帰省と山口県 ⑥2019年08月19日 01:14

特牛漁港まで来たので、次に訪れるのはここ。

2019_07_20_05_特牛駅2


特牛駅です。
「こっといえき」、テツの中では難読駅名の一つとして有名な駅ですね。

2019_07_20_05_特牛駅1


外観はこんな感じ。
数年前に訪れた時に比べると、ちょっと外観がくたびれて来ました。
それでも良い雰囲気の駅なのは変わりません。

一人のライダーが木陰で休んでいました。
この駅は映画「四日間の奇蹟」のロケ地として使われたらしく、そのせいか駅の見学に訪れる人を時々見かけます。

2019_07_20_05_特牛駅3


左に見える元切符売り場前にその映画にまつわる説明パネルが設置されていました。
駅舎内もかなり傷みが進んで、重厚な木造建築だった内部もベニア板で補修されて少し痛々しい姿になりつつあるようです。
歴史を感じさせる木造の改札口は変わっていないようです。

2019_07_20_05_特牛駅4


駅舎内や駅周辺には何匹もの猫が住んでいました。
訪問客を愛想良く迎えてくれ、なかなか体調も良さそうなネコ達なので、誰かが世話をしてくれているのでしょう。
撫でても気持ち良さそうに繕いで、ホームに向かってこちらが歩き出すと道案内してくれているように前を付いて歩いてくれます。
駅を後にしようと車に向かうと、捕らえたばかりのような新鮮なモグラを咥えて見せに来たのはご愛敬ですかね。

2019_07_20_05_特牛駅5


山陰本線、長門市行きの列車がやって来ました。
このオレンジ色の列車が山陰本線の特徴なんでしょうね。

さて、次の目的地に向かいましょう。

帰省と山口県 ④2019年08月07日 12:40

2019_07_20_03_小串漁港


黒井村駅を出て、二駅隣の小串駅近くの小串漁港に来てみました。
この港は私が山陰では最も多く通ったと言える港ですね。

小倉を出て小串駅まで約1時間半。
時には蒸気機関車に引かれた列車で何度となく訪れた港です。
中学生の頃なので大した道具も技術も持っていないながら、それなりに楽しませてくれたポイントです。
久しぶりの訪問ですが、手前側の古い防波堤は当時のままのような気がします。
右手に見えるやや新しい防波堤は比較的最近延ばされたんでしょう。

せっかくなのでロッドを出してみましたが特に反応無し。
港内は砂地がメインで魚影は薄めに感じられました。

沖に見えるのは男島、女島。
有名な磯釣りの遠征地、男女群島と同じ名前ですが、もちろん別な島です。

ちょっと懐かしさを感じながらも昔の事を思い出そうとしましたが、記憶に有るのは初春の釣りで運悪く台湾ボウズ、今で言う爆弾低気圧に遭遇し散々な目に会った事くらいでした。
もともとそれほど釣れる港では有りませんでしたが、不思議と惹かれていたのは何故だったんでしょうね。

さて、移動です。

2019_07_20_04_宇賀本郷駅1


やって来たのは宇賀本郷駅。
中学生の頃の山陰本線の駅はそれなりに利用客も多く無人駅はそれほど多くは有りませんでした。
その時代でも無人駅だった数少ない駅の一つです。

2019_07_20_04_宇賀本郷駅3


宇賀本郷駅のホームです。
海に向かって広がる田んぼでもなく畑でも無い緑の平地。
原野と言うほどでも無いのでただの野っぱらと呼べば良いのでしょうか。
子供のころからあまり変化は有りません。

2019_07_20_04_宇賀本郷駅2


ホームから見た西側、つまり九州方面の景色です。
こちらは田んぼが広がっていますね。

この駅はホントに小さくて、駅舎自体も隣の民家の庭先に建てられていると言っても良いほど小さな施設です。
駅に至る道は車が一台通れる程度の狭い道で、もちろん駅前の広場など有りません。
車で入り込んでしまうと、隣接した民家の玄関先にバックで入り込んで数回切り替えして引き返す事になります。
駅の改札は有りませんし、ホームに出るには民家の玄関先をお邪魔して通過する感じ。
今までいくつかの駅を訪れてみましたが、私の知る限り一番小さな駅と言って良いかも知れませんね。

何故か毎回寄ってしまうこの駅。
何となく納得した気分になったので先を急ぎましょう。

台湾高雄市 中国語学校 あらためて ㊴2019年06月19日 10:06

2019_06_09_03_林邊駅1


この日に向かう林邊駅行きの切符です。
年末の12月31日にこの駅の近くの釣り堀に行きましたが撃沈の結果になってしまったのでリベンジを計画したわけです。

2019_06_09_03_林邊駅2


林邊駅へ向かう列車の車内です。
台湾観光局のキャラクター、カメラを抱えた「Oh! Bear」一色。
あちこちで見かける大人気のキャラクターですね。

台湾人はクマのキャラクターが大好きで、高雄市のキャラクターもクマですし日本のくまモンも大人気のようです。
ちなみに台湾にはタイワンツキノワグマが生息しているらしいですね。

