第四回 台湾遠征 ⑦2016年05月15日 01:48

自由黄昏市場でレンブを購入しついでに近くをブラブラした後に夕食へと向かいました。

2016_05_06_03_夕食1


今日の夕食はここ。
「阿女我海産」、魚介を中心に客家料理を出すお店です。

私が肝臓障害で入国が遅れた間に先行した仲間が見つけてくれたお店です。
「女我」は一文字なのですが、日本語に該当する漢字が出せないので2文字で表現しました。

2016_05_06_03_夕食2


店そのものは小さいのですが、入り口に氷の上に並べられた鮮魚類が並べられていて選んでから入店するシステムです。

2016_05_06_03_夕食3


貝とミントの炒め物と炒飯です。

この貝、夜店や市場で良く見かけアサリと称されていますが、日本のアサリとは違う種類ですね。
日本では貝とミントを一緒に炒める事はあまり有りませんが、柔らかい旨味と良く合って大変美味しく食べる事が出来ました。

奥の黒い食べ物はビールの突き出しのキクラゲの炒め物です。

そして炒飯が絶品。

メンバーの一人が葱が苦手なので葱抜きでお願いすると、キャベツを細かく刻んだ物で野菜の食感を出してくれていました。
そしてそのキャベツ炒飯が大変美味しく日本に戻っても食べたいくらいの出来栄えでした。
もちろん炒飯自体が大変良い出来なのでキャベツ入りも冴えた味わいになったんでしょうね。

2016_05_06_03_夕食4_ヒイラギ


魚の蒸し煮です。
最初はクロサギの仲間だと思ったのですが、鱗の無い皮膚の感じからヒイラギの仲間だと思います。

ただ一般的にヒイラギは15センチ程度の大きさなのですが、こいつは25センチくらい有ります。
そんなに大きくなる種類が有るんでしょうか。

そして、皿の下の固形燃料で全体が熱々の状態で食べるのですが、この料理も絶品。

小さな梅のような木の実が見えますが、これが甘酸っぱい風味を加えてくれ大変複雑な旨さを味わう事が出来ました。

一般に台湾料理は薄く甘めの味付けの料理が多いのですがコイツはパンチの有る味付けで台湾料理に飽きた日本人にピッタリなお店なのかも知れません。
客家料理は初めて食べましたが、パンチの有る味付けが特徴なんでしょうかね。

ちなみに台湾ビールも飲んで一人あたり900円くらい。
安いですねえ。