Fisheater's Paradise Second Stage

国際展示場正門前駅を通り過ぎ、ビイッグサイト方面へと歩いて行きます。

しかしこの駅、名前がちょっと長すぎてタイプするのが面倒です。



ライトアップされたでかいノコギリのオブジェも、闇の中では何だか訳の分からない不気味な姿で浮かび上がるだけです。

昼間見るとこんな感じです。

昼間の日記

施設前の広い広場を抜けて行くと、明るい建物が一軒だけ暗闇の中で浮き上がるように輝いていました。



ファミリーマートビッグサイト店です。

辺りは真っ暗で人っ子一人居ないように見えるのですが、時々ふわっとお客さんらしき人影が明かりの中に浮かんでは消え、浮かんでは消えします。

しかし、外からそっと覗いてみましたが、店員さんの姿もお客さんの姿もほとんど見当たりません。

いったいどんな層のお客さんがこのお店を訪れるのでしょうか。

このお店を越えて更に奥へ入るとビッグサイトの施設本体へと続きます。

誰一人歩く姿も無い広場を一人奥へと歩いていると、２０メートルほど前方の暗闇に人の気配がします。

真っ暗な中、微動だもせずどっしりとした態度でこちらを見据えているその姿は。
警備員です。

突然の出現にビクっとしましたが、何食わぬ顔でＵターン。
怪しまれぬうちに引き返すとしましょう。
手遅れな気がしないでも無いですが。



建物から離れ、広場から運河の方向を眺めた景色です。

真っ暗な海面に港の明かりが反射し、岸辺の街灯が何だか寒々しい空気にわずかな温かみを投げかけているようです。



職場の有るビルの方向のあるビルに明かりが灯っていました。

ここはビルのフードコートにあたる場所で昼間は大変賑わうエリアですが、明かりの中に浮かぶ人気の無い姿は何だか異空間に紛れ込んだかのような錯覚を与えられます。

さ、体も冷えて来ました。
とっとと職場に入って仕事を開始しましょう。