ボート釣りで釣れる魚達 その1 ― 2012年01月16日 00:06
石垣島に訪れると、一日はボートチャーターして釣りを楽しみます。
釣り方は、小浜島~黒島の沖合いに広がる珊瑚礁の中に船を乗り入れ、潮に乗せて流しながら沈んでいる珊瑚礁や岩などのストラクチャーに向かってキャストを繰り返す釣り方です。
バス釣りでシャローのストラクチャーを叩きながら流して行くのに似ています。
水深は1~3mくらいですね。
いつもお世話になっているのはシーファイターという名前のチャーター船で、私が選択しているのはインリーフを中心とした中小型の魚がターゲットのコースです。
●シーファイター
一応GTタックルも持ち込んでいますが、こっちは深場に差し掛かったらお遊びで投げる程度で楽しんでいます。
今回はこの釣りでのメインターゲットとなる魚を紹介します。
まずは石垣島の市魚でもあるタマンですね。
和名はハマフエフキです。
大きな尾を持つコイツの引きは強烈で沖縄方面ではトップクラスの人気魚です。
アタリはいきなりガツンと来て、一気に竿を伸して来ます。
こいつが来るが故にフックも強化した物を使いますが、浅いサンゴ礁での釣りなのでラインがスレ易く、勝率はかなり低い物となってしまいます。
この魚は砂地が混じったエリアを好むようで、砂地混じりのちょっとヌルイ感じのポイントに油断してアッと言う間に主導権を取られてしまいがちの相手です。
とにかく無駄なラインを出さないで多少強引な勝負をせざるをえない魚です。
そうしないと止まりません。
食味は素晴らしく、刺身、煮付け(沖縄なのでマース煮ですね)、テンプラ何でもござれで、大好物の魚です。
次はイソフエフキです。方言はクチナジです。
こいつも強い魚です。
タマンと同じフエフキダイ科ですが、名前のように磯、岩、サンゴのゴツゴツしたエリアの潮通しの良いかけ上がりに多く住んでいるようです。
アタリはタマンと同じく、ガツンと来て一気に深みへと逃走します。
タマンとクチナジの釣り味は素晴らしく、いつも心のどこかで期待しながら釣りをする嬉しい対象魚です。
次はヒラアジ類の一つ、カスミアジです。方言ではガーラ。
沖縄のヒラアジ類はロウニンアジ、ギンガメアジ、カスミアジ、オニヒラアジなど多種多様ですが、どれもこれもガーラで一まとめにされています。
こいつはスピードが命で、糸鳴りを響かせながらラインで水面を切り裂いて行きます。
内地でメッキ釣りなどをやっていると、つい、沖縄だったらメッキ、ガーラ類は楽勝で釣れると思い勝ちですが、これが意外と釣れません。
小型なら伊豆や宮崎県辺りの方が数が釣れるくらいです。
内地ですとメッキは割りと大きな群れで動いていますが、沖縄では単独または数匹で動いている魚が多いように感じます。
カスミアジは上に上げた4種類のヒラアジの中では脂の乗りが良く最も美味しい魚です。
しかし、この魚はドクヒラアジの別名で呼ばれるように、シガテラ毒魚とされています。
日本産のカスミアジでの中毒例はあまり無いようですが、昭和30年代にサイパンなどの外国産カスミアジで中毒が連発した為、販売禁止措置が取られた経緯が有るようです。
この事件だと思うのですが、子供の頃に食中毒が発生したテレビニュースの記憶が残っています。
今はどういう扱いなのでしょうね?
