恵比寿 ガーデンプレース周辺 ②2014年10月23日 13:21

恵比寿ガーデンプレイスからそそくさと退散し、ラーメン屋を目指します。

しかしこの周辺、構造物も景観を意識した綺麗な造りが目立ちます。
2014_10_19_01_ガーデンプレイス3


これは噴水、と言うか小さな滝状の流れが歩道沿いの水路に流れ落ちています。

2014_10_19_01_ガーデンプレイス4


数多く植えられた木立の隙間からシャレたカフェの姿が覗いています。

街路樹に沿って歩いて行くとこんな建物が。

2014_10_19_02_サッポロビール_本社


サッポロビールの本社ビルでした。
私はサッポロビールの本社は札幌に有ると思い込んでいたので、これは意外でした。

恵比寿にサッポロビールが有った事は何となく知っていましたが、それは単なる工場が有っただけだと思っていました。

2014_10_19_02_サッポロビール_本社_兜煙突


玄関脇に謎のオブジェが。

私は所々に意味無く設置されている謎オブジェの存在が理解出来ません。
と言うかむしろ嫌いです。

どう見ても独りよがりの造形物にしか思えず、大抵景観をブチ壊しにしているように思えます。

芸術を分からない私が悪いのでしょうが。

このオブジェもその系統かと思っていたのですが、念のため調べてみると大きな勘違いでした。

こいつは兜煙突と言う物で、煙突の先端に取り付けて風などによる煙の逆流を防ぐ役割を持つ実用品でした。
私にはエビの尻尾にしか見えなかったんですけどね。

以下のHPに詳しく解説されていました。

兜煙突

そしてこいつは、かつて恵比寿でビール工場が稼動していた時代に、実際にその工場の煙突に被せられ使用されていた兜煙突そのものだったとの事。

これは変てこな謎オブジェなどではなく、恵比寿の歴史を語る産業遺産だった訳ですね。
工場解体時によくぞ残しておいた物だと思います。

風が通り抜ける為なのかスリットのような構造。
排煙口が風下になるようにだと思いますが、風見鶏の尾のような風切り、さすがに実用品だけあって機能美を持っているように感じます。

こういった物の設置、展示は大歓迎ですね。

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