沖縄本島 ③2020年07月20日 10:45

2020_06_30_01_善1.JPG


そしてコザでの夕食です。

お店は居酒屋 善。
私が知る範囲ではコザで魚を食べるならイチオシのお店です。

とは言え、訪れたのは3度目。
何度かチャレンジはしてみているのですが、釣り旅の中で立ち寄る関係で予約時間を決めるのが難しく満席続きでなかなか入れないんですよね。

2020_06_30_01_善2.JPG


メニューには地の魚が豊富なのですがこの日はグルクン3品を頼んでみました。
かなり大き目のグルクンを刺身、唐揚げ、お寿司の3種類の料理にして出してくれます。

そしてこの日はラッキーな事にオスのグルクンに当たったので白子ポン酢が付いて来ました。
繁殖シーズンのみの特典ですね。
グルクンのお寿司は初めてでしたが、刺身でも美味しい魚。
美味いに決まってますよね。

2020_06_30_01_善3.JPG


そしてマチのニンニクバター焼きです。

マチは沖縄でのフエダイ類の総称です。
関東でも高級魚とされるオナガダイなどもフエダイ、ヒメダイの仲間ですね。
しかしこの一品の魚は判別出来ませんでした。
かなり大型のマチなので沖縄で一般的なオオヒメダイ(マーマチ)なんだろうとは思いますが確証は有りません。

で、魚種は何でも良いのですが、これがとにかく美味い。
沖縄で一般的に使われるアメリカ生まれのチープな味のバターと言うかマーガリン、ニンニク、レモンが比較的あっさりしたマチにコクを与えています。
ちなみにマーガリンはホリディーマーガリンというのが定番らしいですね。

2020_06_30_01_善4.JPG


そしてシメのソーメンチャンプルーです。

で、気づいたのですがこのお店のソーメンチャンプルーは他のお店で食べた物と少し違います。
他の店で食べたソーメンチャンプルーは焼きビーフンのように野菜とソーメンの炒め物感が強いのですが、見て分かるようにこのお店のソーメンチャンプルーは火の通った油多めの具材と麺の和え物の印象がかなり強く感じられます。

この味は奄美大島の郷土料理の油ソウメンに通じます。
と言うか、油ソウメンそのもののように思えます。
ひょっとしたらこのお店の関係者の方で奄美大島出身者の方がいらっしゃるのかも知れませんね。