第二回 台湾遠征 322015年10月01日 09:38

新堀江をウロウロ歩き回っても目当ての靴を売っているお店は見つかりません。

そしてメインの小道を通り抜ける辺りに一軒のディスカウントストアのようなお店を見つけました。

2015_09_19_02_新堀江4_POYA寶雅


以前もカルフールのようなスーパーで靴を見かけたので、半分諦めてはいましたが入ってみる事にしました。

一回のフロアは化粧品やシャンプー、洗剤などの日用品が主でしたが、海水浴用品を並べているコーナーに靴らしき陳列を見つけたので近寄ってみるも、やはりサンダルしか並んでいませんでした。

やはりダメみたいです。

念のために二階に上がってみると、ポテトチップやお菓子などが並んでいる食料品コーナーが広がっていました。
そんなフロア構成なんだろうなと、完全に諦めてエアコンの冷気を浴びて体をクールダウンさせながらウロウロしていると。

2015_09_19_02_新堀江4_POYA寶雅_ジェファーソン


有りました。
サイズ、数は少ないですが、色はそこそこ揃っています。

さっそく希望の色を確認する為に日本の釣り仲間にメールと電話で連絡を取り、ようやく全員分の靴の購入に成功しました。

これで安心した事でもあり、三越などの日本のデパートや台湾のデパートをうろうろした後はホテルに戻ってシャワーでも浴びる事にしました。

いやあようやく見つけましたが実に長い探索でした。

2015_09_19_02_新堀江3


ところで近くで見かけた86SHOPの看板です。
どうやら化粧品などの小物を扱っているお店のようですが、この子馬のキャラクター、手塚治が入っている気がしないでも有りませんね。

第二回 台湾遠征 292015年09月27日 00:27

今回こっちの方へ歩いて来たのは、ある靴を探すためです。

2015_09_19_01_ジェファーソン


カナダで生まれた靴ブランドのNATIVEから出されているジェファーソンというラインナップが有ります。

ジェファーソン

そしてそのジェファーソンを模して作られた靴がコイツです。
約230元なので、1000円弱。
本物だと4000~7000円なのでエラク安い物です。

良く見かけるクロックスが出て以降、似たようなサンダルが山のように出て来ましたがそれに似ています。

日本ではまだジェファーソンそのものもあまり見かけないのですが、台湾ではもうブームが来ていてかなりの若者達が本物かどうかは別としてこのタイプの靴を履いていました。

2015_09_13_04_靴問屋街方面9_サンダル


この辺りは高雄市でも有数の靴問屋街で、ここまで来ればこの靴も置いてあるだろうと思ったのですが、並んでいるのはこんなサンダルばかり。

春に来た時は山ほど並んでいたのですが、全く見かけません。
どうも見たところ、季節が真夏へと移行した結果、靴タイプの履物は一掃されて涼しいサンダルへと商品が入れ替えられてしまっているようでした。

これは前回見かけたいくつもの靴屋さんでも、全く同じ傾向でした。

前回大量にこの靴を見かけたこの近くのカルフールにも寄ってみたのですが、やはりサンダルばかり。
この辺りで探すのはちょっと諦めましょう。

2015_09_13_04_靴問屋街方面10_高鮮果汁


と言う事で、近くのジューススタンドで冷たいフルーツジュースを飲む事にしました。

私は甘いのが苦手なため常にミネラルウオータを持ち歩いていたのですが、こいつが熱気で生温くなってしまったのでやむなくジュースを飲んでみる事にした訳です。

頼んだのは無難なレモンジュース。

で、これがとてつもなく美味い。
酸味の少ない種類らしく程よい酸味と加えられた僅かな甘味が良いバランスです。

量もたっぷり、キンキンに冷えたジュースが体を一気にリフレッシュしてくれます。

これはミネラルウオータを飲んでる場合じゃなかったですね。

これ一発で一気に台湾のジューススタンドのファンとなり、それ以降は喉が渇くとジューススタンドを探して周る癖がつきました。

2015_09_13_04_靴問屋街方面11


表の道路はいつものようにスクータがビュンビュン走っています。
さて、次に靴を探すとするとどこが良いでしょうか。

ホーカー ハリア Ⅱ2015年09月08日 10:59

最近ずっと釣り用の軽い時計を探してました。

探していたのは白文字盤のミリタリーで、候補としてハミルトン、ビクトリノックス、スイスアーミー、ウェンガーなどの頑丈そうなのや、ドイツのユンハンス、国産のセイコー、シチズンなどを見比べていたのですが、なかなかしっくり来るのが見つかりません。

何と言うか普通で、当たり前過ぎてなんとなく面白くありません。

そして買い物嫌いの私の我慢の限界が訪れ、ついに私のヒネクレ心が炸裂して候補を以下の変りダネに絞ってしまう事に。

①コピー機だけじゃなくて時計も作ってたのねのリコー。
②日本のサン・フレイム社(どこだ??)がTIMEX社のフィリピン製ムーブメントを使って(うひゃあ)、中国深セン工場で(うげっ)組み立てたマーシャル。
③イギリスのメーカーらしいが生産は中国、ネットで調べても詳しい素性が良く分からない怪しさが私の心を引き付けるAVI-8。

