レガシィとの旅 その36 徳島県2013年07月01日 00:14

次は徳島県です。

地図が正しく表示されない不具合が有ります。
徳島県の地図が表示されていない場合は日記のタイトルをクリックして日々の日記を個別に見て頂ければ大丈夫です。



淡路島から徳島県を横断するように東西に走る赤いラインと太平洋に沿って四国を南下する2本のラインが走っています。

東西のラインは徳島自動車道とポイントを求めて吉野川に沿って走った痕跡です。

南に向うラインはバスのポイントを探しながら室戸岬を回り込んで行った時の痕跡です。

徳島には4~5回宿泊した事が有りますが、いずれも淡路島で釣りをした後に立ち寄る事が多い町でした。
徳島市辺りがグチャッと赤いラインが引かれていますが、その時にウロウロした跡ですね。

徳島県と言えば何が思い浮かぶでしょうか。

まずは鳴門の渦潮ですかね。

観潮船が出ているのでそれに乗ると雄大な渦潮の景観が楽しめるようですが、私は単なる釣り人、一度も乗った事は有りません。
淡路島から大鳴門橋で渡って来ると眼下に渦潮が見えるので私にはそれで充分なのかも知れません。

もちろん阿波踊りを忘れてはいけないでしょうが、人ごみが嫌いなのでそのシーズンは近づいた事が有りません。

そしてやはり徳島ラーメンは上げておくべきですね。

徳島ラーメン

濃厚なトンコツ出汁と濃い醤油ダレのスープ、味つきブタバラと生卵が乗ったちょっと変わったラーメンです。

和歌山ラーメンをもっと濃い味付けにした感じに似ています。

徳島ラーメンを有名にしたのは「いのたに」と言う店ですが、私は近くまでは行きましたが訪れていません。
並ぶのは嫌いですからね。

そしてウロウロしている内に見つけたのが「巽屋」(たつみや)です。
17、8年前の事です。
創業が1995年との事なのでその辺りですね、きっと。

この頃は創業してまだ間もなく名前を聞いた事も無かったのですが、あっと言う間に人気を博し有名店の仲間入りをしたのは驚きもし嬉しくも有りました。

他にも数軒の印象深いラーメン屋を回ったのですが、一軒だけどうしても場所が思い出せないお店が有ります。

鳴門方面から徳島市内へ向う途中、吉野川を渡ってガソリンスタンドで美味い店を聞いた時にすぐ近くの店を教えてっもらったのですが、これが中々の味。

ガソリンスタンドの兄ちゃんに一点注意されたのは、ラーメンと呼ぶと怒られるので中華そばとオーダーする事、でした。
おっかなびっくり注文した覚えの有るあの店は、どこの何と言う店だったんでしょうね。

そして徳島県と言えば、ここを紹介しなければいけません。

2004_05_02_土讃線_坪尻駅_全景


坪尻駅です。

四国が誇る、日本で3本の指に入る秘境駅ですね。
詳細は以前の日記のリンクを貼っておきます。

以前の日記

最近徳島県から足が遠のいています。
室戸岬へ向う海沿いのルートをもう一度走りに行きたいですね。

最近の昼食2013年07月02日 12:14

最近食べた昼食の写真を何枚かまとめて載せてみます。

2013_06_29_三軒茶屋_茂木_ラーメン


まずは三権茶屋のラーメン、「茂木」。
一月前に初めて訪れたラーメン屋ですが、私の好みにズバリと切り込んで来る美味さでした。

スープには九州ラーメンのような強いトンコツのコクが有りますが、ドロドロした濃厚さは有りません。

やや脂の焼けたような香りは有りますが、実に美味いラーメンです。 目をつぶって食べると私だと佐賀ラーメンと間違ってしまうだろうと思えるほどの濃縮されたウマミを持っています。

今の私の評価では関東ではトップ、過去食べて来たラーメンの中でも確実に10本の指に入る美味さだと思います。

2013_06_29_五反田_かづや_ワンタンメン


五反田の支那そば、「かづや」です。

実に安定した深い味わいのスープを出すお店です。
材料は動物系と魚介系のブレンドですが、最近見かける強烈な魚粉の匂いがするタイプとは異なりスッキリとした香りと味の洗練されたスープです。

2013_06_29_恵比寿_神座


大阪に本店が有る恵比寿のラーメン屋、「神座」です。
「かむくら」と呼びます。

私は15年ほど前仕事で一年ほど大阪のホテル暮らしをしていたのですが、その時に食べた事が有ります。

その頃の大阪はラーメン文化が未成熟であまり美味い店は無かったのですが、その中で「神座」は目立つ存在でした。
初めて食べたところ、そのスープの甘さが私には合わなくて良い印象を持つ事は出来ませんでした。
2~3ヶ月期間を開けて再訪しましたがやはり同じ印象。
その後は一度も訪れた事は有りません。