2019_06_09_03_林邊駅3


林邊駅前の謎の施設。
門の飾りや建物の壁にアヒルがあしらわれていたので飼育しているのかと入ってみましたがアヒルどころか動物らしき姿は有りませんでした。
建物もいろいろな道具が散乱していただけで特に何も無し。
何の施設なんでしょうね。

2019_06_09_03_林邊駅4


林邊駅近くの鉄道の橋脚に描かれたレンブのキャラクターです。
レンブの名産地らしくて良いですね。

2019_06_09_03_林邊駅5


レンブの収穫ですかね。

さ、行きましょう。

台湾高雄市 中国語学校 あらためて⑱2019年03月25日 12:49

2019_03_17_02_台湾鉄道1


列車がやって来ました。
この日は時刻表を調べていなかったのが災いして、駅に着いて一時間ほどの待ち時間が有りました。
もう少し便が多いと思ったのですが意外と少ないので気を付ける必要が有るようです。

この列車は潮州駅行きです。
潮州駅までは電化されているので列車も近代的な感じのする車両ですね。

2019_03_17_02_台湾鉄道2


車窓からは南国らしい、樹高の高いヤシ畑の景色が続きます。
いかにも南へ向かっている気持ちにさせられます。

2019_03_17_02_潮州駅
潮州駅で乗り換えです。
少し時間が有るので駅の外に出てみました。
潮州駅周辺は比較的開けていますし、駅も最近建て替えられたようで綺麗な感じです。

2019_03_17_02_林邊駅


列車を乗り継いで到着したのは林邊駅です。
潮州駅からはディーゼル機関の車両でここまでやって来ました。
駅の周辺はやや開けていますが、それでもかなりの田舎駅。
この日はこの駅の近くに有る釣り堀でバラマンディを釣る計画です。
さて行きましょう。

台湾高雄市 中国語学校 あらためて⑰2019年03月20日 14:30

日は代わってこの日は2018年12月31日、大みそかです。
台湾に入ったのが12月23日の深夜だったのでこの日で9日目になります。

毎日自転車で走り回り、夕方から4時間の中国語の授業。
一日中、体力、頭脳ともにフルに使った毎日が続いています。
今までこれだけ自分の持つ能力を使い切った事が有るのか記憶に無いレベルの毎日です。

この日は学校も年末の休み。
台湾では毎年1月末~2月頭辺りの旧正月がメインで新正月は一般のお店も通常通りに営業しています。
日本語も教えているこの学校は新正月に合わせて休みとなっているんでしょうかね。
さて、せっかくの休みと言う事で、少し遠くまで足を延ばす事にしました。

2019_03_17_01_高雄駅2


台湾鉄道の高雄駅です。
最近高雄駅は建て替えられてここは閉鎖されたかつての駅です。
近くには更に古い旧駅舎が移転されて保存されていますが、この駅はどうなるのでしょうか。
歴史的な建築様式でも無さそうなので取り壊されるのかも知れませんね。

2019_03_17_01_高雄駅3


移転前に利用していた地下鉄高雄駅の入り口です。
右側の人がタムロしている生垣にはネズミが住んでいましたが、今は居ないようです。

中華圏ではネズミはお金を運んで来ると言われて大切にされているようで、ここでもお皿に入れた餌を貰って可愛がられていました。

この高雄駅周辺では物乞いの姿が多く見られたのですが、この辺りに集まっているようです。
タクシーの客引きも多く、少し雑然とした雰囲気が有ったのですが、移転に伴って少し混沌とした雰囲気が増したような気がします。

2019_03_17_01_高雄駅1


そして新しくなった高雄駅です。
地下鉄の入り口から直接アクセス出来るようになり便利になりましたが、まだ建設は続いているようでショッピングエリアなどはまだ閉鎖されていました。

2019_03_17_01_高雄駅4


正面の骨組みだけになった橋が旧高雄駅のホームを繋ぐ跨線橋です。
高雄駅はメインの南口から北口へ通り抜けようとすると、かなり大きく迂回する必要が有りました。
そんな時は駅の改札で通り抜け専用の無料切符を受け取り、この橋を渡って反対側出口で渡すシステムを取っていました。
イチゲンだとなかなか気づかないシステムで、それを知らない一部の観光客からは迂回の遠さからそれなりに不満が有ったと聞きます。
駅裏に気に入ったホテルが有ったのでそのシステムを滞在中毎日のように利用していた事が思い出されます。
新しい駅では南北を通り抜ける連絡通路も設けられているので戸惑う事は無いようです。

さて、目的地へ向かいましょう。