レガシィとの旅 その49 神奈川県2013年10月20日 03:15

次は神奈川県です。

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もうかれこれ30年ほど私が住んでいる神奈川県に戻って来ました。

いよいよ最後の県です。

もちろん赤いラインが全域に渡って走っています。

神奈川県と聞くと普通は何を一番に思い出すのでしょうか。

湘南海岸、鎌倉、横浜横須賀、などの観光地っぽい地域が頭に浮かびます。
他には特産、産物、何が有るんでしょうね。

長い間神奈川県に住んでいるのですが、この県の個性が私の頭には入っていません。
今調べたのですが、県庁所在地が川崎なのか横浜なのかさえはっきりと意識していませんでした。

色々な事を意識していなくても淡々と住んで行ける良い土地だと言う事も有るんでしょう。

レガシィなど、車で走ると言う意味では神奈川県を含めて関東は人、車が多過ぎてあまり良い土地では有りませんね。
どこに行っても渋滞だらけでいつもゲンナリさせられます。

しかし、家賃などを除いて、物価、交通網の便利さ、住んでいる人達のメンタリティなどメリットが大きくて住む事をトータルで考えると良い土地なのだと思います。

思い出深い場所としては、丹沢湖にバス釣りで良く訪れました。

丹沢湖

水質はジンクリア、魚は多くサイズも良いのですが、シビアで本当に釣れません。

釣れる日の方が少なく、15連敗を喫した事も有ります。
今では訪れる事もなくなりました。

そして犬越路。

犬越路

過酷な林道だとは知らずに迷い込んだ道です。

途中に犬越路隧道と言う名前らしいトンネルが有るのですが、トンネル内の路面がとんでも無い悪路で、車の底を打ちまくってようやくの思いで通り抜けた悪夢のような林道でした。

相模湖側から入って丹沢湖へ抜けたのですが、その間一台の車ともすれ違う事は有りませんでした。

わずかに丹沢湖の寸前で林道を攻めるオフロードバイクが数台すれ違っただけでした。

人工物が見当たらない景色は確かに素晴らしい物でしたが、もう二度と車では入りたくない道です。

私もそろそろ歳になり、終の棲家を考える年齢になりましたが、神奈川県に一生住む事は無さそうです。

手軽に釣りに行ける場所に住むには、神奈川県はちょっとハードルが高過ぎますよね。

次は全国をウロチョロして思う事を日記にしてまとめとしたいと思います。

レガシィとの旅 その48 北海道2013年10月12日 00:07

次は北海道です。

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そろそろレガシィの旅シリーズも終わりに近づいて来ました。
長かったですね。

北海道を車で走ったのは1回だけです。
緑色のライン、レンタカーでの走行ですね。

友人が北海道に長期出張していて、そのタイミングを狙って数人の仲間と北海道に遊びに行った時に走ったルートです。

その時は飛行機で函館に入り、登別、札幌へと周り、その中には、先日日記で紹介した小説家、「天野頌子」さんもメンバーの一人として参加していました。

以前の日記

そう言えば先週が彼女の小説がフジテレビでドラマ化された初回放送日だったのですが、視聴率とかはどうだったんでしょうね。
初回なのでまだ動きははっきりしないとは思いますが気になります。

まあ、それは置いておいて、北海道に行ったのは5月の中旬頃でしたが、やたら寒かった記憶しか有りません。
北海道ってGW過ぎてもまだまだ寒いんですね。

その時は東日本大震災が起きて2ヶ月くらい経った頃だと思います。
その時は函館の有名な朝市でも観光客が消えてしまい、私達数人に客引きの声が集中していたのを思い出します。

函館市で印象的だったのは夕食の寿司屋さん、「江戸松」。
酒のつまみの刺身盛りとにぎりの美味さ、安さは忘れられません。
本当にもう一度行きたいと思っています。
面白い事にご主人は生魚が嫌いなんだそうで自分では食べないそうです。
でも美味い寿司を出してくれるんで問題有りませんね。

江戸松

もう一つはやっぱりラッキーピエロでしょう。
この店については有名なローカルグルメなので私が色々書くよりもネットを見てもらった方が良いですね。

ラッキーピエロ

その後、登別のクマ牧場へ。
クマ、怖いですね。

北海道に釣りに行く気が失せました。

函館から登別に間に有名な秘境駅、「小幌駅」が有ります。

小幌駅

列車の中から必死に駅の姿をみようと目をこらしていたのですが、トンネルを出た瞬間に通り過ぎてしまい目に焼き付ける事は出来ませんでした。

そして札幌。
今回はこの町には特に強い印象は持ちませんでした。

実は以前仕事で数ヶ月札幌に住んでいた事が有り、その時一生記憶に残る強い思い出を得ているのですが、個人的な事なのでどうでも良いですね。

札幌からは支笏湖を観光し千歳空港から帰京しました。

支笏湖ではグラスボートで湖中を眺めながら周遊したのですが、実に殺風景な湖でした。

時期も悪かったとは思うのですが、水草一つ生えておらず、何よりも生き物の姿は一切有りませんでした。

4~5メートル程度の浅瀬をかなりの距離航行したのですが、マスはおろか小魚、ウグイ一匹姿を見る事が有りませんでした。
こんなに生命感が無い湖も珍しいな、と皆と話したものです。