で、結局買ったのはAVI-8。

2015_09_06_01_ホーカーハリアー表


AVI-8のホーカーハリアⅡです。

ホーカーハリアはイギリスの垂直離着陸ジェット戦闘機の名前ですね。

あまりミリタリーっぽく無いですが、脳みそが炸裂したのでこれはこれでOK。

2015_09_06_01_ホーカーハリアー裏


裏蓋にはジェット機らしき彫りこみが有ります。
文字、戦闘機の絵が斜めに捩れてるのが、いい加減な感じで心を揺さぶります。

こいつは薄茶色の人工皮革のベルトが付いてますが、近い内にイギリス軍カラーのNATOベルトに付け替えて完成させる予定です。

2015_09_06_01_NATOベルト_イギリス情報部


NATOベルトと言うのはこんなベルトで、アイビーファッションでは割と使われていました。
ちなみにコイツはネットで拾って来たイギリス軍情報部のカラーです。

2015_09_06_01_ツェッペリン


以前日記にしたと思うのですが、こっちは今使っているドイツのメーカー、ツェッペリン。

何故AVI-8をを選んだかと言うと、まずリコーは日本のメーカー。
あまり見かけた事が無くヒネクレタ私の心に訴えかける物が有るのですが、当たり前に性能が良さそうで、何となく面白く無くて選外へ。

マーシャルは生まれ、素性とも数え役満確定で、クオリティ以前にそもそもちゃんと動くのかさえ危ぶまれる魅力的な怪しさが有りますが、持ってみたら思ったよりも重くてこれも選外へ。

AVI-8は適度にウサン臭く、もう一つのツェペリンが空飛ぶ機械なのでちょうど良いかな、と言うどうでも良い理由。

今使っているのは枢軸国ドイツの飛行船の名前、片や今回は連合国軍側のジェット戦闘機名ですからね。

空飛ぶ機械に乗るのが大嫌いな私の心を別な意味で震えさせる2つの時計。
ボロカスに言ってますが、せっかく手元に来た時計です。
もちろん大事に使います。

冬のアイビー ⑧2015年05月12日 00:42

さて、このシリーズもこれで一旦終わりです。
今回は小物類をいくつか日記にしておきます。

2015_05_08_01_蝶ネクタイ


ボウタイ、つまり蝶ネクタイですね。

最近では冠婚葬祭以外では全く見かける事の無い物ですが、40年前のアイビー全盛時には時々付けている人を見かけたものです。

レジメンタルストライプの青か赤を探していたのですが気に入った物が見つからず、今回はタータンチェック柄を選んでみました。

こいつをボタンダウンシャツに付けて、上着はスイングトップを合わせて着る事にしました。

このネクタイ、やはり特殊なシチュエーションでの使用が多いせいか、上着無しで付けるとどうしても手品師のように見えてしまいます。
こいつを付ける時はシャツ一枚ではなくて、どんな種類の上着でも良いので一枚上から着るのが良いと思います。 なのでこれから暑くなる夏場には出番が無くなって行くんでしょうね。

2015_05_08_01_ツエッペリン


そして時計、アイビーと直接関係する訳では有りませんが、突飛なデザインではなく何となく時代を感じさせるデザインと、他の人が付けているのをあまり見かけないと言う観点で、このツエッペリンを選びました。

このメーカーはドイツの比較的新しいメーカーで、価格もそれほど高く無く気軽に使える時計です。

文字盤のデザインはツエッペリンと言う名前の飛行船から連想させるのか、船、船乗りを思い起こさせるデザインとされているようです。

2015_05_08_01_スイスミリタリー


そしてこっちはスイスミリタリーというスイスのメーカーの商品です。

ツエッペリンの方が割りと重い時計だったので、釣りなど腕を使う遊びをする時に邪魔にならない小型の時計を探した結果コイツを手に入れました。

どちらの時計も高価格帯の時計で有りませんが、もともとあまり時計に関心の無い私ですのでこれで十分。

とは言えデザインの面で気に入った2つの時計なので、大事に使って行きたいと思います。

冬のアイビー ⑦2015年05月11日 14:18

そしてもう一枚のコート。

2015_05_05_04_仕立てステンカラーコート


同じくステンカラーコートですが、こっちは前立ては伝統的な比翼仕立てになっています。

こいつもおそらく40年ほど昔に仕立てられたコートです。

2015_05_05_04_仕立てステンカラーコート_セットインショルダー


しかし袖ですが、何故かスーツなどで見られる袖をボディに縫いつけたようなデザインのセットインショルダーになっています。

最近ではこのセットインショルダーのコートも時々見かけますが、本来はステンカラーコートはラグラン袖が普通のはずで、何故古いこのコートがセットインショルダーなんでしょうか。

こっちも生地はウールギャバジーンの深い緑とグレー、光沢の有る金色に近い茶の複雑な風合いの生地を使っています。

2015_05_05_04_仕立てステンカラーコート_裏地


裏地も凝っています。

光の当たり具合で白~金~青に色合いを変える不思議な青い生地に金色の手裏剣のような模様が散っています。
これはチェックと呼ぶのか、クレストと呼ぶのか私には分かりませんが。

その不思議な色合いは、最近話題になった人によって白に見えたり青に見えたりする不思議な服の色に似ています。

このリンク先の写真が一番似ているかも知れません。

不思議な服

2015_05_05_04_仕立てステンカラーコート_エンブレム


そしてエンブレム。

もちろん出来合いの物ではなく、お店のイニシャル「M」の飾り文字が入った一点ごとに縫い上げられた刺繍です。

店名は正木洋服店、私の母方の苗字です。

このコートも最近は全く着ていませんでした。
もうシーズンはとっくに過ぎてしまいましたが、また寒くなって来たら引っ張り出して着てみましょうかね。