台湾高雄市 中国語学校 あらためて ㉔2019年04月22日 13:32

食堂に入ると、店内は地元の漁師さんらしき人たちが集まってビールを飲みながら盛り上がっていました。

2019_04_01_04_南寮漁港_食堂_麺線


頼んだのは陽春麺、台湾の代表的な庶民の麺です。
スープには漁港らしく魚介類の出汁が効いています。
今まであちこちの店で陽春麺を食べて来ましたが魚介出汁が効いたスープは初めてです。
ちらほらと浮いている細切れの魚の内臓とハマグリ、指の跡がはっきり見える事で分かる手作りの魚丸子入り。
真ん中の大きく白いのは牡蠣です。
各種の海鮮類が良い出汁の元ですね。

これで40元、150円くらい。
安くて申し訳無いくらいです。
もちろん味は抜群。
長距離の自転車移動と釣り堀での思わぬ敗退のダブルパンチで下がったテンションが一気に上がって来るのが感じられます。

そして周りのお客さんもなかなかのハイテンション。
早朝からの漁が終わって一杯やっているせいか、ワイワイガヤガヤと楽しそうな会話が止まりません。

そのうち何人かのオヤジサンが話しかけて来ました。
どこから来た?
どこの国の人間だ?
こんな所で何をしてる?

矢継ぎ早に話しかけて来ます。

何故日本人がここへ?
どうしてこの店へ?
釣れたか?
麺は美味いか?
自分は川崎に住んでいた事が有る、お前はどこに住んでいる?
何?お前も川崎に住んでいる??

などなど、こちらは習ったばかりの中国語で返しますが、十分な会話能力が無い上に相手も酔っ払いなので店全体がカオス状態へ。

しばらく酔っ払いとの対話を楽しみましたが、そろそろ出発しなければなりません。
数人が眠くなったのか店を出たのに合わせて、近くの人たちと握手を交わしていざ出発。

2019_04_01_04_南寮漁港_食堂


皆さんのおかげで気力は充実し、心は決まりました。
少し遠いですが思いついたポイントまで自転車を走らせましょう。

2019_04_01_04_梓官区1


田畑を縫う一本道を走り。

2019_04_01_04_梓官区2


台湾で初めて見かけるホルスタイン牛の牛舎の横を抜け。

2019_04_01_04_梓官区3


魚っ気は有るものの降りる場所が無い川を越え、ようやく目的地に近づきました。
さて、そろそろ何とか結果を出さねばなりませんね。

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