石垣島遠征 2012-12-26 ~ 2012-12-30 その162013年02月07日 10:17

そろそろ最干潮寸前、別な場所に移動する事にしました。

石垣島に訪れると、雰囲気が好きで必ず入って行くマングローブ林のポイントです。

本来はもう少し暖かい時期、そしてもう少し水位が高いタイミングが良いのですが贅沢は言っていられません。

2012_12_29_マングローブ3


釣り場はこんな雰囲気、良いですね。

駐車場に車を置いてこの広い干潟を一歩一歩踏みしめながらポイントに向って歩いて行きます。

歩を進める足元では小さなシオマネキやコメツキガニの仲間がチョロチョロと逃げ惑っています。

ミナミコメツキガニ

このミナミコメツキガニと言うのは面白くて、良く見てみるとカニなら横に歩きそうなものですが前にも歩けるようです。

動きは余り速くなく追いつかれるとクルクルと周りながら砂に穴を掘って行きあっと言う間に姿を隠してしまいます。

潮が満ちるとこれらのカニを狙って干潟に入って来る魚も居るんでしょうね。

2012_12_29_マングローブ1


支流を分け入り更に奥へと進んで行きます。
干潟、川底はしっかりした砂地、マングローブの川に見られる泥底は少ないので安心して奥へと入る事が出来ます。

しかし、安心は禁物、マングローブの根元辺りはヘドロのような泥で覆われ、足を踏み入れると脱出するのに苦労させられる事になります。

2012_12_29_マングローブ2


歩いて入れる最奥です。
もちろん川を泳いで対岸に渡ればまだ奥の方に進めますが、そこまでの根性は持ち合わせていません。

ここらまで来ると人の気配、車の音も消え、辺りには鳴き交わす鳥の声と私たちロッドの風切り音だけが響きます。

このポイントはこのタイミングでは特に釣れる訳では有りません。

とは言え、このポイントは私に対して何故か非日常感を強く訴えて来ます。
私にとっては南を象徴する大切な外せないポイントなんですね。

一時間ほどマングローブの林を彷徨いましたが今回は全く反応が有りませんでした。

それでも充分に満足した気分で元来た道へと足を運びました。
歩いたせいで暑く、喉も渇きます。

今日もとっとと市内へ戻って冷たいビールでも飲みますかね。