台湾高雄市 中国語学校 あらためて ㉘2019年05月08日 13:55

朝が来ました。
この日は1月3日。
中国語の講義もこの日が最終日です。
正月休みを挟んで11日間、充実した日々が続きました。
この日も講義は夕方6時から始まるので、それまでは自転車でポイント探索です。

2019_04_29_02_ランボルギーニ


最寄りの駅へ向かう途中で見かけたランボルギーニ。
ウラカンですかね。
高級車ですが無造作に歩道に路駐しています。
台湾ではボロボロの車も多く走っていますが、こんな高級車も数多く走っています。

この日目指すのは高雄市の南部、レッドライン草衛駅で自転車を借りて右回りで高雄空港周辺を一周しその後小港駅西の港湾地区をチェックする計画です。
この探索が終われば高雄市の地下鉄で行ける東西南北、すべての終端から自転車で行ける範囲の探索が完了します。

2019_04_29_02_小港1


走ってみて分かったのですが、この辺りは大きな工場地帯になっており川、水路を流れる水はかなり汚染されていて魚が住める環境では無さそうです。
例えばこの水路もゴミだらけでわずかに覗く水面も真っ黒でとても魚が住めるようには見えません。

2019_04_29_02_小港3


比較的大きな川ですが、流れる水は青白色でおそらく硫化水素が発生しているのでしょう。
まあ、死の川ですね。
諦めて海へと向かいます。

2019_04_29_02_小港2


小港駅の南から南西方向の海へ向かうルートは工場地帯を抜ける完全な産業道路です。
トラック以外、人っ子一人居ない二輪専用道路を海に向かいます。

2019_04_29_02_小港4


ようやく道路の終点、紅毛港辺りまでやって来ましたが道路の両側は工場の敷地が広がり海へ出るルートは有りません。

わずかに数軒の檳榔屋さんが店を開いているのみです。
この辺りの工場に勤める人たちが仕事明けに利用しているのか、数人の作業着の男たちがもうろうとした様子で横になったまま口を動かしているのが見られます。

結局どうしても海に出る事が出来なかったので仕方なく引き返す事にしましたが、この辺りは海に突き出した半島です。
半島先端には紅毛港文化園區という観光施設も有るようですが、自転車で行くには自動車専用の危険な道路しか無さそうで諦めるしか有りません。
地図を見た範囲では市内方向にショートカット出来る橋も有るようですが、これも工場の敷地内でアクセス出来ません。
やむをえず来た道をそのまま引き返す事にしました。
この引き返しだけで約10キロのロス。
暑い中、さすがに自転車を漕ぐ足も重く感じる道のりでした。

結局この日も約30キロの探索の旅となりました。
自転車での移動とは言え、毎日ママチャリでの30キロの移動を繰り返すとさすがに疲れが出て来たように感じます。