭は淡水の観光地になっているせいか比較的高い気がしますが、それでも安いですね。
今回の船は比較的しっかりしていて救命胴衣もしっかり整備されています。
川の中は穏やかでしたが、季節風を受ける河口に出ると波を被り始めました。
とは言っても荒れた海を走るのは5~6分ですので大した事は有りません。
走る事15分ほど、漁人碼頭の港内に着きました。
到着して分かったのですが、外海に面している防波堤は立ち入り禁止。
仕方なく港内でしばらくキャストしてみる事にしました。
それは良いのですが、海から冷たい強風で体が冷えてしかたありません。
ときおり冷たい雨もザ~と降って来ますしどうにもテンションが上がりません。
困りましたね。
船はこの埠頭から出航します。
船着き場には係のお姉さんやお兄さんが乗客の整理をしているのですが、皆とにかく寒そうです。
お姉さんは厚いダウンジャケットを着ているのですが、寒さに耐えられないのかずっとピョンピョンと跳ねていました。
乗船券です。
往復120元、450円くらいでしょうか。
漁人碼頭は淡水の観光地になっているせいか比較的高い気がしますが、それでも安いですね。
今回の船は比較的しっかりしていて救命胴衣もしっかり整備されています。
川の中は穏やかでしたが、季節風を受ける河口に出ると波を被り始めました。
とは言っても荒れた海を走るのは5~6分ですので大した事は有りません。
走る事15分ほど、漁人碼頭の港内に着きました。
到着して分かったのですが、外海に面している防波堤は立ち入り禁止。
仕方なく港内でしばらくキャストしてみる事にしました。
それは良いのですが、海から冷たい強風で体が冷えてしかたありません。
ときおり冷たい雨もザ~と降って来ますしどうにもテンションが上がりません。
困りましたね。
台北遠征日記 ⑯ ― 2017年05月12日 08:40
少し遠くから漁人碼頭の船着き場を写してみました。
浮き桟橋の左端に係留された船底の黄色い船が乗って来た船です。
右側に見える船着き場の正面にはお土産や食べ物を売るお店が並んでいますが、季節外れのせいか開いているお店はあまり有りません。
正面に見える橋が情人橋と呼ばれるこの港の目玉。
ここから見える夕日が美しいらしくデートスポットになっているようなのですがこちとら釣り人、何の感慨も浮かびません。
と言うか、夕日どころかどんより曇った雨混じり天気が寒々しいばかりです。
船着き場側の港内は魚の反応が無かったので橋を渡って向こう岸へ渡ってみました。
しかし橋の向こう側の港内では釣りが出来そうな場所が見つからずかなり放浪する事に。
そして散々歩いた後に見つけた小道をたどると港の外側の沈み根が点在する砂浜に出る事が出来ました。
見た感じではなかなか良さそうだったのですが魚の反応は無し。
雨が強くなって来たのであたりの写真を撮る事も出来ず撤退です。
次回、良い天気の時にまた来ましょう。
雨も強くなって体も冷えて来たので船着き場方面へと戻りつつ写真を一枚。
橋の上からも一枚。
良いシーズンの晴れた日には綺麗な景色が広がっているんでしょうね。
船着き場近くには原住民の方が作ったお土産品を売っているお店が有りました。
イノシシが良い感じです。
ちなみに台湾にはいくつもの先住民族が住んでいますが、原住民と呼ぶのが習わしのようです。
つい先住民と呼んでしまいそうですが、気を付けて失礼の無いようにしたいもんですね。
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