燕三条 ⑥2017年12月07日 12:40

燕ラーメンで腹ごしらえが済んだところでちょっと買い物です。

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最近地方へ行くと必ず立ち寄るのがJAの直売施設です。

ここは三条市のJA直売所、ただいまーとです。
新潟は米どころですし特にこのシーズンは新米が出るのでこれが目玉なのは間違いが有りません。

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最近出来た施設らしく外観、内部ともに清潔でシャレています。
品揃え、鮮度、価格ともなかなか素晴らしく見ていて飽きません。
施設内には小綺麗なカフェ風のフードコートも併設されておりシャレた雰囲気を持つせいか近くの若者が集まる空間にもなっているようでした。

果物では梨が押しのようで安く大量に並べられていました。
梨と言えば鳥取県と言う印象だったのですが、新潟もかなりの生産量が有る事を初めて知りました。
どちらの県も海沿いの砂の多い土地なので梨の栽培に適しているんでしょうかね。

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向かうのははもちろんお米の売り場です。

新潟と言えばコシヒカリが有名ですが、今回は新之助が狙いです。
この新之助、新しい品種で去年から一部の生産地域のみで試験販売され好評を得た事で今年から一般に販売され始めたそうです。
一般販売と言っても県内だけで他県では入手するのは難しいようです。

と言う事でお買い上げ。
値段も市内のスーパーで見かけた商品の3割ほど安い価格。
良い買い物が出来ました。

後日食べた感想は、コシヒカリなどのようにツルリとした食感とはちょっと異なり割とふっくらほかほかした食感。
他の品種との違いはその食感と柔らかな甘みに有るようでした。
その個性の有る味わい、どうすれば一番美味しく食べる事が出来るでしょうね。

燕三条 ⑤2017年12月05日 12:41

午前中をストックバスターで過ごしそろそろ昼食の時間です。

燕三条と言えばもちろんラーメン好きなら知っている燕三条ラーメンです。
今回の旅のメインテーマはコイツです。

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燕ラーメン発祥の店、杭州飯店です。
最初は別な店を狙っていたのですが、前日訪れたバーのマスターにお勧めされたので元祖の店を訪れてみました。

辺りには田んぼと数軒の民家しか無いお店ですが、雨の中行列が出来ています。
行列店は好みでは有りませんが、ここは我慢すべきでしょう。

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店内はこんな感じ。
通されたのは小上がりで、左奥では地元年配者達の団体が良い感じでジョッキを開けながら午後のひと時を楽しんでいます。
右奥が入口側。
こっちはテーブル席が並んでいます。

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一緒に頼んだ餃子です。
これが巨大なシロモノで一人一個くらいでないとラーメンが入らないほどの大きさです。
だいたい一個がタバコ一個半くらいの大きさでしょうか。
2個から頼めるので少な目に頼みましょう。

餡は野菜中心。
餡に味が付いていてそのまま食べても美味く、と言うかそのまま食べるべき餃子ですね。
説明できませんが、これが大変に美味くこれだけでも食べに来る価値が有ります。

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ラーメン、800円です。
燕ラーメンらしいビジュアル、大量のタマネギと背脂が特徴ですね。
魚介の風味が香るやや甘さを持ったスープ。
見た目よりも塩辛さは控えめです。

麺は極太、これも燕ラーメンの特徴ですがこのお店の麺はややふわっとした食感が有ります。

で、これが美味い。
各地のご当地ラーメンを食べて来ましたがその中でも記憶に残る一杯となる美味さ。
都内でも燕三条ラーメンは何店か出ていますが、このお店のラーメンとは別物です。

都内で食べた店は魚介、塩気とも強すぎてガチンとこたえて来ますがそれが有りません。
競争の激しい都内でパンチを出すためなんだと思いますが、地元で長く愛されるラーメンとはやはり違うのでしょうね。