ところで北海道にもライギョが生息しており、現に私の仲間も実際に釣り上げています。
また、私自身もポイントの情報も集めていて訪れる計画を考えていたのですが、登別のクマを見てから急激に行く気が失せています。

どうしたもんですかねえ。

ところで津軽海峡以北、北海道以北では大陸と共通の動物、ヒグマやイトウなどが生息しています。
ライギョも同じく大陸系の動物で、放流された魚ではなくネイティブだと言う意見をチラホラ聞くのですが真偽がいかがなんでしょうかね。

気になります。

レガシィとの旅 その47 沖縄県 ④2013年10月08日 12:41

次は沖縄県④です。

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さて、沖縄県の最後、石垣島とその周辺に点在する離島です。

全てレンタカーで移動した緑色のラインで埋め尽くされています。
走りまわったのは石垣島、西表島、小浜島、波照間島になります。

竹富島、黒島にも行きましたが車を使うような島では有りません。

渡って無い島は鳩間島、この島も車は使えないですね。

そして新城島、この島も車は使えませんしちょっと特殊な島のようなので今後訪れる可能性は低い気がします。

残るは与那国島、この島は車が使えるようですし、いつか行く事になると思います。

石垣島で今まで日記にしていない事、好きな場所となるとどうしても釣りのポイントそのものになってしまします。

なので詳しく書くのも憚られ、何を書くかちょっと悩みましたが、こんな場所とか。

パチンコ屋

石垣市街地から最も離れたパチンコ屋です。

島に行ってパチンコをする訳では無いのですが、貴重な休憩兼トイレポイントです。

中にはキッチリ冷房の効いた休憩室とカキンと冷えた飲み物の自販機が置いてあって、暑さに参った時のリフレッシュに最適の施設です。
市内から反時計廻りに島を廻って来ると最後のコンビニがこのパチンコ屋の手前に有るっきりで、この先一軒もコンビニなどが有りません。

本当に良くお世話になったものです。

最近新しい空港がこの先に出来たのでちょっとこの状況は変わったかも知れませんね。

本当にどうでも良い、しょうもない情報でした。

どん詰まり

西表島の車で行ける一番端っこです。
この先には船でしか行けない船浮集落が有り、またその奥にはクイラ川などのチャーターボートで訪れたマングローブ林が広がっています。

これより西で車が走れる道を探すには与那国島へ渡る必要が有ります。

竹富島

典型的な観光地、竹富島です。
私は滅多に観光地には近づかないのですが、この島は珍しく気に入りました。

観光客が少ないシーズンだったせいも有りますが、静かな集落と白砂の道の赤瓦が実に素晴らしいコントラストを描いていました。

釣り場は無かったので私はもう訪れる事は無いと思いますが、石垣島に観光に来る事が有れば一度は訪れる価値が有る島だと思います。


この島は移住したい候補地の最右翼に当たります。
島の友人も出来、また東京で出会った友人も移住しています。

町の大きさも沖縄以南では最大、遊び場所も有り、内地からの移住者も多く、地元の人も比較的移住者に慣れています。
また釣り場としても優秀、近くに複数の離島が有って、ポイント探索の楽しみも事欠きません。

島特有の人間関係は面倒なのだと思いますが、一度はじっくりと生活したいものです。

レガシィとの旅 その47 沖縄県 ③2013年10月06日 10:37

次は沖縄県③です。

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宮古島、良い島です。

海の美しさはおそらく離島で一番。
流入する大きな河川が無い為に濁りが入らないのが理由のようです。

町もそれなりの大きさで良い居酒屋、美味い店もいくつか有って住んでみたくなる要素が満載の島です。

しかし、この島も私の移住したい場所の候補からは外れます。

その理由は、オトーリの存在です。

オトーリと言うのは、居酒屋だろうが親戚間の飲み会、ご近所の宴会であろうが始まってしまう、一気飲みに似た宮古島の風習です。

基本、親が決められ一席ぶった後に一気にコップの泡盛を飲み干し、そのコップを隣に渡し、同じく一言喋って一杯を一気飲み。
飲み終わったら隣に渡して、同じく一言喋って一杯を一気飲み。

