奄美大島 混ぜ合わせ ⑨ ― 2021年05月10日 00:53
奄美大島の中部を釣って行きます。
ところどころ大きな岩が転がる砂利浜です。
左側も一部が高い崖になっていてそこから岩が海へ転がり込んでいるようです。
いつもならこの海岸から見える海は素晴らしく綺麗なエメラルド色なのですが、この日は天気が悪く今一つです。
で、ルアーに飛びついたのはいつものコイツ。
悪そうな顔をしていますね。
歩いて行ける最奥のゴロタ場まで来ました。
ここで釣れなければ同じ道を引き返すだけです。
このポイントで数投目でガツンとしたアタリが有り姿を現したのはこの魚。
南に多い魚の一種、イケガツオです。
サイズは70センチちょい。
この魚としてはマズマズのサイズだと思います。
尻尾の形は典型的なフォークテールでスピードが有りそうに見えますが、釣った限りではそれほどのスピードは感じません。
どちらかと言うとナマズのようにグネグネ、グルグルとラインに巻き付く感じです。
この魚は尻鰭に鋭く危険な棘を持っています。
このグルグル巻き付く動きは、ピンチの時にこの棘を敵に擦り付ける動きなのでは無いかと想像します。
素人考えですけどね。
島の南部にはこんな標識がアチコチに見られます。
夜間の移動時には彼らに注意して走行したいですね。
奄美大島 混ぜ合わせ ⑩ ― 2021年05月17日 00:41
ある日の昼食です。
奄美大島は町を外れると食堂が皆無と言って良いほど少ないので、昼食はどうしても弁当に頼る事になります。
沖縄本島や沖縄離島では西表島などの特別な島以外は食事のお店に困る事は無いんですけどね。
南部のポイントですが天気がパッとしないですね。
最近は磯が怖くなって来たのでこのようなゴロタ場で釣る事が多くなって来ました。
歳ですね。
遠くに見える四角いケーソンが私の好きなポイントの一つです。
時々釣り人が入っているのですが、この日は人の姿は無し。
ですが特に反応は有りませんでした。
このポイントは潮通しが良く、時々大きなガーラの姿を見るのですが、なかなか良い思いが出来ません。
いつかデカイ一発が来るだろうと期待しています。
夕食は最近奄美大島で大人気の虎之臣さんです。
このお店は都内の行きつけのバーで偶然知り合ったオーナーさんが営業しています。
遠く関東で知り合った知人がお気に入りの島、奄美大島で店をやっているのも何かの縁ですかね。
これは軟骨入りのツクネ。
島では魚主体の夕食が多いので、たまにはこういった料理も良い物です。
そして激辛マーボー豆腐。
激辛と言っても、そこそこの辛さなので辛さに強い人なら美味しく食べる事が出来るでしょう。
このお店は他の奄美大島のお店とはちょっと異なり、島内ではあまり見かけない今風の料理をシャレた器で出してくれます。
その辺りが島でウケている理由なんでしょうね。
夕食が終わったら島の行きつけのバーでゆっくりしますかね。
奄美大島 混ぜ合わせ ⑪ ― 2021年05月24日 08:23
ある朝、いつもの港湾食堂へ朝食を摂りに行くと門番が玄関を封鎖していました。
この日は全国的な寒波がやって来た日。
入口の自動ドアの隙間から吹き出している暖かい風で暖を取っているようです。
お店の人も分かっているようで、自動ドアが少し開いた状態で固定されていますね。
大きな体と横に張った大きな顔。
この辺りでもかなりの実力者でしょう。
人馴れしていて出入りするお客さんに撫でられても気にもしていないようです。
朝定食、550円。
働く人のための食堂なので贅沢感は有りませんが、必要十分な食事で一日の始まりには相応しいですね。
釣りの合間に島のスーパー、タイヨウに寄ってみると行きつけのバーのマスターが育てているブランドトマト、「野生の証明」が置いてありました。
ちょっと特別扱いされているように、専用の籠に入っていました。
他のトマトに比べて少々値が張りますが、たまの贅沢に選んでみるのも良いかも知れません。
店に立ち寄るとお通しで出て来るこの旨いトマトが楽しみの一つです。
ふるさと納税でも人気の返礼品になっているようで何よりです。
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