ボート釣りで釣れる魚達 その52012年01月21日 15:49

石垣島のリーフフィッシングで釣れるターゲット達を紹介していますが、その第5弾です。

今回はハタ類を紹介します。
良く釣れるカンモンハタは既に紹介しましたので、別な魚を。

アオノメハタ

1枚目はアオノメハタです。沖縄ではクルバニーとかクルバニーミーバイとか言われます。
褐色の体に青い小さな斑点が散りばめられた大変美しい魚です。
私は青い斑点の魚をあまり見た事が無かったので、最初は毒魚かと思ってしまいました。
実際には美味しい魚で市場でも見られるようです。
割と良く釣れる魚で、陸っぱりでもちょくちょく釣れて来る魚です。

ニジハタ

2枚目はニジハタです。方言も有るようですが、ミーバイで。
尾びれに入った2本のラインが美しい魚です。
食用でも観賞用でも好まれる魚のようです。
この写真ではちょっと黒く写ってしまってますが、釣りあがってすぐは大変鮮やかな紅色を見せてくれた魚です。

オジロバラハタ
3枚目は有名なシガテラ毒魚、バラハタですね。
2種類居るバラハタのうち、この魚はオジロバラハタです。
尾びれの淵が白く彩られています。
沖縄方言はナガジューミーバイ、長い尾のミーバイです。
この魚はシガテラ毒魚として有名なのですが、沖縄では喜んで食べられ普通にスーパーなどで流通しています。
味もハタの中ではトップクラスに美味いとの事ですが、私は食べた事が有りません。
たま~に中毒患者が出ているようですが、気にされていないような。。。
私の中ではこの魚は南洋を象徴する魚のひとつで、釣れた時は本当に嬉しかった事を覚えています。
シガテラ毒魚の話題が出ましたのでもう一種の有名な魚を置いておきます。

バラフエダイ
バラフエダイです。
沖縄方言はアカナー、大きくなると赤みが増して鮮やかな赤色の魚になるのが語源だと思われます。
幼魚のうちは、この写真のように灰赤色が普通のようです。
有名なシガテラ毒魚ですが沖縄では食べてしまう事も多いようですが、やはり時々中毒事故が起きています。
カスミアジ、バラハタ、バラフエダイなどのシガテラ毒魚も、日本国内だと割合大丈夫な事も多いようですが注意しておくに越した事は無いですね。

ちなみに大変美味しい魚で有名なカンパチでさえも、日本以外の南方で育った魚はシガテラ毒を持っていて取引出来ないとの事です。
日本近海では心配が少ない魚がほとんどで、本当に有り難い事だと思います。