台湾高雄市 中国語学校 あらためて ㉝ ― 2019年05月29日 13:51
九曲堂駅に到着しました。
高雄駅から時間にして30分ほどでしょうか。
それほど田舎では有りませんが周辺に大きなビルなどは建っていないようです。
昨日の疲れから出発が少し遅れてしまい、到着したのは12時過ぎ。
まずは駅周辺で昼食を摂る事にしました。
駅周辺をうろうろしてみた結果入ったのはこの店、華美麺食館です。
店員さんにネイヨン、つまりイートインを告げて店内に入ると、ごはん類は終わって麺だけが残っているとの事。
麺しか興味が無い私にとっては望むところです。
片言の中国語でオーダーしていると、店員さんが奥から年の頃は20台後半の若い女性を呼び出して来ました。
驚いた事にこの女性が日本語がペラペラ。
年老いた私よりシャキシャキとした日本語に圧倒されるほどです。
話を聞くと横浜の学校に通っていたそうで、そこで日本語を習得したとの事でした。
しかし、数年外国に住んでいただけでここまで会話出来る人も居る訳で、語学の才能という物は確かに存在するものだと自分と比較して深く感じ入る気持ちでした。
どうやらこのお店では日本人のお客さんは滅多に無い、と言うか初めてらしく店員さん一同大変喜んでくれました。
頼んだのはお勧めの排骨麺。
陽春麺も頭に浮かんだのですが、店員さんのおすすめに従ってみました。
味はお勧めとおりの納得の美味さ。
麺は台湾では比較的珍しい平打ち麺。
スープも少数派の旨味が濃厚なタイプですが、脂は強く有りません。
揚げ物ももちろん完璧。
日本の肉と比較するとかなり旨味の強い豚肉と調味料をまぶした薄めの衣がサックリ揚がってあっさりスープにコクを加えて良いバランスを見せています。
これで80元、300円ほどと素晴らしいお得感です。
満足の食事を終えて店を出ようとすると店員さんが呼び止めて来ました。
手には一つのレンブ、私の最も好きな果物です。
暑い中自転車で出発する私のために、冷たく冷えた果物をプレゼントしてくれるとの事です。
台湾の旅をすると色々な人たちと出会い、日々楽しい思い出が積み重るものですが、このお店も忘れられない思い出の一つとなりました。
さ、出発しましょう。
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