ちなみにこのお店は燕ラーメンであって三条ラーメンでは有りません。
関東ではひとくくりにされていますが三条ラーメンはカレーラーメンが本来の姿のようです。

次回は三条ラーメンと行きたいところですが、このお店のラーメンが気に入ってしまったのでチャンスが来る事が有るんでしょうかね。

燕三条 ④2017年11月30日 11:54

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こちらはモリブデン鋼の包丁。
昔の高級自転車のフレームではクローム・モリブデン鋼が使われていたりしましたが硬度の高い金属なんでしょうかね。

ヴェルダンと有るのはメブランド名でしょうか。

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こちらはがモリブデンバナジウム鋼だそうです。
どのような違いが有るのかは分かりませんが、何だか凄そうなのは伝わって来ます。

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こちらはがコバルト合金。
私がコバルトから想像するのは核爆弾の一種、コバルト爆弾ですが当然放射能は持っていないですね。
刃とハンドルが一体成型のようで、なかなか格好良いですね。

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そして美しい刃紋が特徴のニッケルダマスカス鋼。

私でも名前だけは知っているダマスカス鋼ですが、本来のダマスカス鋼はロストテクノロジーとなっているようなので、この合金で再現してみたのでしょうかね。
しかし美しい刃物ですね。

この外にも多くの種類の刃物が並んでいて興味をそそられたのですが、何せ私は料理の腕が無いのでネコに小判です。
アウトドア用のナイフなどが置いてあれば良かったのですが、調理専門の道具のみが並んでいました。
本職が使う道具の街なので当たり前かも知れませんね。

燕三条 ③2017年11月27日 00:18

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刃物のコーナーです。

藤次郎の銘が入った包丁が前面にディスプレイされていますが、これがイチ押しの銘柄なんでしょうかね。
パネルに記載されていますが、これらはアウトレット商品ではないようですが地元でも最安値の価格で売られれているようです。

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その背面に並んでいる包丁たち。
どれもこれもかなりの品格を持つ逸品たちのようです。

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中央に備えられた陳列ケースを取り囲むように多くの刃物が並んでいます。

こちらは出刃包丁、開き包丁、菜切り包丁のようです。
そしてそれぞれの包丁は素材別に何種類か揃えられているようです。

このケースの素材はハガネと白紙鋼と呼ばれる地金が使われているようですが、私には初耳でどう違うのか良く分かりません。

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こちらは青紙鋼とSLD鋼の包丁。

都内の刃物屋さんでも多くの包丁を並べている店は見た事が有りますが、素材まで明記して販売されているのはさすが刃物の街と言ったところでしょうか。

他にもあまり耳にしない素材を使った包丁が色々と並んでいたので次の日記で紹介したいと思います。

燕三条 ②2017年11月24日 00:10

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ストックバスターズの入口です。
ここは三条の工業団地の中に有って名産の刃物、調理器具のアウトレット品を格安で買える施設になっています。

2017_11_13_03_三条_ストックバスターズ_入口


入口から見た奥の様子。

左奥に包丁などの刃物が並べられていてこれが圧巻。
右側手前はスプーン、フォークなどの小物。
正面奥は鍋、フライパン、ヤカン、その他の調理器具が並んでいます。

2017_11_13_03_三条_ストックバスターズ_小物コーナー


ここは小物売り場。
普通のお店や高速道路PAで名物として見かける同じ商品が1/3程度の価格で売られていました。

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奥へ向かうと調理器具、鍋が見えます。
広さは40メートル四方くらいでしょうか。

商品を見て気付いたのですが、この三条では海外メーカーの製品を委託されて生産しているようで、私でも聞いた事が有るブランドの商品が格安で売られていました。

2017_11_13_03_三条_ストックバスターズ_焼きトウモロコシ


私は料理が出来ないので調理器具にはあまり興味が有りませんが、ちょっと気になったのがこれ。
トウモロコシを美味しく焼き上げる陶製の鍋だそうです。
中には焼き物の小石のような丸い粒が敷き詰められていますが、これが遠赤外線効果でふっくらと焼き上げるようです。
作ってはみたが残念ながらあまり売れていないようで格安の値段で売られていました。

各種の商品の中で私が驚かされたのは包丁です。
次の日記で紹介しましょう。