台湾遠征 ⑫2015年06月05日 11:18

ホテルを出てから3時間ちょっと。

ようやく目的の南寮漁港の釣堀に到着しました。

バスの待ち時間を差し引くと1時間半程度。
高尾駅からそれほど遠くはありませんね。

2015_05_24_06_南寮漁港_外観


目の前は強い日差しに照らされた南寮漁港が広がります。
写真にはやっぱり指が写りこんでいますね。

ようやく釣りを始める事が出来るのですが、こんなカンカン照りで魚は釣れるんでしょうかね。

まずは事務所と言うか休憩所と言うか、ジュースやビールを売っている小屋に向かい釣魚券の購入です。

2015_05_31_01_南寮釣堀_釣魚券


これが釣魚券です。
料金は一日200元、つまり800円弱。
時間制では無いので一回支払えば一日中遊ぶ事が出来ます。

池は大きく2つに分けられていて、一つは鯛類、バラマンディ、ハタなどが入っている餌釣りエリア。
もう一つはほとんどバラマンディだけのルアー釣りエリアです。

支払いが終わるとルアーエリアへと向かいタックルのセットを開始します。

池の広さは小さめのルアーをフルキャストすると、対岸同士でギリギリでルアーが届くらいで、それほど広くはありません。

お客さんはルアーエリアだけで15人くらい居るでしょうか。

対岸同士で投げ合うとラインが絡んでしまうので、譲り合いながらキャストを繰り返す感じです。

とはいえ台湾人はマナーが良いようで、ラインが絡んで解くたびに手を上げて挨拶したり、私達日本人相手にはソーリーと英語で挨拶が飛んで来ます。

さてどう釣ろうかと周りを見てみると全ての人がワームを使っています。

それも全て10センチほどの真っ赤なシャッドテールワーム。
これをトゥィッチなどをまじえないステディリトリーブのみ。

これで次々とバラマンディを釣り上げて行きます。

対する私達は小さめのフィンズフィッシュなどのナチュラルカラーがメインのセットです。
しばらくは自分流で通していましたが、明らかに地元の人達と釣れ具合が違います。

と言うか、周りは次々にバラマンディを釣り上げているのに、私達には未だに一匹の魚、アタリさえ有りません。

ここで作戦変更、真っ赤なシャッドテールワームは有りませんが、チャートリュース色なら一袋持っています。
ワームを取替えしばらくキャストを続け、やっぱりダメかと思った頃に突然のアタリ。

2015_05_24_07_南寮釣堀_バラマンディ


人生初のバラマンディです。
サイズは30センチくらいでしょうか。

中国語で金目鱸、ジンムールーと呼びます。
その名の通り、金色に光る目が特徴です。

日本に住んでいるアカメに近い魚なのですが、あっちは名前通りに赤い目が特徴。
どちらも後頭部から背中へかけての盛り上がりが古代魚のようで格好良い魚ですね。

ようやくの一匹にホッと一安心。
どんどん釣りましょう。