第四回 台湾遠征 ⑪2016年06月01日 14:35

列車は出発し南へと向かいます。

2016_05_15_28_屏東駅


今回乗った自強号は日本で言えば急行列車です。
いくつかの駅を飛ばして10分ほどで隣の屏東駅へ到着しました。 こちらは駅の裏側ですね。

この屏東駅の有る屏東県は台湾最南端の県で、リゾートとして有名な墾丁を始め、前回訪れた小琉球などの南国の雰囲気を感じさせる観光地として台湾人、外国からの観光客に親しまれているようです。
また、多くの原住民族が生活し、それにちなんだ観光施設も数有るようです。

ちなみに台湾では先住民族ではなく原住民族と呼ぶのが正しく、失礼が無いとの事です。
2016_05_28_01_ビンロウ樹


線路沿いにはビンロウ樹の畑が連なっています。

ビンロウ樹は、、この木の実、葉っぱ、石灰を練った物をガムのように噛むと出て来る成分を口内で楽しむ噛みタバコのような嗜好品です。
台湾に来た事が有れば気付きますが、道路のあちこちに血のような赤い液体の乾いた跡があちこちに見られます。
これがビンロウを噛んだ後に吐き出した唾液の跡ですね。

最初は普通のヤシの木かと思っていましたが、正しくはビンロウ樹だったようです。

2016_05_28_01_潮州駅


潮州駅です。
この町もなかなか大きな町のようですが、いつか訪れる事が有るのでしょうかね。

2016_05_28_01_町並み


駅裏の景色が過ぎ去って行きます。
比較的大きな町とは言え、駅裏には独特の空気感が有りますね。

2016_05_28_01_坊寮駅


さて、約一時間の列車の旅は終わり目的地の坊寮駅へ到着しました。
天候はあまり良く有りませんが、とりあえず海まで行きましょう。