レガシィとの旅 その42 長崎県 ②2013年08月20日 12:39

ちょっと長くなったので二つに分けました。 次は長崎県です。

地図が正しく表示されない不具合が有ります。
長崎県の地図が表示されていない場合は日記のタイトルをクリックして日々の日記を個別に見て頂ければ大丈夫です。



佐世保まで来ましたが、更に南下して長崎市。
この町も坂の多い町で、狭い土地に肩を寄せ合うような町の姿です。

この町でも色々楽しめるのですが、繰り返しになるので過去日記のリンクを置いておきます。

過去日記

長崎市の東、大きく張り出した島原半島が有ります。
そしてその半島に多くの犠牲者を出した火砕流で有名になった雲仙、普賢岳が聳えています。

この噴火がまだ完全に収まって居ない頃、普賢岳を目指した事が有ります。
そのルートはおそらく下のルートだと思います。

普賢岳

父親は新聞社に勤めていて、このような災害などが有ると自分の目で確かめたくなるようで、仕方なく私が車で連れて行ったと言う訳です。

ルート中、小さな脇道は全て通行止め、猛烈に火山灰が降って来る為真昼間なのに見通しが効かず、自転車で走る程度のスピードしか出す事が出来ませんでした。

辺りの民家は赤茶けた灰で2階まで埋まっているような状況で、たまに灰が薄れると目の前に見える大きな山容に背筋が寒くなるような恐怖を感じさせられました。

そんな状況でようやく開けた平野に出た所が、水無川周辺の深江地区。
火砕流に追われる衝撃的な映像が流れた地域ですね。

もちろんそんなに上流に出た訳では無いと思いますが、記憶が定かでは有りません。

地図の到着地点であるB、水無川の河口近くですが、この辺りでさえ灰に埋もれた民家やお店が放棄されたように佇んでいる状態でした。

今では復興も進んでいる事だと思いますが、近年噴火と言い地震、津波、自然災害は本当に怖いものだと思わせられる事が続きます。

どの地域であっても、これ以上の被害が出ない事を祈りたいものです。