で、残りの2種類は以前紹介した魚達です。
おなじみカンモンハタ。イシミーバイですね。
至る所で釣れて来る魚です。
内地だとカサゴの位置に相当する魚のように感じます。
釣り味もカサゴなどの根魚っぽい引きをする魚です。
で、最後はアミメフエダイ。
ビタローとも呼ばれているみたいですが、私はアメリカーと呼びます。
リーフではこの魚がメインのお客さんですね。
タマンなどに比べるとパワーは低めですが、アタックの多さとパワーのバランスで考えると大変嬉しい魚です。
以上の5種類の魚をメインに釣って行くのですが、一日で数回は全く太刀打ち出来ない相手がかかってしまいます。
そのチャンスを逃さないように万全の準備をしているつもりなのですが、フックを伸ばされたり切られたりと、中々満足する結果を出す事が出来ません。
と言う事で、メインターゲットはご紹介しました。
次回からはメインとは言えないまでも、顔を見せてくれる魚達の紹介をしたいと思います。
釣り方は、小浜島~黒島の沖合いに広がる珊瑚礁の中に船を乗り入れ、潮に乗せて流しながら沈んでいる珊瑚礁や岩などのストラクチャーに向かってキャストを繰り返す釣り方です。
バス釣りでシャローのストラクチャーを叩きながら流して行くのに似ています。
水深は1~3mくらいですね。
いつもお世話になっているのはシーファイターという名前のチャーター船で、私が選択しているのはインリーフを中心とした中小型の魚がターゲットのコースです。
●シーファイター
一応GTタックルも持ち込んでいますが、こっちは深場に差し掛かったらお遊びで投げる程度で楽しんでいます。
今回はこの釣りでのメインターゲットとなる魚を紹介します。
まずは石垣島の市魚でもあるタマンですね。
和名はハマフエフキです。
大きな尾を持つコイツの引きは強烈で沖縄方面ではトップクラスの人気魚です。
アタリはいきなりガツンと来て、一気に竿を伸して来ます。
こいつが来るが故にフックも強化した物を使いますが、浅いサンゴ礁での釣りなのでラインがスレ易く、勝率はかなり低い物となってしまいます。
この魚は砂地が混じったエリアを好むようで、砂地混じりのちょっとヌルイ感じのポイントに油断してアッと言う間に主導権を取られてしまいがちの相手です。
とにかく無駄なラインを出さないで多少強引な勝負をせざるをえない魚です。
そうしないと止まりません。
食味は素晴らしく、刺身、煮付け(沖縄なのでマース煮ですね)、テンプラ何でもござれで、大好物の魚です。
次はイソフエフキです。方言はクチナジです。
こいつも強い魚です。
タマンと同じフエフキダイ科ですが、名前のように磯、岩、サンゴのゴツゴツしたエリアの潮通しの良いかけ上がりに多く住んでいるようです。
アタリはタマンと同じく、ガツンと来て一気に深みへと逃走します。
タマンとクチナジの釣り味は素晴らしく、いつも心のどこかで期待しながら釣りをする嬉しい対象魚です。
次はヒラアジ類の一つ、カスミアジです。方言ではガーラ。
沖縄のヒラアジ類はロウニンアジ、ギンガメアジ、カスミアジ、オニヒラアジなど多種多様ですが、どれもこれもガーラで一まとめにされています。
こいつはスピードが命で、糸鳴りを響かせながらラインで水面を切り裂いて行きます。
内地でメッキ釣りなどをやっていると、つい、沖縄だったらメッキ、ガーラ類は楽勝で釣れると思い勝ちですが、これが意外と釣れません。
小型なら伊豆や宮崎県辺りの方が数が釣れるくらいです。
内地ですとメッキは割りと大きな群れで動いていますが、沖縄では単独または数匹で動いている魚が多いように感じます。
カスミアジは上に上げた4種類のヒラアジの中では脂の乗りが良く最も美味しい魚です。
しかし、この魚はドクヒラアジの別名で呼ばれるように、シガテラ毒魚とされています。
日本産のカスミアジでの中毒例はあまり無いようですが、昭和30年代にサイパンなどの外国産カスミアジで中毒が連発した為、販売禁止措置が取られた経緯が有るようです。
この事件だと思うのですが、子供の頃に食中毒が発生したテレビニュースの記憶が残っています。
今はどういう扱いなのでしょうね?
で、残りの2種類は以前紹介した魚達です。
おなじみカンモンハタ。イシミーバイですね。
至る所で釣れて来る魚です。
内地だとカサゴの位置に相当する魚のように感じます。
釣り味もカサゴなどの根魚っぽい引きをする魚です。
で、最後はアミメフエダイ。
ビタローとも呼ばれているみたいですが、私はアメリカーと呼びます。
リーフではこの魚がメインのお客さんですね。
タマンなどに比べるとパワーは低めですが、アタックの多さとパワーのバランスで考えると大変嬉しい魚です。
以上の5種類の魚をメインに釣って行くのですが、一日で数回は全く太刀打ち出来ない相手がかかってしまいます。
そのチャンスを逃さないように万全の準備をしているつもりなのですが、フックを伸ばされたり切られたりと、中々満足する結果を出す事が出来ません。
と言う事で、メインターゲットはご紹介しました。
次回からはメインとは言えないまでも、顔を見せてくれる魚達の紹介をしたいと思います。
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