九州帰省 四日目 ラスト2014年03月19日 00:06

長らく続いて来た九州帰省の日記ですが、ようやくこの回で終わりです。

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天神から地下街を使って目的のラーメン屋さんに向かっていると、こんなキャラクタが道行く人々に目を光らせていました。

このキャラクタは、老舗のカバン屋「大隈かばん店」のピョンピョンうさぎです。

子供の頃からテレビのコマーシャルでその可愛いキャラクタには親しんでいましたが、コイツはちっとも可愛く有りませんね。

ミケンに険しいシワが感じられますし、睫毛、眉毛が無く、何を考えているか良く分からない赤く血走ったような目。
宇宙人グレイのうさぎ版っぽい感じ。

正直、目が合った瞬間にビクッとしてしまいました。

遠巻きにこの店を通り過ぎ、地上の目的地へと向かいます。

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目指したのはここ、博多ラーメン「だるま 渡辺通り店」です。

だるま 渡辺通り店

私は初めて来たのですが、評判も高いようなので物は試しとやって来ました。

2014_02_23_だるま_ねぎラーメン.jpg


何となくネギのトッピングをオーダーしてみました。
しかし、水にさらした中ネギでネギの風味が感じられず、ちょっとガッカリでした。

ここは博多です、コネギで勝負、最低でも万能ネギ辺りでお願いしたかったところです。

2014_02_23_だるま_ラーメンスープ.jpg


ネギをよけてスープの様子を撮ってみました。

スープは見た目、透明感は無くてかなり濃厚、背脂っぽい塊も浮いています。
飲んでみると見た目に反してトンコツ臭が薄く、またトンコツの旨みよりもゼラチンのドロドロ感が先に来てしまいます。

東京で言えば、「田中商店」、既に閉店してしまった神田の「暖暮」のようなタイプの濃厚なスープ。

私の昔の博多ラーメンの印象は、強く白濁した久留米ラーメンと若干の透明感を持つ北九州ラーメンの中間。
牛乳のような滑らかな飲み心地で有りながら、深いコクを備えたスープだった記憶が有って、ちょっと違和感が有りました。

何となくトンコツからのスープではなくて、豚の皮から出たゼラチン主体の印象が有ってコクが足りない気がしました。
やはりインパクトを出す為には、ドロドロ感を出すのが今のトレンドなんでしょうかね。

「だるま」のラーメンを食べて強烈にお腹一杯になった私は、ゆるゆると空港へと向かう事にしました。

久しぶりの帰省で懐かしい場所や店に立ち寄る事も出来ましたが、何だか食べてばかりだった気がしないでも有りません。

次に帰省するのはいつになるかは分かりませんが、今度は若い頃の友人などにも会えるよう、余裕の有る日程で帰省したいものです。