第二回 台湾遠征 ⑩2015年08月19日 13:02

電車は中洲駅のホームへ定刻通りに滑り込みました。

2015_08_15_03_中洲駅_ホーム


海辺の駅では無いのですが、何故か波を連想させる青いを基調としたペイントが特徴の駅です。

そして列車を降りた途端に猛烈な暑さが襲って来ます。

台湾の乗り物、お店は大変強めに冷房が効かせてあるので、私のようなエアコン好きには大変助かるのですが、そこは熱帯の高雄、外の暑さはハンパ無いですね。

そして、初めての駅の様子をキョロキョロ眺めていると、駅員さんが近寄って来て何かを訪ねて来ました。
グズグズしている私達を見て、何か困っている旅人だと思って声をかけてくれたのでしょう。

台湾では、何か困っていると、必ず助けに来てくれる人が現れます。
今回もこの駅員さんのおかげで窮地を脱する事になります。

昨日の釣具屋さんの話ではこの中洲駅からタクシーに乗れば良いとの事でしたが、駅員さんの話だとこの駅にはタクシー乗り場、流しのタクシー共に無いとの事です。

もちろん言葉が分からないので、身振り手振り、中国語の指差し会話の本頼りなのですけどね。

そして私達がが持って来た釣堀までの地図、住所を確認し、一駅前の大湖駅まで戻るのが最も良いとアドバイス貰いました。

2015_08_15_04_中洲駅_時刻表1


駅の柱に貼られた時刻表です。
これを見ながらどうするか悩んでみた訳です。

2015_08_15_04_中洲駅_時刻表2


ちょっとアップで。

高雄駅発8:32分、そこから40分で今は9時15分くらい。
駅員さん、乗るのは9:39発、屏東行き、一本前の9:19発の電車は別の方向に行ってしまうので注意するようにと私達が理解出来るまで懇切丁寧に粘り強く説明してくれました。

彼が一声かけてくれなかったら駅の周りをタクシーを求めてウロウロするばかりだったでしょう。
またどの駅にタクシー乗り場が有るか分かりませんから、釣掘りへ行くのを諦める結果になったかも知れません。

本当に私達を助けてくれた台湾の方々には感謝ばかりです。

さて、電車が来るまではもう少し時間が有ります。
ちょっとうろついてみましょう。