帰省と山口県 ⑩2019年09月09日 01:54

さて、下関市の名店、三枡で夕食です。

2019_09_07_01_三枡1


予約しておいたトラフグの刺身です。
このお店のトラフグは天然物。
料亭時代からの付き合いが有るのかいつも極上のフグを出してくれます。
私自身も子供の頃から数えきれないくらいフグを食べて来ましたが、ここでは時々その上質さに驚かされます。

魚はいつも食べている餌によって身の味が変わって来るのはご存知かと思います。
説明するのは難しいのですが、ここでは甲殻類の旨味を持ったフグに当たる事が時々有って、口の中でフグと甲殻類の旨味が絡み合って複雑な味わいを感じさせてくれる事が有ります。
この日も当たりの日。
最高のフグの一つに当たったようです。

2019_09_07_01_三枡2


一緒に頼んだ刺身盛りです。

タイ、シマアジ、コウイカ、ヒラマサ、ヒラメ、コロダイ、アジ、ヒラメのエンガワですね。
この日は特殊な魚は入っていませんが、もちろんそれぞれ美味いのに変わりは有りません。

2019_09_07_01_三枡3_くじら本皮


そして下関名物のクジラも食べておかねばなりません。

これは本皮。
関東でもベーコンやさらしクジラを見かける事が有りますが、本皮はあまり見た事が無いと思います。

下関市は南氷洋へ向かう捕鯨基地の船員で賑わった街です。
漁の季節に入ると、捕鯨基地から一斉に出港し南下して行く船団のニュースが流れるのは季節の風物詩でした。
もちろん捕鯨基地の街ですから食生活の中にクジラが深く関わっているのは当たり前ですね。

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