Fisheater's Paradise Second Stage

結局この日は一日中降ったり止んだりで気温も１７度あたりの寒い一日でした。
全国的には猛暑日だらけの暑い日だったのですが、ある意味幸運だったんでしょうか。

初めての地を楽しく探索し魚もそれなりに釣れたのでむつ市に戻って夕食です。



この日の夕食は居酒屋膳、事前に調べておいたのですがタクシーの運転手さんのお勧めも有ってここにしました。
この日の刺身ですが、かなり珍しい魚が揃っています。



まずは突き出しとビール。

ゴボウと卵の煮た物、バイ貝の煮物、マグロの煮物です。
丁寧な調理と出汁の効いたほど良い味付け。
突き出しが美味いお店は期待できますね。



上がバショウカジキ、九州でも時々見かけましたが他のカジキとはちょっと味わいが異なります。
節の目立たない赤みがかった身、ややネットリと柔らかくマグロの中トロに似た食感。
脂の甘みが強く、またブリのような強い旨味が有ります。

下はマツカワガレイ。
カレイ類では最高峰の魚ですね。
カレイの類はヒラメに比べてコリコリ感が強いのが一般ですが、今回は柔らかめの食感。
カレイ類には珍しく脂も乗って安定の美味さです。



そしてヒラメのフライ。
しっとりふんわりとしたヒラメにサックリ軽く揚げられた衣。
完璧な火の通りです。



もちろんホヤも頼みました。
うっかりから揚げも頼んでしまったのですが、これが物凄いボリューム。
必死の思いで食べきりました。

地方の居酒屋は関東に比べて高い傾向にありますが、これでお酒を入れて３，５００円ほど。
値段、料理のクオリティ、大変に満足させてくれるお店だと思います。
これは次回も利用させて頂きたいお店ですね。