その「神座」が恵比寿に店を開いてかなり経ちますが、興味をそそられる事は有りませんでした。

しかし、私の好みも変わった事でしょうし恵比寿で同僚との仕事の帰りに寄る事にしました。

印象は、やはり甘いスープは変わらずでしたが、650円と言う価格の割りに具が充実しており昼食としては割安感が有ります。

私としては安くボリュームも有りそこそこに美味いという点で思ったよりも高い評価を付ける事が出来ました。

大阪で店をやっていた頃はどちらかと言うと「ラーメン好き」を対象とした経営をしていたようですが、最近は「日高屋」、「幸楽苑」、「揚州商人」のような一般向けの食事を提供するという方向性に変化していたんでしょうかね。

2013_06_29_恵比寿_とと兵衛_日替わり三色丼


恵比寿の海鮮丼屋、「とと兵衛」です。
いつものように日替わり三色丼、850円を食べてみました。

魚はサーモン、ブリ、マグロのヅケ、いつもながらコストパフォーマンスの高い丼を出してくれます。
この3種の魚は良く食べる魚で特に変わった魚でも有りませんが、マグロのヅケは美味いですね。

関東ではマグロが喜ばれる地方ですが、私が生まれた北九州市ではあまり食べる事が有りませんでしたし、関東でほど喜ばれる魚でも有りませんでした。

しかし、ヅケは美味いですね。
関東に来るまで知らなかった料理法ですが、これは納得の美味さだと思います。

レガシィとの旅 その38 愛媛県2013年07月03日 16:52

次は愛媛県です。

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東西に赤いラインが走っています。

香川県方面から入って来るルート、松山自動車道です。
県の真ん中辺りから南北に向けて延びるラインはしまなみ海道、本州と四国を繋ぐ3つのルートの内の一本です。

愛媛県には釣りの目的地として訪れたのは1回しか有りません。
松山市の南、東温市周辺に有る野池群にバス、ライギョを求めてポイントチェックを行った1回です。

その辺りが赤いラインでゴチャっと埋まっていますが、この時は結果が出ずそれ以来訪れていません。

それと何故か金魚、錦鯉の養殖池に沢山出会ってしまい、釣りが出来る池がえらく少なかった印象が有ります。
まあ、かなり昔の記憶なのであまりアテにはなりませんが。

愛媛県から西に鋭く飛び出している佐多岬の付け根に八幡浜と言う町が有りこの町に向って赤いラインが伸びています。

四国から九州大分の臼杵や佐賀関へ向うフェリーに乗って移動した軌跡です。

豊後水道を越えるにはここ八幡浜ともっと南の高知県宿毛から大分県佐伯に渡るフェリーが有ります。
しかし一時期宿毛からのフェリーが運休してしまって、四国で釣りをした後に九州へ行くには八幡浜から渡っていました。

釣り疲れ、走り疲れた体にはフェリーに揺られる約2時間半の船旅がまたとない休息の時間を与えてくれたものです。

レガシィとの旅 その37 香川県2013年07月04日 11:31

愛媛県より香川県が先に来るはずだったのですが、順番がくるいましたね。

次は香川県です。

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岡山県から瀬戸内海を越えて一本の赤いラインが伸びています。
瀬戸大橋を使って香川県に入るルートですね。

もう一本、徳島県から香川県の東海岸沿いに高松市方面へ延びるラインは淡路島を経由して大鳴門橋~高松東道を使って香川県に入るルートです。

それ以外に県内至る所に赤いラインがゴチャゴチャと走っています。
全てバス、ライギョのポイントを探して走り回った痕跡ですね。

香川県は何度も訪れているのですが、私にはあまり向いていないフィールドらしく大して釣れた記憶が有りません。

しかし、ここでは私の一生の記念になる魚を釣る事が出来ました。
それは30センチ越えのブルーギルです。

とある池が巨大ブルーギルのパラダイスとなっていてその夢のような魚を釣る事が出来たのですが、その翌年にその池は水抜きされてしまいました。
それ以来香川県には近づく事は無くなりましたが。

以前の日記

それ以外に香川県で頭に浮かぶのは、当然の事ながら讃岐うどんです。

これは私なんかよりはるかに詳しい人だらけなので、いつも行くうどん屋さんだけ紹介しておきます。

多田製麺所

多田製麺所です。

特に有名な店でもなく、最初は単なる通りがかりで入ったお店でした。
極端なコシで売る店では有りませんが、表面にやや弾力が有りそれを越えるとスッと歯が入る私好みの麺です。
要は顎が疲れない麺ですね。