一周してコップが親に帰って来たら隣へ回して隣が親となり、一席ぶって一気飲み。
そして、隣へコップを回して一言喋って一気飲み。

そして一気飲み、一気飲み、一気飲み、の連鎖が始まる訳ですね。

宮古島では酒の席ではこの風習が当たり前になっていて、自分のペースで飲んだり語ったりするのは宮古島の流儀に反する扱いとなる可能性が有るようです。

私は酒は好きでかなり飲む方ですが、好きな肴で好きな酒を好きなペースでやりたい方です。
付き合いで飲むのは嫌いですし、増してや人に強制されて飲む気は有りません。

島の濃密な近所付き合いさえ出来るとは思えない自分が、オトーリ文化に馴染めるとはとても思えない、これが移住候補から外れる理由ですね。

とは言え、この島は魅力溢れる素晴らしい島です。
オトーリさえ無ければこの島に住んでみたいのですけどね。

何箇所か私の好きな場所をGooglEath頼りに置いてみます。

下地空港

沖縄本島~宮古島~石垣島~西表島~波照間島。
私が訪れた島の景色の内、もっとも美しく心に響いた景色がこの空港先端から沖を眺めた景色です。

航空写真を見ると分かりますが、空港先端を中心に浅いシャローフラットが数キロもの沖合いへ広がっています。

そしてこのシャローに太陽が射した時、この浅瀬全体が海がエメラルド色に輝きます。

その美しさは言葉で伝えるのは私の力では難しいので、ぜひ訪れて頂きたいと思います。

来間大橋

この橋からの景色も素晴らしいですね。
何故宮古島の海はあんなに蛍光色のような緑色なんでしょうか。

西里

この先に有る宮古島のちょっと怪しげな雰囲気も有る古い方の飲み屋街、西里。
イーザトと読みます。

これとは別に新しく明るい飲み屋街も有りますが、同じく西里と書いてニシザトと読みます。

宮古島は沖縄本島に比べればはるかに人口は少なく、飲み屋街も狭いものですがそれでも良いお店は沢山有ります。

国道390号線

両側にフクギらしき街路樹が並ぶ何の変哲も無い道なのですが、何故かこの道に差し掛かると宮古島に来た幸福感に包まれてしまいます。
本当に何も無い、普通の普通の道なんですけどねえ。

本当に私にとって魅力有る島なので、一年でも良いので住んでみたいのですが、オトーリ有る限り実現しないのだろうな、と今は思っています。

レガシィとの旅 その47 沖縄県 ②2013年10月04日 14:27

次は沖縄県②です。

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初めての沖縄訪問は散々な目に会ってしまいました。
そしてそれ以降、私は断固沖縄には行く事は有りませんでした。
沖縄の話題が出ると誰彼無くあの時の経験談を叩きつけ、アンチ沖縄そのものの存在となっていました。

そしてそれは、奄美大島の飛行機が取れなかった為止むを得ず沖縄に行くしかなく、嫌々訪れた15年後くらいまで続く事になりました。

その時はレンタカーを使用していたので、タクシーを使う事もなくてツマラナイ問題も起きず、また釣りとして初めてのエリアとなるのも有り大変に楽しめました。

果ては小場所好きの我々らしく、国際通り近く、モノレールの下を流れるドブ川、安里川でロッドを振り回して地元民に怪訝な目で見られるなど縦横無尽に遊びつくしました。

そしてその後も何度も通う事になり、沖縄そば、ステーキハウスなど美味い食べ物、行き着けの店も出来、色々な楽しみ方も見つける事が出来るようになって行きました。

そうやって再び訪れ始めた沖縄で、最も好きな場所、景色はどこでしょうか。

宮古島や石垣島だと、ここだと言える場所が有りますが、本島だと悩みます。

海の美しさ、ヤンバルの濃い緑、確かに素晴らしいと思うのですが、私の感性から言うとそれは本島の特徴を現しているとは思えません。

やはり、ここでしょう。

普天間

ゲート通り

パークアベミュー

生活、文化のあらゆる面でのアメリカとの深い関わりが本島の特徴であり個性だと私は思います。

それは日本の他の地域では見られない際立った特徴だと言えます。

一般的尺度で見ると、美しい自然や風景などの限定された範囲では、本島はやはり離島にはかなわないと思います。
しかし自然だけに限らずトータルで見た時、本島を本島として特別な存在に出来るのはアメリカ統治時代を経て得られた沖縄アメリカチャンプルー文化ではないかと私は考えます。

難しい時代に入っていますが、今後の沖縄がどこに向うのか楽しみでも有り、心配でも有りますね。