ダシもトッピングも充実していますし、典型的な製麺所併設のお店の雰囲気も良い感じです。

ここです

私の香川県での朝食はほぼこの店で決まりです。

それ以外に決まりのお店が有ります。
「せんぬき屋」です。

せんぬき屋

私は魚が好きでどの町に行っても必ず一軒は美味い魚屋さんを探してウロウロする事になります。

しかし高松市ではネットを駆使しても美味い魚を出す店を探し当てる事が出来ません。

もうすっかり諦めているのですが、そんな私たちを救ってくれたのが「せんぬき屋」です。

ホルモンなどの鉄板焼きがメインのお店なので魚は有りませんが、店の雰囲気、味、値段、どれをとってもマレに見る良いお店です。

ひょっとしたら私たちはこの店に行く為に高松市に宿泊しているのかも知れません。
ギル池の一件以来、私は香川県に足を踏み入れていません。

ただ友人たちはあまり良い釣りは出来ていないようですが、しばしば訪れては「せんぬき屋」で良い一晩を過ごしているようです。

そろそろ私も久しぶりに香川県を訪れてみましょうかね。

レガシィとの旅 その39 高知県2013年07月05日 15:46

次は高知県です。

地図が正しく表示されない不具合が有ります。
高知県の地図が表示されていない場合は日記のタイトルをクリックして日々の日記を個別に見て頂ければ大丈夫です。

香川県から高知市に向って南北に赤いラインが走っています。
高知自動車道、普段高知市へと向うメインルートです。

東の室戸岬から高知市へ向って太平洋沿いに伸びる赤いラインは徳島県から海岸沿いに高知市を目指したラインです。

高知市から、現在は四万十市と改名された中村市方面へと伸びる赤いラインは釣りキチ三平も訪れた四万十川のアカメ狙いで通った道です。
まあ、釣れはしませんでしたが。

この県は私には大変馴染みが深く、また好きな町でも有ります。

何度か日記にも書いているのでその内容は割愛して紹介して無かった事だけ書いてみます。

高知遠征日記

高知県はカツオを初めとして魚介類に恵まれた土地ですが麺類に関してはあまり特徴の有る町では有りません。
香川県のようにうどんが有名な訳でもなく、福岡のようにラーメンが有名な訳でも有りません。

ただ、最近話題に上る事が多い鍋焼きラーメンだけは特徴有る麺として取り上げても良いと思います。

鍋焼きラーメンが見られるのは須崎という町で古くから楽しまれて来た郷土のローカルグルメです。

鍋焼きラーメン

Wikiには最近出来た企画物のように書かれていますが、歴史有る郷土食です。

有名になった「まゆみの店」、「橋本食堂」、素晴らしい雰囲気の「光っちゃん食堂」など、どの店でも煮込まれても伸びない固めの麺、濃いトリガラ醤油味、竹輪とネギと卵が乗せられたハズレが少ない安定したラーメンだと思います。

須崎商工会議所 鍋焼きラーメン案内ページ

そしてカワウソが住んでいたと言う新荘川、実に良い水質です。

新荘川

そして更に西、最後の清流と言われる四万十川。

四万十川

とは言っても高知県を流れる川はどの川も水質が素晴らしく、高知市内を流れる鏡川であっても驚くような水質を見せてくれるのですけどね。

更に西、土佐清水市の清水サバ。

清水サバ

今年のとと検でも出題されましたが、このサバは真サバではなくゴマサバを指します。
真サバよりも脂がやや少なくあっさりと刺身が美味い夏に旬を迎える魚です。
またこの清水サバはサバ寿司にされる事も多く、一匹丸ごと使った姿寿司は豪快な気分を味わさせてくれます。
この町のスーパーでサバの喉までみっちりとご飯が詰まった寿司を買い込んで港で食べた昼食の美味さは忘れることが出来ません。

そして高知県西の端、宿毛市。

ここからは九州へ渡るフェリーが出ています。
一時期、この宿毛フェリーは運休していたのですが、今は再開しているようです。
四国から九州へ、九州から四国へ、、荒天に追われたり気分転換でのポイント移動で良く使わせてもらいました。

このフェリーで忘れられない光景が有ります。
港を出て豊後水道の中間地点に差し掛かった頃、トビウオの群れに出会いました。

フェリーが蹴立てる波に追われるように、何匹ものトビウオが次々と海面を割って空へと飛び出します。

空へと飛び出したトビウオは、見事な曲線を描いて初夏の太陽に輝く翼を広げいつまでもいつまでも飛び続けていました。

高知では他にも色々な面白い経験をさせてもらいました。
これからも時々訪れるエリアだと思うので、その内また遠征日記を書く事になると思います。